偽りの“ジン”...
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#401 [我輩は匿名である]
バラバラになったパズルも時間をかけてピースを合わせて元通りにできる!桃は桃のままでいい。俺が桃を変えてやるよ!今は糞みたい男に目が言ってるのも桃の大きな過ちだってことを俺が気づかせてやるよ。
勘違いの気持ちだってことを。今でも桃に伝えたいことはたくさんある。
だけどどう伝えればいいか手紙じゃ難しいよな。

⏰:09/09/01 05:00 📱:N904i 🆔:SJoEFttA


#402 [我輩は匿名である]
だから言葉で伝えたい。
明日18時初めて俺達が会った○○で待ってます。






来てくれなかったら死にます。


ジンより”

⏰:09/09/01 05:03 📱:N904i 🆔:SJoEFttA


#403 [我輩は匿名である]
(死にます…って、、、
冗談でしょ?)


私は手紙を読み終わり身震いした。


なんでいつもジンはこんな自分勝手なんだろう。

相手を困らせることしか言わない。

⏰:09/09/01 14:16 📱:N904i 🆔:SJoEFttA


#404 [我輩は匿名である]
しかも明日18時っておもいっきりバイトだ。


行けないし、もしバイトがなくても行くつもりもない。


だけど最後の言葉“死にます”が私の気持ちをモヤモヤさせた。

⏰:09/09/01 14:28 📱:N904i 🆔:SJoEFttA


#405 [我輩は匿名である]
でも私はジンのハッタリだと分かっていた。


ジンにそんな度胸はない。


(気にするのは辞めよう)


そう思い私は眠りに就いた。

⏰:09/09/01 14:31 📱:N904i 🆔:SJoEFttA


#406 [我輩は匿名である]
お昼に目が覚めバイトの準備をした。


今日は17時入り。


携帯を見てもジンからの着信はない。


(良かった…。)

⏰:09/09/01 14:58 📱:N904i 🆔:SJoEFttA


#407 [我輩は匿名である]
『おはようございます』


「おはよ!」


17時私はバイトに入り、
あっという間に一時間。


(18時だ…)


ジンが一方的にした約束の時間。

⏰:09/09/01 15:19 📱:N904i 🆔:SJoEFttA


#408 [我輩は匿名である]
q゚)ドキドキ

⏰:09/09/01 19:25 📱:F906i 🆔:JXbYARJw


#409 [名無し]
>300-400

⏰:09/09/01 21:51 📱:N906i 🆔:ZQWH5nfo


#410 [名無し]
>>300-400

⏰:09/09/01 21:52 📱:N906i 🆔:ZQWH5nfo


#411 [我輩は匿名である]
ありがとうございます

⏰:09/09/02 03:56 📱:N904i 🆔:m/cLPRD6


#412 [我輩は匿名である]
(今頃ジンの奴待ってるだろうな…。)


行かなかったことに怒ってるかもしれない。


復讐されるかもしれない。


死ぬかもしれない。


考えれば考えるほど恐かった。

⏰:09/09/02 03:59 📱:N904i 🆔:m/cLPRD6


#413 [我輩は匿名である]
「理沙さん、もう上がっていいよ。」


『はい。お疲れ様です!』


ジンのことを気にしながらも、そんなこんなで23時。

お店もだいぶ落ち着いて私は23時上がりになった。

⏰:09/09/02 04:04 📱:N904i 🆔:m/cLPRD6


#414 [我輩は匿名である]
更衣室に戻り携帯を見た。


“不在着信あり ”


(ジンからかも…)


私は着信表示した。

⏰:09/09/02 04:08 📱:N904i 🆔:m/cLPRD6


#415 [我輩は匿名である]
(うわ、ひどっ…)


予感はしていた。


だけど画面を見て、私は呆気にとられた。

⏰:09/09/02 04:19 📱:N904i 🆔:m/cLPRD6


#416 [我輩は匿名である]
ジン
ジン
ジン
ジン
ジン
ジン




全部ジンで埋め尽くされていた。

⏰:09/09/02 04:21 📱:N904i 🆔:m/cLPRD6


#417 [我輩は匿名である]
もちろんまだ着信拒否中なので全部0秒だ。


全部がジンで埋め尽くされているので、一体私に何回電話をかけてきたのかさえわからない。

⏰:09/09/02 04:24 📱:N904i 🆔:m/cLPRD6


#418 [我輩は匿名である]
“不在着信 ジン 0秒”


携帯を手に持った今もジンからの着信が表示された。


(18時から今までずっとかけてたのこいつ?)

