$ 貢ぎちゃん「ユリサ」 $
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#314 [りぃ]

「じゃあ添い寝してあげるよ〜♪」

私は精一杯の勇気を出して
強がりを言いながら
じゅん君の隣にすり寄った。

うつ伏せで頬杖をついているじゅん君の隣に、
同じ体勢になってみる。

今までにない至近距離に
ひたすらドキドキしてしまう。

⏰:09/08/22 13:35 📱:P905i 🆔:./W8id3U


#315 [りぃ]

「なんかいいにおいする〜」

ただでさえ近い距離で
じゅん君は更に私の髪に
顔を近づけてくる。

私はドキドキしながらも
じゅん君の態度が嬉しかった。

しばらく喋りながら
自然な流れでお互いに
肩に寄りかかったり
相手の背中を枕にしたり
仲良くごろごろしていた。

⏰:09/08/22 14:35 📱:P905i 🆔:./W8id3U


#316 [りぃ]

なんか…
普通のカップルみたいで
すごい幸せなんだけど!!


自分の立場は相変わらず
よくわからないけど
もうそれはそれでいいや。

形式的なことをいちいち
考えるのはやめよう。


じゅん君の腕から伝わる体温を
感じながらそう思った。

⏰:09/08/22 15:15 📱:P905i 🆔:./W8id3U


#317 [りぃ]


──あれ…?


気がつくとテーブルの上で
携帯のアラームが鳴っていた。

「えっ?…は!?」

いつの間にか眠ってしまった私は、
同じく眠っているじゅん君に
寄り添っている体勢のまま我に返った。

⏰:09/08/24 13:41 📱:P905i 🆔:kgcrmQGw


#318 [りぃ]

──うそーっ?!朝?!

ベッドから降りて
アラームが鳴り続ける携帯を
見てみると、"8:00"の表示。

「……」

ベッドを振り返ると
じゅん君はうつ伏せのまま
すやすやと眠っている。

⏰:09/08/24 13:47 📱:P905i 🆔:kgcrmQGw


#319 [りぃ]

そうか…昨日だらだらしてるうちに
そのまま寝ちゃったんだ…!

昨日の記憶を辿ってみると
やっと状況を把握できた。

──せっかくじゅん君が
  部屋に来てくれたのに
  もったいないことしちゃった…

⏰:09/08/24 13:54 📱:P905i 🆔:kgcrmQGw


#320 [りぃ]

ふと目の前の鏡を見ると
アイラインが少し滲んだ
自分の顔が映っていた。

──化粧したまま寝ちゃった!!
  最悪〜…。でもじゅん君いるし
  すっぴんよりマシか…

滲んだアイラインと、
浮き気味のファンデーションを
ティッシュで軽く押さえ、
じゅん君に歩み寄って声をかけた。

⏰:09/08/24 14:02 📱:P905i 🆔:kgcrmQGw


#321 [りぃ]

「じゅん君っ。8時だよ!」

じゅん君の肩を軽く叩きながら
何度か声をかけると
じゅん君はぼんやりと目を開けた。

「ごめんね、時間大丈夫かな?
 もっと早く起こすべきだった?」

メンバーの集合時間を
昨日のうちに聞いておけばよかった
と気付きとても心配になった。

⏰:09/08/24 14:29 📱:P905i 🆔:kgcrmQGw


#322 [りぃ]

「………?」

私の突然の呼び掛けに、
じゅん君は寝ぼけ眼で
ぼんやりとしている。

「…あれ?俺いつ寝た…?」

仰向けに寝返りを打ちながら
徐々に意識がはっきりしてきた
じゅん君はそう言って
側にあった自分の携帯で
時間を確認した。

⏰:09/08/25 18:23 📱:P905i 🆔:FhWL5cMk


#323 [りぃ]

「いつ寝たか私もわからないのー。
 いつの間にか寝ちゃってた…」

私が申し訳ない気持ちでそう言うと
じゅん君は笑いながら答えた。

「あ、まじでー?
 それならよかった。
 俺だけ先に寝落ちしたかと思ったー」

こういう時でも私のことを
気にかけてくれるさりげない
優しさに相変わらず嬉しくなる。

⏰:09/08/25 20:42 📱:P905i 🆔:FhWL5cMk


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