$ 貢ぎちゃん「ユリサ」 $
最新 最初 🆕
#282 [りぃ]

しばらく周りの狙いさん達
のことが気になり人間観察を
しているうちに、会場内の
BGMが止まり照明が落ちた。

メンバーの登場に、大きな歓声が上がる。

⏰:09/08/05 19:38 📱:P905i 🆔:hpLB0dMg


#283 [りぃ]


笑顔で登場したじゅん君の姿を
自然と目が追ってしまう。

やっぱりじゅん君は
ステージの上が一番輝いていて
誰よりもかっこいい。

改めてそう思いながら
にやにやしていると
萌が私に耳打ちしてきた。

「じゅん君、早速気付いたね」

⏰:09/08/05 19:48 📱:P905i 🆔:hpLB0dMg


#284 [りぃ]

「え?何が?」

突然の言葉に戸惑ってしまう。

「じゅん君ユリサのこと気付いたよ。
 がっつり見てるもんね!
 あからさまだなぁ〜」

萌は面白がって
爆笑しながら続ける。

「せっかくユリサが目立たないように
 気遣ってるのにじゅん君が
 あれだったらわかりやすすぎるよ〜」

⏰:09/08/05 20:00 📱:P905i 🆔:hpLB0dMg


#285 [りぃ]

萌の心配とは裏腹に
私は不謹慎にも
嬉しくなってしまった。

なにせライブで構ってもらう
"オキニ"という立場に
さりげなく憧れていたから。

ステージと客席越しに
見つめ合っちゃう感じが
ドキドキしてたまらない。

これだけのお客さんがいる空間で
今この瞬間だけはじゅん君の目には
私しか映ってないんだ…☆

⏰:09/08/07 18:01 📱:P905i 🆔:JoLc8fxU


#286 [りぃ]

楽しそうに笑うじゅん君を見ると
私まで嬉しくて楽しくなる。

しばらくして、狙いの女の子達の
存在を思い出した。

少しだけステージから視線を外し、
近くにいる狙いの子達のほうを
ちらりと盗み見る。

⏰:09/08/08 18:12 📱:P905i 🆔:1fOAaU/Q


#287 [りぃ]

2人組の女の子が数組居て
揃いも揃って無表情で棒立ちだ。

時折、顔を見合わせては
笑いながら何やら耳打ちしている。

──感じわるっ…。

どうせメンバーがこっちを見ただの
なんだので盛り上がってるんだろう。

⏰:09/08/08 18:25 📱:P905i 🆔:1fOAaU/Q


#288 [りぃ]

「あいつらはどうせただの勘違いだよ。
 感じ悪いよねー。」

私の様子に気付いた萌が
私の耳元でそう言った。


勘違いだろうとは思っていても
万が一じゅん君の繋がりだったら
どうしよう…などと
無意識のうちに敵意をむき出しに
してしまう自分がいた。

⏰:09/08/08 18:29 📱:P905i 🆔:1fOAaU/Q


#289 [りぃ]

ライブ後、私たちは混雑を避けて
いち早くそそくさと会場を後にし、
遅めの夕食を軽く取ってから
ホテルへ戻って部屋でくつろいでいた。

「ツアー初日なかなか楽しかったね♪」

萌とライブのことを振り返って
語り合いながら、私は
傍らではじゅん君への
メールを作成する。

⏰:09/08/11 17:42 📱:P905i 🆔:2tVg.Fks


#290 [りぃ]


━━━━━━━━━━━━
ライブお疲れさまでした
初日からめっちゃ
楽しかったよ

ちなみに今日泊まってる
部屋は705だよ〜
じゅん君はまだ会場?
ホテルに帰ってきたら
遊びに来てね

  ━END━


とりあえず部屋番号を知らせたくて
メールを送信した。

⏰:09/08/11 17:58 📱:P905i 🆔:2tVg.Fks


#291 [りぃ]

じゅん君からの返事はすぐにきた。

━━━━━━━━━━━━
俺らさっき会場出て
今から軽く打ち上げ!

俺の部屋は610だよ
今日は翔と同室。

ユリサちゃんとこ行くために
元気残しとこうー
じゃ、後でね!

  ━END━

⏰:09/08/11 18:32 📱:P905i 🆔:2tVg.Fks


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194