俺の愛した女は風俗嬢.
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#1 [亮太]
お前は汚くなんかないで
最高に綺麗で…最高の女
>>2 アンカ
>>3 感想板
:09/06/12 03:41 :P905iTV :Cem1CHC6
#2 [亮太]
:09/06/12 03:44 :P905iTV :Cem1CHC6
#3 [亮太]
:09/06/12 03:44 :P905iTV :Cem1CHC6
#4 [亮太]
俺、亮太。当時21歳
高校退学になってから先輩のつてで鳶職
当時もずっと鳶続けてた
そんな俺の恋物語…
:09/06/12 03:48 :P905iTV :Cem1CHC6
#5 [亮太]
いつものように仕事…
毎日つまらんわー
その日の仕事が終わってから先輩に飲みに連れて行かれた。
行きつけの居酒屋。
2時間もすれば先輩はぐずぐずの酔っ払い。
俺がタクシー捕まえて先輩を送り届ける
いつもの事。
…でも今日は違った
:09/06/12 03:52 :P905iTV :Cem1CHC6
#6 [亮太]
「よっしゃ!亮太ホテル行こか!デリ呼ぶで!」
は…?
俺はデリなんて呼んだ事ない。勘弁してくれよ
俺溜まってねーし
:09/06/12 03:53 :P905iTV :Cem1CHC6
#7 [亮太]
そんな先輩に引きずられ近くのラブホ
部屋を2つ選んで先輩は
「ワシが呼んどいたる!部屋で待っとれ」
そう言うとそそくさ部屋に入って行った
しゃあなしに俺は点滅してる部屋に入った
:09/06/12 03:56 :P905iTV :Cem1CHC6
#8 [亮太]
これがお前…
七海との出逢いやってんな。
:09/06/12 03:59 :P905iTV :Cem1CHC6
#9 [亮太]
俺はどうしていいか分からず…まあテレビ見ながら煙草吸ってた
20分後
「ピンポーン」
と部屋のインターホンが鳴った
俺、素で焦った。笑
:09/06/12 04:01 :P905iTV :Cem1CHC6
#10 [亮太]
ちょっとドキドキしながら開けると小さい女の子が立ってた
「こんばんは」
とにっこり笑顔
俺は
「あっどーも」
そう行って女を中に入れた
入ってすぐ「七海です」
と軽く自己紹介された。
当時、七海は18歳
身長157ゆーてたな?確か笑
第一印象はとりあえず
ちび
:09/06/12 04:04 :P905iTV :Cem1CHC6
#11 [亮太]
俺は184あるからちびとしか思えない
まぁ可愛らしい女の子だった
「時間どうされますか?」
って…知らねーよ笑
先輩に何分で入ったか電話したら90分で入ったとの事。
合わせて俺も90分にした
「21000円になります」
ってたけーよ笑
財布から金を取り出し七海に渡した
:09/06/12 04:09 :P905iTV :Cem1CHC6
#12 [亮太]
今日は一旦ここで切ります。
:09/06/12 04:10 :P905iTV :Cem1CHC6
#13 [亮太]
寝れないので続き書きます
―――――――――
「ねぇ何歳?若いやろ?」
この子笑顔可愛いなーなんて思いつつ
「21やで。自分のが若いやろ?」
「やっぱ?うち18やで」
一瞬俺犯罪…?ってビビったけど違うよな笑
「お風呂貯める?シャワーにする?」
と聞かれ俺は
「いや…何もせんでええよ。俺先輩に連れて来られただけやし」
そう言うと七海はちょっと考えて
「じゃあお話しよ」
そう言ってまた笑った
くそー
可愛いぞ笑
:09/06/12 05:42 :P905iTV :Cem1CHC6
#14 [亮太]
「名前聞いてもええ?」
「亮太やで」
「じゃあ亮太君で。
亮太君の話聞かせて?」
そう言われて俺は簡単にまとめて自分の話をした。
「うん、うん」と相槌をうちながら聞いてくれる七海を見て何故か安心した…
俺も七海の話を聞いた
でも昔の事を話す七海は上の空?みたいな。
こいつ辛い過去持ってんやろか?何て思いよったら左手首の傷が目に入った
:09/06/12 05:51 :P905iTV :Cem1CHC6
#15 [亮太]