⏰:09/09/02 04:28 📱:N904i 🆔:m/cLPRD6


#419 [我輩は匿名である]
(今も電話してくるってことは、まだ待ってんの?)

こんなにしぶとい奴だ。


今も待ち合わせ場所で私を待っていそうな気がした。


普通なら帰るだろう。


だけどジンなら待っている可能性は高い。

⏰:09/09/02 05:02 📱:N904i 🆔:m/cLPRD6


#420 [我輩は匿名である]
帰り道。


ジンが待ち合わせした場所は通り道だった。


(もしかしていたりして…)


待ち合わせから七時間過ぎた頃私は待ち合わせ場所に足を運んでみることにした。

⏰:09/09/02 05:05 📱:N904i 🆔:m/cLPRD6


#421 [我輩は匿名である]
(ジンいるかな?)


私は待ち合わせ場所から少し離れた物陰から様子を伺った。


(あっ!!あれって…)


暗くてよく見えないが、
ジンの車らしきものを見つけた。

⏰:09/09/02 05:13 📱:N904i 🆔:m/cLPRD6


#422 [我輩は匿名である]
q゜д゜;))))ガクガク

ジンいたんだ

⏰:09/09/02 18:20 📱:F906i 🆔:Lu1Y6nu6


#423 [我輩は匿名である]
いました

⏰:09/09/03 04:16 📱:N904i 🆔:NONmqpnY


#424 [我輩は匿名である]
遠くてはっきりはしない。


ただジンの車のような気がする。


(どうなんだろ?)

するとその車の運転席から、キラキラっと光ものが見えた。

⏰:09/09/03 04:20 📱:N904i 🆔:NONmqpnY


#425 [我輩は匿名である]
きっと携帯のランプだ。


そしてそのランプはすぐ消えた。


私は急いで自分の携帯を見た。


(やっぱり…!!)

⏰:09/09/03 04:23 📱:N904i 🆔:NONmqpnY


#426 [我輩は匿名である]
“不在着信 ジン 0秒”


と表示されていた。


あの車で光ったランプと同じタイミングで不在着信。


あの車の中にいる人はジンに違いない。

⏰:09/09/03 05:24 📱:N904i 🆔:NONmqpnY


#427 [我輩は匿名である]
待っていると予感はしていた。


だけど本当に待っていると実感したとき私は怖くなってダッシュで逃げてしまった。

⏰:09/09/03 06:34 📱:N904i 🆔:NONmqpnY


#428 [ひょう]
うん、その方が良い

⏰:09/09/03 07:01 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#429 [我輩は匿名である]
この小説(∩・ω゚)イ
大好きですっっ

