$ 貢ぎちゃん「ユリサ」 $
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#55 [りぃ]

「大丈夫だって!
 場面でなんとかなるよ!
 さすがに沈黙は気まずいけど
 向こうから話振ってくれるっしょ〜」

「そうかな…」

萌が励ましてくれたけど
自分の順番が近づくにつれて
不安が大きくなってきた。

⏰:09/07/13 20:45 📱:P905i 🆔:EBMNedJU


#56 [りぃ]

「あと2人だねっ♪」

ついに私たちの番まで
あと2人とゆう所まできた。

すぐそこにじゅん君がいる。

「やばいやばい
 1番目がじゅん君だよぉ〜」

私が取り乱していると、
ついに萌の番がきた。

「ユリサしっかりね!」

私にそう言うと、萌は
じゅん君と握手して喋り始めた。

⏰:09/07/13 20:57 📱:P905i 🆔:EBMNedJU


#57 [りぃ]

じゅん君が萌の鏡にサインしている間、
萌はじゅん君に話を振った。

「この次にくるの私の友達なんですけど
 ちょー緊張しちゃってて
 カワイイんですよ〜♪
 じゅん君ファンだから
 よろしくねっ」

そう言うと萌は笑顔でじゅん君から
鏡を受け取り、次のメンバーへと
進んでいった。

⏰:09/07/13 21:05 📱:P905i 🆔:EBMNedJU


#58 [りぃ]

いよいよ私の番だ!

じゅん君の前に進み出ると、
真っ先に手紙を渡した。

「これ読んでくださいね♪」

「ありがとうー」

じゅん君は笑顔で手紙を受け取ると、
しっかり私の目を見ながら
握手してくれた。

⏰:09/07/14 10:12 📱:P905i 🆔:.Lo0kSFo


#59 [りぃ]

「いつもいちばん前で
 ライブ見てくれてる子だよね?」

私の顔を見たじゅん君は
自分からそう言ってくれた。

何を話そうか必死に考えていた私は
突然の出来事に唖然としてしまった。

「え…知ってるんですか?!」

「毎回最前で見てくれてる子くらい
 ちゃんと覚えてるよー」

「うそ!嬉しいっ…」

⏰:09/07/14 10:20 📱:P905i 🆔:.Lo0kSFo


#60 [りぃ]

「今さら緊張してるらしーね。
 さっきの友達が言ってたよ。」

じゅん君が笑いながらそう言うので
私はなんだか恥ずかしくなってしまった。

それと同時に、あまりにも
気軽に自分から話を振ってくれる
じゅん君の言葉や笑顔で、
私はさっきまでの緊張や不安が
一気に無くなっていくのを感じた。

⏰:09/07/14 10:25 📱:P905i 🆔:.Lo0kSFo


#61 [りぃ]

「だってインストア初めてだからー!」

じゅん君に冗談っぽく冷やかされるのが
恥ずかしくて必死に弁解すると
じゅん君は意外そうに答えた。

「あ、そーなの?
 他のバンドのとかも?」

「行ったことないんですよー
 でもじゅん君と喋ってたら落ち着いた。」

⏰:09/07/14 10:35 📱:P905i 🆔:.Lo0kSFo


#62 [りぃ]

私が素直な気持ちを伝えると
じゅん君は爆笑して答えた。

「あははっ!なにそれ!
 喋って落ち着いたなんて
 初めて言われたんだけど」

「いや笑うとこじゃ…」

「あ!」

大爆笑するじゅん君の前で
私が戸惑っていると、
じゅん君が何かに気づいた。

「サイン忘れるところだった
 何に書く?」

⏰:09/07/14 10:54 📱:P905i 🆔:.Lo0kSFo


#63 [りぃ]

「あ、そっか。じゃあこれに。」

私は手に持っていた鏡を渡す。

「おっけーい♪
 ついつい喋りすぎたね〜」

さらさらとサインを書いたじゅん君が
ぱっと顔をあげた。

「名前、何ちゃん?」

⏰:09/07/14 11:05 📱:P905i 🆔:.Lo0kSFo


#64 [りぃ]

「ユリサ!…です」

「ゆりさちゃんね。
 なんか珍しい名前じゃない?
 どう書くの?」

「そのままカタカナで…」

「お〜。なんかかっこいいじゃん」

そう言うとじゅん君はサインの上に
私の名前を入れて鏡を渡してくれた。

⏰:09/07/14 11:14 📱:P905i 🆔:.Lo0kSFo


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