$ 貢ぎちゃん「ユリサ」 $
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#322 [りぃ]

「………?」

私の突然の呼び掛けに、
じゅん君は寝ぼけ眼で
ぼんやりとしている。

「…あれ?俺いつ寝た…?」

仰向けに寝返りを打ちながら
徐々に意識がはっきりしてきた
じゅん君はそう言って
側にあった自分の携帯で
時間を確認した。

⏰:09/08/25 18:23 📱:P905i 🆔:FhWL5cMk


#323 [りぃ]

「いつ寝たか私もわからないのー。
 いつの間にか寝ちゃってた…」

私が申し訳ない気持ちでそう言うと
じゅん君は笑いながら答えた。

「あ、まじでー?
 それならよかった。
 俺だけ先に寝落ちしたかと思ったー」

こういう時でも私のことを
気にかけてくれるさりげない
優しさに相変わらず嬉しくなる。

⏰:09/08/25 20:42 📱:P905i 🆔:FhWL5cMk


#324 [りぃ]

「ねぇ、それで集合時間は?大丈夫?」

私は気になって仕方ない
メンバーの集合時間を再び尋ねる。

「時間?10時だからまだ全然大丈夫!」

すっかり目も覚めたじゅん君が
余裕で答えた返事に私もほっと安心した。

⏰:09/08/26 10:08 📱:P905i 🆔:iK5p42OQ


#325 [りぃ]

「シャワー浴びてこよー」

そう言うとじゅん君は
ボサボサになった髪を気にしながら
バスルームへ向かっていった。

「…あっ!!」

バスルームに入ったばかりのじゅん君が
声をあげ、慌てた様子で
ひょこりと顔を覗かせる。

⏰:09/08/26 11:08 📱:P905i 🆔:iK5p42OQ


#326 [りぃ]

「なに?どうしたの?」

「やべぇ。
 シャンプーとか部屋に置いてきた!
 俺ホテルのシャンプー無理なのに!」

「…なんだ〜そんなこと?」

拍子抜けすると同時に
慌てるじゅん君の様子が
なんだか可愛くて無性に可笑しくなった。

⏰:09/08/26 11:19 📱:P905i 🆔:iK5p42OQ


#327 [りぃ]

「私のやつがそこにあるから
 適当に使っていいよ。
 カラーダメージにかなり効くの♪」

バスルームを覗き込み
バスタブの脇に置いておいた
シャンプーやトリートメント一式を
指差しながら説明する。

「まじ?助かるー!!じゃ借りるね♪」

バスルームのドアを閉めながら
慌ただしいながらもじゅん君と一緒に
朝を過ごしている楽しさを実感した。

⏰:09/08/26 12:10 📱:P905i 🆔:iK5p42OQ


#328 [りぃ]

──なんか可愛いなぁ〜じゅん君♪

私は相変わらず
じゅん君のことばかり考えながら、
鏡の前に座って髪の乱れを直したり
ベースメイクを直したりして
じゅん君が戻ってくるまでの
時間を過ごした。

⏰:09/08/26 12:41 📱:P905i 🆔:iK5p42OQ


#329 [りぃ]

「すげーユリサちゃんの
 匂いに包まれてる!」

バスルームのドアが開いたかと思うと
じゅん君がそう言いながら出てきた。

じゅん君と一緒に、
使い慣れたフルーティな香りが
室内に流れ込んでくる。

「あのトリートメントかなり
 サラサラになるでしょ?」

「うん、まじ良いね!」

⏰:09/08/26 13:41 📱:P905i 🆔:iK5p42OQ


#330 [りぃ]

「ドライヤーの前にコレつけると
 もっと良いよ♪」

頭にバスタオルを被ったじゅん君に
私は別のトリートメントを差し出す。

「ドライヤーめんどくせ〜」

その言葉どおりじゅん君は
面倒そうにベッドに腰を下ろした。

⏰:09/08/26 14:01 📱:P905i 🆔:iK5p42OQ


#331 [りぃ]

「え?!だめだめ!
 濡れた髪は傷みやすいんだよ!
 ライブが続くとセットで尚更傷むでしょ?
 めんどくさいなら私がやってあげるよ。」

私はじゅん君の座るベッドの脇に立って
じゅん君の髪にトリートメントを
馴染ませドライヤーをかける。

じゅん君は大人しくテレビを眺めていた。

⏰:09/08/26 14:20 📱:P905i 🆔:iK5p42OQ


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