1日に(・3`)たくさん
更新してくれたら
とても嬉しいですP

ワガママすいませんヒホ

⏰:09/09/03 21:03 📱:W61SH 🆔:cfIAoSEg


#430 [我が輩は匿名である]
↑私もその意見に同意します。

⏰:09/09/03 21:10 📱:W54T 🆔:n9OPt5/I


#431 [我輩は匿名である]
>>429


そーゆーの迷惑だから 書くなよ

⏰:09/09/03 21:11 📱:SH706i 🆔:☆☆☆


#432 [我輩は匿名である]
>>429-430
いつ更新しようが主の自由だろ

⏰:09/09/03 21:40 📱:SH905i 🆔:☆☆☆


#433 [我輩は匿名である]
てか感想板に書けよ
読みにくい

レス失礼

⏰:09/09/03 22:29 📱:P02A 🆔:XL6BwCWY


#434 [我輩は匿名である]
すいません
バイトでなかなか更新できずじまいです

書けるときに一気に書きたいと思いますんでご了承下さいm(__)m

⏰:09/09/03 23:22 📱:N904i 🆔:NONmqpnY


#435 [我輩は匿名である]
「バイト辞めたほうがいいって!そのうち理沙殺されるかもよ!?」


『うん…』


私は絵里にジンの相談をしていた。

⏰:09/09/03 23:30 📱:N904i 🆔:NONmqpnY


#436 [我輩は匿名である]
わたしがバイトを辞めることでバイト先に迷惑をかけたくなかったが、ジンのことでバイト先に迷惑をかけるのはもっと嫌だ。


『明日もバイトだから話してみるよ』


「うん、そうしな!」

⏰:09/09/03 23:32 📱:N904i 🆔:NONmqpnY


#437 [我輩は匿名である]
「それにしてもバイト先まで突き止めて、勝手に約束こじつけて待ってるなんてジンって本当きもいね…。」


『うん。好きじゃない人に好きって追い掛けられても普通は嬉しい気持ちはあるのにジンの場合だと全然ないや。』

⏰:09/09/03 23:34 📱:N904i 🆔:NONmqpnY


#438 [我輩は匿名である]
「それだけジンを拒んでるんだね。私いつか理沙が殺されそうで不安だよ」


『辞めてよ〜!演技でもない』


「いやいや、本音だって!だから本当気をつけてね!」

⏰:09/09/03 23:38 📱:N904i 🆔:NONmqpnY


#439 [我輩は匿名である]
ジンのことで最初は面白半分だったりもしていた絵里だったけど、どんどんひどくなるジンの行動に絵里は本気で私を心配するようになっていった。


(それだけヤバイってことだよね…)


私は今の自分の現状に憂鬱だった。

⏰:09/09/03 23:47 📱:N904i 🆔:NONmqpnY


#440 [我輩は匿名である]
(ふぅ…)


携帯を見ると相変わらずのジンからの着信履歴。


“ジン”一色に並ぶ名前。


(いつになったら終わるんだろ…)


私は先が見えないでいた。

⏰:09/09/03 23:54 📱:N904i 🆔:NONmqpnY


#441 [我輩は匿名である]
次の日。


昼過ぎに目が覚めてバイトの準備をした。


(今日もジン来たりして…)


頭の中でそんな不安を余ぎっていた。

⏰:09/09/03 23:59 📱:N904i 🆔:NONmqpnY


#442 [我輩は匿名である]
『おはようございます』


「おはようございます」


バイト場に着きバイト着に着替え、仕事に就いた。


(嫌だ…)


こんなにもバイトを嫌だと思ったのは初めてだった。

⏰:09/09/04 00:04 📱:N904i 🆔:WIy8s1Vo


#443 [我輩は匿名である]
ピンポーン


ドキッ


「いらっしゃいませ!」


冷や汗がでそうなほど緊張が漂う。

⏰:09/09/04 00:29 📱:N904i 🆔:WIy8s1Vo


#444 [我輩は匿名である]
(ジン…?)


私はおそるおそる厨房から顔を出した。


若い二人のカップルだった。


(良かった…ジンじゃない)

⏰:09/09/04 00:30 📱:N904i 🆔:WIy8s1Vo


#445 [我輩は匿名である]
ジン気持ち悪い
どんな顔か見てみたいし(笑)

⏰:09/09/04 00:36 📱:SH904i 🆔:uaR08Awg


#446 [我輩は匿名である]
>>446


見せたいぐらいです

⏰:09/09/04 02:12 📱:N904i 🆔:WIy8s1Vo


#447 [我輩は匿名である]
お客さんが入ればジンじゃないかと怯え、違ったら安堵する。


そんな繰り返しだった。


(こんな気持ちじゃ仕事に集中できない。今日上がったら店長に辞めるって話そう…)

⏰:09/09/04 02:16 📱:N904i 🆔:WIy8s1Vo


#448 [我輩は匿名である]
ピンポーン


またお客さんが入った音。

「いらっしゃいませ」


『……いらっしゃいませ』


私も顔を出し、そしてその瞬間、背筋が凍り付いた。

⏰:09/09/04 02:20 📱:N904i 🆔:WIy8s1Vo


#449 [我輩は匿名である]
(…………ジン。)


避けたくても避けられない道。


どれだけ願っても叶わなかった。



またジンがバイト先に現れたのだ。

⏰:09/09/04 02:21 📱:N904i 🆔:WIy8s1Vo


#450 [我輩は匿名である]
「一名様ですか?」


「…………」


スタスタ


(はッ!?)

