微妙な10センチ。〜最終〜
最新 最初 全 
#826 [あき]
考えたら気持ち悪い女だよね。〃
だけど。
これが、私の本心。
貴方を一人占めにしたいと願った日々。
貴方と、どんな形でもいいから繋がってたいと願った日々。
貴方の傍にいたいと思った日々。
その私の全てが
叶う。
:09/12/17 01:17
:W64S
:HAXB1mOk
#827 [あき]
-あき-という女が、全身で貴方を愛した事は、忘れてもいいから。
過去にしていいから。
これだけは、忘れないで欲しい。
-あき-という存在。
私を過去にはしないで下さい。
それだけで充分だから。
:09/12/17 01:21
:W64S
:HAXB1mOk
#828 [あき]
―――――――――
今年もこの季節がやって来た。
世間は、ジングルベルが鳴り響き、幸せムードが全開のその日。
小さな炬燵を奪い合いながら
毎年、私に送られてくる北海道産の蟹を鍋で取り合い。
鍋奉行化する彼と喧嘩し。
何故か彼に、毎年差し入れられる、生クリームのケーキの苺を取り合い。
チョコレートプレート争奪戦で闘志を燃やす。
そして、蟹とケーキで満腹になった二人溜め息をついて…嘆く。
:09/12/17 01:32
:W64S
:HAXB1mOk
#829 [あき]
《ねーね…今日クリスマスだよ?》
《ああ…みたいだねー。》
《なんで?どうして毎年今日なのっ!?悲しくないっ?》
《知るか。蟹とケーキが送られてくるのが、毎年、今日だからだろ?》
《ですよね。にしてもクリスマス…》
《関係ないね。》
《……はぁ…》
《文句言うなら来年は、やんねぇ!》
《…その台詞毎年聞いてる。てか、そう言いながら、蟹食べに来るくせに。》
:09/12/17 01:39
:W64S
:HAXB1mOk
#830 [あき]
そして、その一週間後に、また新たな一年が始まる。
あきと、なおちゃんの、何気ない日常が始まって…そして、二人の一年が始まる。
雨の夜。
《じゃぁな。》
たった一言で。
私達の-何か-が終わって。
私達の新しい-何か-が始まった。
二人で、それぞれの道を歩き出した。
:09/12/17 01:44
:W64S
:HAXB1mOk
#831 [あき]
もうすぐ、私は、大好きで大切だった仕事を辞める。
18歳から過ごした、この街からもサヨナラだ。
楽しかった日々も
悲しかった日々も。
なおちゃんとの思い出も。
全てが詰まったこの街を出ていく。
私の青春が終えてしまう。
その先に、何があるかなんてわからないし。
それが、光なのかも、闇なのかも、まだ分からない。
けれど…
:09/12/17 01:49
:W64S
:HAXB1mOk
#832 [あき]
けれど……?
だけど……?
やっぱり……
いや。
やっぱり。
なんて言わない。
もう二度と―…
:09/12/17 01:51
:W64S
:HAXB1mOk
#833 [あき]
人生一度きり。
人は産まれてきてからが始まりで、そこから何十年と素晴らしい経験を重ねるんだよ。
でもね、その素晴らしいチャンスを与えられるのは、たった一度だけ。
だから一生って書くんだよね。
ねぇ。なおちゃん。
私ね、貴方を…
愛してます。
ずっと。
これからも。
一度でいいから
貴方に伝えたかったなぁ。
―――完――――
:09/12/17 02:01
:W64S
:HAXB1mOk
#834 [みさ]
全部、読みました!!
何てゆうか・・切ない結末(;_;)
でも私はあきさんのこと、生き方、考え方すべて尊敬しています!!本当に素晴らしいことを教えていただいた小説です。ありがとうございました!!!
これからも頑張ってください!そしてあきさんの幸せを願っています。
:09/12/17 03:58
:P905i
:☆☆☆
#835 [我輩は匿名である]
いつも見てました。
あきさん達、もう恋人通り越して家族のような関係ですね(*´ω`*)
あたしの勝手な希望としては、結婚しなかったとしてもずっと二人一緒に過ごしていてほしいです。
少し質問させてください。引っ越しはなおとさんの家から遠い所ですか??
あと、どうして仕事辞めるのですか(;ω;)
:09/12/17 16:58
:P904i
:0JPSSMe2
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194