$ 貢ぎちゃん「ユリサ」 $
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#241 [りぃ]
「出ない…。」
一旦呼び出し中の電話を切った。
「あ〜、時間的にリハ中かもね…!」
そう言いながら萌が
自分の携帯で時間を確認しながら
私のほうへ歩み寄る。
「とりあえず仕方ないし
会場まで行ってみよっかー。」
:09/08/01 09:58
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#242 [りぃ]
萌の後に続き、地下鉄の駅から
地上までの階段を上り
少しばかり直進したところに
すぐに会場が見つかった。
「ほら、あそこ。」
「ほんとだ!近いーっ♪」
その中にはもうじゅん君が
来ているのかと思うと
無性に胸が高鳴る。
:09/08/01 10:03
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#243 [りぃ]
ライブハウスの目の前まで来ると
スタッフさん達が慌ただしく
出入りしながらグッズ販売の
物販コーナーを設営したり
しているところだった。
スタッフさんの出入りで
自動ドアが開くたび
中からは楽器の音が漏れ聞こえてくる。
「あ、やっぱりリハ中だよ今。」
:09/08/01 10:08
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#244 [りぃ]
「どうしようかな〜…」
予想外の事態に頭を抱えていると
萌が口を開いた。
「リハ終わるまでどうしようもないから
一旦ホテルにこの荷物預けに行く?
わりと近くだから15分くらいで
戻ってこれるっしょ。」
「あ、そうだね。そうしよう!」
:09/08/01 10:12
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#245 [りぃ]
今日のホテルはじゅん君と一緒。
メンバーは明日移動で、
私たちは明日の空き日を
観光に充てることにしていた。
同じホテルに泊まれることで
また楽しみも増す。
会場を後にして萌に着いていくと
5分ほどでホテルに到着した。
:09/08/01 10:20
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#246 [りぃ]
ひとまずチェックイン手続きを済ませ
フロントで荷物だけ預かってもらう。
客室の準備が整い次第、
私たちが出掛けている間に
部屋に荷物を運んでおいてくれる
というシステムだ。
手続き後、身軽になった私たちは
ホテルのトイレで軽く化粧を直したり
身なりを整えてから再び会場へ戻った。
:09/08/01 10:25
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#247 [りぃ]
会場の近くまで来ると、
さっき来たときより
会場の周りにファンの人が増えていた。
「なんかバンギャさん増えたね。」
さっきとは違う様子に驚き
萌に尋ねた。
「あー、わかった。
3時から物販始まるんじゃない?
それ待ってるんだよきっと。」
:09/08/01 11:12
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#248 [りぃ]
萌の説明によると、
グッズの先行販売目当てで
ファンの子達が早めに集まってきて
販売開始を待ってるんだろう
ということだった。
それはいいんだけど…
:09/08/01 11:18
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#249 [りぃ]
「これじゃ、じゅん君
出てこれないよね…?!」
私は小声で萌に問いかけた。
「う〜ん…。
搬入口にまわれば大丈夫じゃない?」
萌にアドバイスをもらい、
再びじゅん君に電話をしてみた。
:09/08/01 11:22
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#250 [りぃ]
しばらく呼び出し音が鳴った後
慌てた声でじゅん君が電話に出た。
『はいっ…はい!!』
「あ、じゅん君?今大丈夫?」
周りにいるファンの子達のことが
気になり小声になってしまう。
『大丈夫大丈夫!会場きた?』
「うん、でも思ったより周りに
ファンの子達が多くて…
どうすればいい?」
:09/08/01 11:31
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