⏰:09/09/04 02:26 📱:N904i 🆔:WIy8s1Vo


#451 [我輩は匿名である]
ジンはバイトの子を無視して勝手に空いてる席に座った。


「あの人前の白菜キムチの人ですよね?超態度悪い!」


バイトの子が怒りながら言った。

⏰:09/09/04 02:34 📱:N904i 🆔:WIy8s1Vo


#452 [我輩は匿名である]
「あ〜あたしおしぼりとか持ってくの嫌だな〜」


「じゃあ俺行きますよ」


もう一人のバイトの男の子がそう言い、おしぼりを手に持ち、ジンのところに行った。

⏰:09/09/04 02:46 📱:N904i 🆔:WIy8s1Vo


#453 [我輩は匿名である]
「マジ態度わりぃ!」


ジンのところから戻ってきたバイトの子が怒りながらそう言った。


『どうしたの?』


私はその子に尋ねた。

⏰:09/09/04 06:41 📱:N904i 🆔:WIy8s1Vo


#454 [我輩は匿名である]
「おしぼり渡そうとしたら“そこに置け”って言って受けとらねーし、タレの説明してたら“んなのいーから、とりあえずお冷や持ってこい!”って言われたんすけど!」


(ありえない…)


話を聞いて私はビックリした。

⏰:09/09/04 06:47 📱:N904i 🆔:WIy8s1Vo


#455 [我輩は匿名である]
きっと私のせいで機嫌が悪いんだろう。


だからってバイトの子にその怒りをぶつけないでほしい。


関係ない人に迷惑をかけないでほしい。

⏰:09/09/04 06:50 📱:N904i 🆔:WIy8s1Vo


#456 [我輩は匿名である]
主です。パソコンからだとたくさん更新できると思うので、パソコンから書きますね!

>>455続き

まさかね〜とは思ったが、ジンは今日も…白菜キムチだけ頼んだ。

「つーか焼き肉屋で肉頼まないとか、まじありえないっすよね!」

バイトの子は怒りがMAXに達した様子で言った。

『あはは〜…』

私は笑ってごまかした。

どうしよう。

今日はテーブルにつかずにすみますよーに!!
  

⏰:09/09/04 08:52 📱:PC 🆔:☆☆☆


#457 [我輩は匿名である]
 
でも願いもむなしく…


ピンポーン


(…はぁ…)


私はいつもの3倍くらいのスローペースでジンの待つテーブルに行った

⏰:09/09/04 08:58 📱:PC 🆔:☆☆☆


#458 [我輩は匿名である]
『…失礼します』


「……」


なぜかジンは無言。


呼びつけておいて何様だ?と内心毒づきながらも『ご用件は?』と聞くと


「なんで昨日来なかったの?」


『…昨日ってなんですか』
 

⏰:09/09/04 08:59 📱:PC 🆔:☆☆☆


#459 [我輩は匿名である]
私はとぼけた。


読んだとか言ったら余計調子に乗りそうだから。


「手紙読んでないの??」


ジンにきれ気味に聞かれた。


『捨てました』

⏰:09/09/04 09:01 📱:PC 🆔:☆☆☆


#460 [我輩は匿名である]
「なんで??
俺心込めて書いたのに!!」


これ以上ジンの声を聞き続けるのは気持ち悪すぎて耐えられない。


私はジンの質問を無視した。


『とにかく。
ご注文お伺いします』


「んなもんねーよ!!!!
いいから答えろ!!」

⏰:09/09/04 09:03 📱:PC 🆔:☆☆☆


#461 [我輩は匿名である]
『…それならはっきり言わせてもらいますけど。気持ち悪いから捨てました!!』


「なんで桃は素直になってくれないわけ??
俺は…俺はこんなに好きなんだよ!!
いつも桃のこと考えて最近痩せちゃったんだよ?
どうしてくれるわけ??」


(は??痩せた??どこが??)


