偽りの“ジン”...
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#290 [我輩は匿名である]
『は!?何もないし!男ネタなっしんぐやわ』


「ふ〜ん、その割にさっきから携帯ブーブーブーブー鳴ってね?」


誠二はマナーモードにしていた私の携帯を指摘した。

⏰:09/08/26 01:16 📱:N904i 🆔:gB/kH802


#291 [我輩は匿名である]
はい。



確かに男性からの連絡でしょう。



でもどの人も私を“桃”と思っている下心丸見えの男たちだ。

⏰:09/08/26 01:22 📱:N904i 🆔:gB/kH802


#292 [我輩は匿名である]
「まぁ理沙も色々あんのよ!」


『うんうん』


「え〜何だよ〜!教えろよ〜!俺たちの仲だろ!」


『やだ〜絶対引くもん』

⏰:09/08/26 01:39 📱:N904i 🆔:gB/kH802


#293 [我輩は匿名である]
「ひかないって!気になるし教えてくれよ〜」


誠二は必死にお願いした。


「理沙、誠二ならいいんじゃない?絶対他の人には喋らないだろうし」


『う〜ん………』

⏰:09/08/26 01:48 📱:N904i 🆔:gB/kH802


#294 [我輩は匿名である]
誠二は絵里の彼氏であり、私にとって信頼できり一人だ。


誠二なら話しても害はないだろう。


『まぁ…いいけど。誰にも言わないでよ?』


私は誠二にジンの話をすることにした。

⏰:09/08/26 02:03 📱:N904i 🆔:gB/kH802


#295 [我輩は匿名である]
『…、というわけです。』


私は一通り誠二に話した。


「ありえねー!そのジンってやつ!!」


誠二は大きな声で言った。

⏰:09/08/26 02:25 📱:N904i 🆔:gB/kH802


#296 [我輩は匿名である]
「理沙も理沙。出会い系なんてすんなよ。」


『…反省してます。』


「今もジンからの着信ひどいのか?」


『毎日だね。』

⏰:09/08/26 02:29 📱:N904i 🆔:gB/kH802


#297 [我輩は匿名である]
「よし!俺がガツンと言ってやる!!」


『は!?』


「理沙の彼氏のふりして理沙を諦めるよう言ってやるの!!」


誠二ははりきって私にそう言ってきた。

⏰:09/08/26 02:34 📱:N904i 🆔:gB/kH802


#298 [我輩は匿名である]
「いいね!いいね!それ!やってみよう!」


絵里もノリノリだ。


『いやいや、ヤバイって。』


「理沙はこのままでいいのかよ?」


誠二が言った。

⏰:09/08/26 04:12 📱:N904i 🆔:gB/kH802


#299 [我輩は匿名である]
『…よくないけどさ。』


「このままじゃ悔しいだろ?」


『うん』


「じゃあ一発言ってやらな!」

⏰:09/08/26 15:07 📱:N904i 🆔:gB/kH802


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