$ 貢ぎちゃん「ユリサ」 $
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#91 [りぃ]
「ユリサちゃん、久しぶり〜♪
学校抜けれた?」
「はい、全然大丈夫♪」
テーブル席に向かい合って座り
一通りお互いに軽く喋った後、
じゅん君が切り出した。
「この間インストアの時に
ユリサちゃんがくれた手紙だけどさ…」
その言葉で手紙の内容を思い出した。
あ。忘れてたけど…
私貢ぎますとか言ったんだよね。
実際そんなに貢ぐほどのお金なんか
持ってないのにどうするんだろう。
今この場でお金求められたら
普通に困るんだけど…
:09/07/17 09:10
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#92 [りぃ]
そんな矛盾を感じていると
じゅん君は続けて口を開いた。
「お金なんかいらないから。」
一瞬耳を疑った。
お金なんかいらない?
:09/07/17 09:13
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#93 [りぃ]
「え?なんで…」
「これも返すから。」
私が戸惑っていると
じゅん君は私に1万円を差し出した。
「これ…」
差し出された1万円札を見て、
手紙に入れたものだと直感した。
:09/07/17 09:20
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#94 [りぃ]
私いらないの?
せっかく繋がれたと思ったのに
もう切られるの?
ただお金返しにきただけ?
浮かれていた気持ちが急に沈み始める。
:09/07/17 09:23
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#95 [りぃ]
「いや、ちょっと待ってユリサちゃん…!」
私の様子を察したじゅん君が
とっさにフォローする。。
「…お金いらないってゆう意味
わかってる?」
「え?」
思いがけない言葉に、
頭が混乱した。
:09/07/17 09:28
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#96 [りぃ]
「ユリサちゃんにこんなこと
させられないって意味だよ。
ユリサちゃん自身をいらないって
言ってる訳じゃないからね!」
…どうゆう意味だろう?
私はわけがわからず
ただじゅん君をじっと見つめるしか
できないでいた。
:09/07/17 09:33
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#97 [りぃ]
「今絶対誤解してるっしょ!
切られるとか思ってる?」
「…うん。違うの?」
私がよくわからないまま
答えると、じゅん君は
笑いながら言った。
「わざわざお金返すためだけに
学校抜けさせてまで呼び出すと思う?
繋がる気もない子に
そこまでしないだろーさすがに。」
:09/07/17 09:39
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#98 [りぃ]
とゆう事は…?
「俺的にはあの手紙もらった時、
現金なんか入ってなくても
電話かける気満々だったからね!」
じゅん君は自慢げにそう言った。
:09/07/17 09:45
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#99 [りぃ]
「…………うそっ!!」
じゅん君の発言から少しの間をあけて
やっと事態を理解した。
驚く私を見てじゅん君はまた笑う。
「ユリサちゃんってさー
見かけによらず純粋なんだね。」
:09/07/17 09:49
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#100 [りぃ]
つまりこうゆうこと?
インストアで初めて喋った時も
私のことを覚えていてくれて、
そんな私にじゅん君は
電話かける気満々だったと…。
お金無いバンドマンなのに
お金はいらないと…。
:09/07/17 09:52
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