話すたびにジンのデブな体がぶるぶる揺れてて、しかも脇汗をかきまくってるの見るたら吐き気がした。

⏰:09/09/04 09:16 📱:PC 🆔:☆☆☆


#462 [我輩は匿名である]
私は…ついにジンにキれた。


ここがバイト先だってことも忘れて…


『…あんたみたいなキモデブのストーカーを好きとか言う奴がいるわけないでしょ!!
いい加減私の前から消えてよ!!
自分のしてることわからないの?
ストーカーだよ』


思ったより声が大きくなった。


言った後で、今の自分の状況を思い出したけど、遅かった。

⏰:09/09/04 09:43 📱:PC 🆔:☆☆☆


#463 [我輩は匿名である]
ジンがまた何か言い出す前に私はその場から逃げた。


裏の勝手口から飛び出して、ゴミ捨て場の横で私はうずくまった。


「先輩?」


後ろにバイトの子が心配そうに立っていた。


「大丈夫ですか〜??」

⏰:09/09/04 09:50 📱:PC 🆔:☆☆☆


#464 [我輩は匿名である]
『大丈夫…ごめん…グスッ』


「泣いてないですか??
てかあの客なんなんですかね!?
先輩がいなくなった後
お会計もせずにどっか行っちゃったんですよ!!」


『え??』


それって…無銭飲食じゃん。


「だから今店長とマネージャーが追いかけてます!!」

⏰:09/09/04 09:54 📱:PC 🆔:☆☆☆


#465 [シーサー]
ジンさいこー

⏰:09/09/04 09:54 📱:F905i 🆔:ZW30WNYY


#466 [我輩は匿名である]
どこまで他人に迷惑をかければ気が済むの?


私は呆れてものが言えなかった。


「先輩あいつにストーカー
されてたんですか?」


『…うん。まぁ』


「ありえないですね!!あのデブ」

⏰:09/09/04 09:57 📱:PC 🆔:☆☆☆


#467 [我輩は匿名である]
「先輩がシフト入ってないときにも何回か来たことあるんですよ』


「まじで?」


「はい。てかその時、うちのバイトの女の子にちょっかいだそうとしてたみたいなんですよ(笑)
あのツラでですよ!!」


ジン…どこまでも…。

⏰:09/09/04 10:01 📱:PC 🆔:☆☆☆


#468 [我輩は匿名である]
紗弥加(絵里)の件といい、このことといい。


女と見れば手当たり次第。


気持ち悪すぎる。


吐き気所じゃない本当に…。

⏰:09/09/04 10:05 📱:PC 🆔:☆☆☆


#469 [我輩は匿名である]
今日は私にしてはがつんと(?)言えた方だと思うし。


これでジンも置かれてる立場とか理解してくれたらいいんだけど。


(でも。そうはいかないだろうなー…)


なんとなく、自分でももうわかってきていた。ジンがこの程度でわかるわけがないっていうことを…。


ジンは多分病気。

⏰:09/09/04 10:08 📱:PC 🆔:☆☆☆


#470 [我輩は匿名である]
異常なんだ。


私のような普通の人間が言ってわかるなら苦労はしない。


でも、このままもイヤだ。


朝みたら履歴がジンからの不在着信だらけなのはもういや。


バイト先にまで来るジンを見るのもいや。

⏰:09/09/04 10:11 📱:PC 🆔:☆☆☆


#471 [我輩は匿名である]
このままじゃいつか自宅とかまで突き止められてしまうかもしれない。


(どうしたら…)