何個か切った跡があったけどまだ新しい傷もある
「答えたくなかったら何も言わんでええ。この傷どしたん?何か辛い事あんねんな?やっぱ仕事か?」
そう言うと七海は一瞬え…?って顔をして手を隠した
「ごめんな。気に障るような事言って。」
七海は横にぶんぶんと首を振って
「お客さんに話してる時気付かれたの初めてでちょっとびっくりした。皆あたしの事は抜く為の玩具としか見てないから…」
そう話す七海はほんまに辛そうでした
:09/06/12 05:58 :P905iTV :Cem1CHC6
#16 [亮太]
目に涙いっぱい溜める七海を見て
つい抱き締めてしまった
:09/06/12 05:59 :P905iTV :Cem1CHC6
#17 [亮太]
「俺がなんぼでも話聞いたる。俺を客としてじゃなくて友達感覚でみてよ。ほんなら話せるやろ?」
そう言って頭を撫でると七海は何度も頷き静かに話し始めた。
:09/06/12 06:04 :P905iTV :Cem1CHC6
#18 [亮太]
七海には16の頃から付き合ってた男が居た。でも七海が18になる少し前に男の借金が発覚。別れようと思い男に別れを告げると男は豹変。
殴る蹴るの暴力のあとに腕に煙草を押し付けたり(いわゆる根性焼き)して来たという。典型的なDVだ。
:09/06/12 06:08 :P905iTV :Cem1CHC6
#19 [亮太]
男は泣き叫ぶ七海を見て急に「ごめん…もう絶対こんな事しないから!」と泣きながら謝って来た。これもDVの特徴やね。
でもそれからは酷くなる一方。むしろDVと言うよりただの暴力だ
七海が怖くて何も言わないのを言い事に暴力は激しさを増すばかり。七海は男に
「どうしたら解放してくれる…?」
と聞くと男は自分の借金を全部返せと言い出した
合計680万
:09/06/12 06:13 :P905iTV :Cem1CHC6
#20 [亮太]
「そんな大金無理だよ…」
と言う七海に男は
「風俗でも何でも行けや!」
と言いまた殴る蹴るの暴行…
七海の有無も聞かず男の知り合いの店(今働いてる店)に連れて来られた
そして今はしたくもない仕事をして借金を返してると言う。
俺は涙が出そうやった
:09/06/12 06:18 :P905iTV :Cem1CHC6
#21 [亮太]
七海は無言で服を脱ぎ始めた。
俺は「ちょい待て!お前何しよん?」
七海は下着姿になり後ろを向いた
俺は絶句した
七海の背中には数えきれない程の傷ややけどの跡
「全部その男にやられた」
と七海は涙を流してた
:09/06/12 06:22 :P905iTV :Cem1CHC6
#22 [亮太]
なんで女の子にこんな事するんや…信じられん。
もしかしたら同情かもしれん。でもほっとけんかった。助けてやりたかった
俺は七海にそっと服を掛けてまた抱き締めた
「辛いな。俺に出来る事は一つしかないけど力になるで」
:09/06/12 06:26 :P905iTV :Cem1CHC6
#23 [亮太]
「え…?」
と言い七海が振り返った
「俺は何もしてやれんけどお前の売上に貢献する事は出来るで
早く借金返してこんな仕事辞めようや」
「そんな事頼めない。亮太君はちゃんと自分の人生送って」
「俺の人生やで?好き放題やるわいや
気にすんな」
何でこの女に対してこんな事思ったんかは知らん笑
あって一時間も経ってないのにね。人間ってよう分からんな笑
:09/06/12 06:32 :P905iTV :Cem1CHC6
#24 [亮太]
七海は泣きながら「ありがとう…」
と何回も言いよったな
そんなこんな話してる内に10分前コール
うぇ?!時間経つん早っ
七海の顔見ると化粧ボロボロ笑
「はよ化粧直しいや笑」
そう言って笑いあった
これが俺等の始まり
:09/06/12 06:37 :P905iTV :Cem1CHC6
#25 [亮太]
仕事行くので一旦切ります。
言い忘れてましたが自分大阪と広島に住んでたんで方言ごっちゃになってます
読みにくくてすいません。なるべく標準語で書くよう努力しますんで。
ではまた更新します
:09/06/12 06:40 :P905iTV :Cem1CHC6
#26 []
あげっ!
:09/06/12 19:28 :SH906iTV :☆☆☆
#27 [亮太]
>>26さん
あげありがとうございます
少しですが更新します
:09/06/12 19:56 :P905iTV :Cem1CHC6
#28 [亮太]
それから七海とホテルの入口でばいばいした。
先輩に電話すると泊まって帰るとの事。俺はタクシー捕まえて家に帰った
家に入ると愛犬のポメラニアン♀かんながいつものように俺を出迎えてくれた
:09/06/12 19:58 :P905iTV :Cem1CHC6
#29 [亮太]
「かんな〜ただいま
遅くなってごめんな」
そう言って抱き抱えるとかんなは「ワン!」と言って顔を舐めてくれた
可愛い俺の唯一の家族…
:09/06/12 20:02 :P905iTV :Cem1CHC6
#30 [亮太]
風呂に入りながら頭に浮かぶのは七海の事…
初対面の何も知らない女に
俺は恋をしたんだ
:09/06/12 20:08 :P905iTV :Cem1CHC6
#31 [亮太]
次の日起きて仕事に行った
てか俺…七海の店の名前知らねーや。
連れてってもらった先輩に聞くと
「おっ亮太はその子にハマっちゃったか〜?」なんて茶化しながらも教えてくれた。
その日からバリバリ働いた俺
ヤれる女(セフレ)なんていくらでも居た。メモリなんてほとんど女…
それを全部消してアドレスも変えDSで番号も変えた
何故そこまでしたのか自分でも分からん笑
:09/06/12 21:13 :P905iTV :Cem1CHC6
#32 [CHI-]
呼んでます〜(*^-')b
続き気になる´∀x
:09/06/13 00:31 :W61SH :☆☆☆
#33 [亮太]
>>32さん
ありがとうございます
続き書きます
:09/06/13 02:14 :P905iTV :k5U5g0xs
#34 [亮太]
七海に逢ってから3日経った
その日は休みで昼過ぎまで寝てたら携帯の着信音で目が覚めた。
相手は親友の健。
「あ?」と愛想なく出る俺とテンション高い健。
「寝よーた?今から亮太ん家行くけ」
それだけ言って一方的に切られた。
起きようと思ったけど睡魔には勝てねーよな笑
:09/06/13 02:19 :P905iTV :k5U5g0xs
#35 [亮太]
しばらくするとまた携帯の着信音と家のインターホンが連呼される音とかんなの鳴き声で目が覚めた。
おっとーしくった笑
急いで玄関を開けるとイライラオーラ全開の健
あちゃー笑
「わり。寝てた」
「煙草と飯おごってな」
そう言ってにーっと笑う健が心の底から憎かった笑
:09/06/13 02:25 :P905iTV :k5U5g0xs
#36 [亮太]
「いきなりなんだよ?」
と煙草に火をつけながら健に聞くと
「亮太さ、まゆとか愛とかその他もろもろ…女ぶちったん?」
今出て来た名前の女等はセフレ
「あー全部メモリ消した」
「は…?あっ亮太熱ある?!」
俺のおでこを触って「いや、ないな…えっでも何で?えっ?」
っと一人テンパる健
そりゃそーだ。
暇さえあれば2人でナンパに出掛けて適当に女捕まえてヤりあげてたしな笑
まあ、俺はヤリチンだ
:09/06/13 02:30 :P905iTV :k5U5g0xs
#37 [亮太]
健に七海の事話すか迷った。
でもやっぱ健は俺の親友だし相談とかもしたかったから七海の事やメモリ消した理由など全部話した
「亮太が本気なら俺は応援する。でも騙されてるって事はないよな…?」
なんて心配そうに言う健
それは最初俺も思った。
でもあれが全部演技なら七海は相当な役者だよ笑
それにどうしても嘘には思えなかった
「大丈夫、大丈夫。」
「なら俺は応援するぜ」
そう言ってくれた。
健、ありがとな
:09/06/13 02:36 :P905iTV :k5U5g0xs
#38 [亮太]
「でも亮太が一人の女にそこまで惚れるなんて信じらんねーな
ヤリチン亮太君がね〜…ふーん…むしろ笑えるな」
「どつくぞ」
健はわりぃわりぃとか言いつつ気付いたら夢の中へ旅立ってた
こいつどんだけだよ…笑
:09/06/13 02:39 :P905iTV :k5U5g0xs
#39 [亮太]