私は決めた。


ジンがあきらめてくれるのを待つのは辞める。

⏰:09/09/04 10:13 📱:PC 🆔:☆☆☆


#472 [我輩は匿名である]
その日は結局ジンは見つからなかったらしい。


私は戻ってきた店長に事情を説明した。


ジンからストーカーされていて、バイト先までつきとめられて、どうしたらいいかわからない。と。

⏰:09/09/04 10:16 📱:PC 🆔:☆☆☆


#473 [我輩は匿名である]
店長は私の話を静かに聞いてくれた。


一通り話し終えたあと、店長は


「それは警察に行くべきだよ」


と言った。


警察、と聞いていっきに緊張してしまった。

⏰:09/09/04 10:18 📱:PC 🆔:☆☆☆


#474 [我輩は匿名である]
「証拠とか残してあるんでしょ?」


『ハイ一応
…でも警察はちょっと』


私はこの期に及んで、まだ自分でどうにかできることだと思おうとしていた。


結局どうにもできないくせに。

⏰:09/09/04 10:55 📱:PC 🆔:☆☆☆


#475 [我輩は匿名である]
「お母さんとかは何て言っているの?」


実は私は、両親には相談していなかった。


理由は一つ


出会い系だから…


『いえ、まだ言ってません』

⏰:09/09/04 11:03 📱:PC 🆔:☆☆☆


#476 [我輩は匿名である]
「言った方がいいよ」


『はい…』


店長の言うことは間違えてない。


「今日帰ったら言ってみなさい」


『はい。
というか今日は本当に色々
すみませんでした!!』

⏰:09/09/04 11:08 📱:PC 🆔:☆☆☆


#477 [我輩は匿名である]
「いいから」


店長は本当にいい人だ。


大勢のお客さんの前であんなことやっちゃったのに…。


私は申し訳ない気持ちと、ジンへの怒りがこみ上げてきた。

⏰:09/09/04 11:09 📱:PC 🆔:☆☆☆


#478 [我輩は匿名である]
帰りはマネージャーが家まで送ってくれた。


『ありがとうございました』


「気をつけてね」


走り去る車を見送った。


家の明かりがついている。


(起きてるのかな?何て言おう…)

⏰:09/09/04 11:11 📱:PC 🆔:☆☆☆


#479 [我輩は匿名である]
気が重い。


でも、言わなきゃ。


『ただいま〜…』


台所で洗い物をしながら母が「おかえり」と言った。


チラッと横を見ると、リビングのソファに酔っぱらって寝ている父の姿が見えた。

⏰:09/09/04 11:14 📱:PC 🆔:☆☆☆


#480 [我輩は匿名である]
これはチャンスだ!!