俺は冷蔵庫の中にある物を適当に食べてから健を置いてかんなと散歩に出掛けた。
いつもの公園でかんなとフリスビーで遊んでたら…
「あれ…?七海?」
そう、俺の大好きな人が居た
:09/06/13 02:44 :P905iTV :k5U5g0xs
#40 [亮太]
俺はすぐかんなを抱き抱えて七海の元に行き肩を叩いた
振り向いた人はやっぱ七海
こんな事あっていいのかよ…神様が居るならすげー感謝
:09/06/13 02:46 :P905iTV :k5U5g0xs
#41 [亮太]
「亮太君じゃん!」
にっこり笑う君は天使ですか笑
七海はすぐかんなに気付いて
「きゃー可愛い!男の子?女の子?」
と興奮気味に聞いてきた
「女の子。かんなやで」
そう言うと
「かんなちゃんか〜可愛いね。抱っこしてもいい?」
と目を輝かせながら聞いてきた。見てる俺は幸せな気分になれた
かんなをそっと渡す
ニコニコしながらかんなを撫でる七海に見とれてしまった
:09/06/13 03:31 :P905iTV :k5U5g0xs
#42 [亮太]
それから2人でベンチに座りながら話した
「ってか店の外でお客さんと話したら駄目なんよ」
「えっ何で?」
「店の決まりみたいなもん」
「俺何も知らんかって普通に話掛けてもたわ。わりぃ」
「亮太君はいいよ」
何か俺だけ特別な気がして嬉しかった
:09/06/13 03:35 :P905iTV :k5U5g0xs
#43 [亮太]
俺は一人舞い上がりながらかんなの事や健の事を話してた。他にも七海の話を聞いたり幸せな時間が流れてた。
20分位話してたら七海が時計を見ながら
「やばい。帰らなきゃ。今日も仕事なの…」
沈んだ顔でそう話す
「今日逢いに行くな。」
「え…?」
「絶対行く。じゃけ無理せず頑張るんよ。約束な」
そう言って小指を差し出すと七海はにっこり笑って小指を絡めてきた
「「約束」」
俺この時絶対顔きもかったよ笑
:09/06/13 03:52 :P905iTV :k5U5g0xs
#44 [亮太]
七海はかんなを撫でてから俺に
「じゃまたあとでね」
にっこり笑って帰って行った。
こんな事ってあるんだな…俺超幸せだよ
コンビニに寄ってからかんなと家に帰宅。
健はまだ夢の中
俺はさっきの事を話したくて寝ている健を蹴って起こした笑
:09/06/13 03:56 :P905iTV :k5U5g0xs
#45 [亮太]
不機嫌な健とご機嫌な俺。
いつもと立場正反対だな笑
さっきの事を話してすっきりした俺はシャワーを浴びて髪をセットした
気付けばもう19時。
着替えて健と街へ飯食いに出た
:09/06/13 04:02 :P905iTV :k5U5g0xs
#46 [亮太]
いつものラーメン屋に入ろうとしたら健が
「亮太の奢りやにラーメンとかもったいねーし。肉食い行こ」
とルンルンで歩く健。
一発殴ったろか思ったけど今日くらいええか…なんてらしくない俺
てかさ、
男2人で焼肉ってどーよ笑
:09/06/13 17:33 :P905iTV :k5U5g0xs
#47 [亮太]
まっ焼肉屋について久し振りの肉にがっつく2人。
飲んで食って気付けば22時前。
俺は七海んとこ行くつもりじゃったけ会計を済ませてタクシーに健を詰め込んで運転手に健の家の住所を伝えて見送った。
わりぃな健。笑
:09/06/13 17:37 :P905iTV :k5U5g0xs
#48 [亮太]
少し肉屋の外で酔いを覚ます。
それから七海の店に電話。何か知らんけどすげー緊張した笑
数回呼び出した後、愛想のいいお兄さんが電話に出た
七海は今接客中で30分後に空くとの事。予約して俺はホテルに向かった
ラブホに一人で入るって何か勇気いるよな笑
:09/06/13 17:42 :P905iTV :k5U5g0xs
#49 [亮太]
部屋に入ってもう一回店に電話し、部屋番号を伝えて切った
冷蔵庫からビールを取り出しテレビ見ながら時間を潰す
:09/06/13 17:44 :P905iTV :k5U5g0xs
#50 []
頑張って―:09/06/14 13:54 :N906i :2HUcOQUg
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