『あ、お母さん…
いまちょっといい?』


「なに??」


この部屋では言いにくいというと、「じゃあお母さんの部屋にいなさい。ここ片付けてくから」と言われ私は二階へ上がった。

⏰:09/09/04 11:16 📱:PC 🆔:☆☆☆


#481 [我輩は匿名である]
部屋で、私は素直に今までの事情を説明した。


出会い系でのことも


夜、家を抜け出してジンに会い、山中で置き去りにされ、絵里に助けて貰ったことも


母は唖然としていたけど、怒ったりはしなかった

⏰:09/09/04 11:18 📱:PC 🆔:☆☆☆


#482 [我輩は匿名である]
「…起きてしまったことは仕方ないでしょ。そのジンさんて人どうするつもりなの」


『どうもこうも
…関わりたくないの』


「とりあえず携帯変えなさい。
番号もアドレスも。
それで警察に一度行きましょう。
何か会ってからじゃ遅いから」


話し合った結果、母の言うとおりにすることになった。

⏰:09/09/04 11:25 📱:PC 🆔:☆☆☆


#483 [我輩は匿名である]
あの〜
PCは偽物です

今勝手にこんなに更新されててビックリしました

⏰:09/09/04 11:25 📱:N904i 🆔:WIy8s1Vo


#484 [我輩は匿名である]
父にはいわないでと言ったが


言わないで警察に行けるわけないでしょ!と言われ、それは無理だった。


怒るとかなり怖い父なので、本当は耳に入れたくなかった。

⏰:09/09/04 11:27 📱:PC 🆔:☆☆☆


#485 [我輩は匿名である]
翌日


絵里にことのことを話した。


絵里は驚いていた。

⏰:09/09/04 11:27 📱:PC 🆔:☆☆☆


#486 [我輩は匿名である]
「ジンきも〜い!!」


『だよねえ…。
でも親が携帯買ってくれるってさ♪
ちょっとラッキーだよ』


「のんきなこと言ってる場合じゃないでしょ」

⏰:09/09/04 11:29 📱:PC 🆔:☆☆☆


#487 [我輩は匿名である]
『まぁね〜…
てかジン逮捕されちゃったりするかな?』


「逮捕はないんじゃない?
警察って何もしれくれんらしーじゃん」


『やっぱり??』

⏰:09/09/04 11:30 📱:PC 🆔:☆☆☆


#488 [我輩は匿名である]
『でもバイトも辞めるし!!
もうこれ以上ストーカーもできないはずだから♪』


「理沙ってそういうとこ甘いよ。
ちゃんと気をつけるんだよ!?」


まぁ確かに


甘いって言うのは否定できないけど。

⏰:09/09/04 11:34 📱:PC 🆔:☆☆☆


#489 [我輩は匿名である]
ふと携帯を見た。


“不在着信あり ”


(まさか…ジンじゃないよね…)


私は着信表示した。

⏰:09/09/04 11:40 📱:PC 🆔:☆☆☆


#490 [ありさ]
えー
偽物
ありえない

主サンいつも読んでます
頑張ってね

⏰:09/09/04 11:41 📱:N706i 🆔:3BWuPKgE


#491 [我輩は匿名である]
ピッ…


ジン
ジン
ジン
ジン





(……あいつ全然こりてない)


「なに?どおしたの」

⏰:09/09/04 11:41 📱:PC 🆔:☆☆☆


#492 [匿名]
主さんへ
感想板に書かずこちらに書いて申し訳ないです。PCの人にみてもらいたくて…

偽物だって見たらわかります。書き方が違います。あえて言いませんが。

主さん、オーダー設定を使った方がいいと思います。

⏰:09/09/04 11:42 📱:F01A 🆔:CuxKplwQ


#493 [我輩は匿名である]
『これ…』


私は携帯を絵里に見せた。


「またジンかよw」


『はぁ〜…
あいつまじ頭おかしいよ
携帯早く変えたい〜』

⏰:09/09/04 11:42 📱:PC 🆔:☆☆☆


#494 [我輩は匿名である]
リレー小説のつもりで
書き綴ってみました♪

楽しかったです(`・ω・)
ありがとうございました♪

⏰:09/09/04 11:45 📱:PC 🆔:☆☆☆


#495 [我輩は匿名である]
オーダーしたつもりが出来てませんでした
すいません初心者で

でももう終わったみたいなので

⏰:09/09/04 11:49 📱:N904i 🆔:WIy8s1Vo


#496 []
>>495

てか
自分以外わ書き込めないように
オーダー(指定許可とかいうやつ)した方がいいと思います
感想板もあるんだし。
感想あると見づらいから

⏰:09/09/04 11:54 📱:PC 🆔:WsyflQtc


#497 [チョコちむ(◎'V`☆)]
>>494

ふざけんな

お前のせいで騙された人が何人いると思ってんだよ


いくら顔がみえないネットでもやっていいことと悪いことがある

⏰:09/09/04 13:39 📱:W51S 🆔:3K/uowcg


#498 [うん]
ジンだったりしてw

⏰:09/09/04 13:58 📱:N703iD 🆔:ON2sYC0Y


#499 [我輩は匿名である]
まじでふざけんな

騙されたじゃねかーよ

毎日の楽しみなんだよ

返せよ

俺の楽しみ返せよ

お前ジンだろ

絶対ジンなんだよ

⏰:09/09/04 16:02 📱:SH704i 🆔:4hwV.fIE


#500 [我輩は匿名である]
みなさんありがとうございます

そして迷惑かけてすいませんでした


荒れるようであればやり方いまいち分かりませんが、オーダーしていきたいと思います


bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4521/

感想、意見などは感想板があるのでこちらに書いていただけると嬉しいです

⏰:09/09/04 16:13 📱:N904i 🆔:WIy8s1Vo


#501 [我輩は匿名である]
万が一ジンだったら言っときます

私はこの小説書いたことに後悔はないんで

むしろ良かったって思うから

自分がどれだけ変わっていたか実感して下さい

⏰:09/09/04 16:21 📱:N904i 🆔:WIy8s1Vo


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