$ 貢ぎちゃん「ユリサ」 $
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#40 [りぃ]


「萌は落ち着いてるね。
 もう慣れてるから?」

私が尋ねると萌は真顔で答える。

「てゆうか私は別に
 JEWELが本命じゃ
 ないからねえ〜
 だから特に緊張とかも
 しないのかも」

なるほどそうゆうことか…

⏰:09/07/11 14:43 📱:P905i 🆔:9vx8iWJQ


#41 [りぃ]


そんなふうに萌と話していると
いつの間にか開場時間になり、
列が少しずつ前に進み始めていた。

「わー!萌、進んでるよ!」

「あ、ほんとだ。
 やっと入れる〜
 この整番だとあんまり
 前の方には行けそうにないな〜」

萌はそう言いながら
私の少し前を進み始めた。

⏰:09/07/11 14:59 📱:P905i 🆔:9vx8iWJQ


#42 [りぃ]


「多分イベントはトークから
 始まるからできるだけ
 前のほうで見たいよね〜」

歩きながら萌はそう続ける。

「見る場所は自由なんだけど
 メンバーがどんな順番で
 並ぶかわからないから
 どこに行くか悩むな〜。」

「じゃあ真ん中あたりが
 無難なんじゃない?」

2人でそんなことを
話し合いながら、ついに
イベントスペースの入り口まで
列が進んできた。

⏰:09/07/11 15:10 📱:P905i 🆔:9vx8iWJQ


#43 [りぃ]


イベントスペースは、
CDショップの隣の
空きテナントを利用し、
壁で仕切られて周りからは
中が見えないようになっていた。

入り口でスタッフに整理券を渡し、
萌に続いてイベントスペースに入る。

⏰:09/07/12 19:25 📱:P905i 🆔:6MSS92kE


#44 [りぃ]


中へ入ると、会場は
横長のテーブルが1つと
5脚の椅子が並べてあり、
その向かい側にお客さんが床に体育座り、
といった形式になっていた。
既に前から4列ほど埋まっている。

⏰:09/07/12 20:12 📱:P905i 🆔:6MSS92kE


#45 [りぃ]

「この辺にしよっか」

萌に促され、5列目の
真ん中辺りに座る。

メンバーのために用意された
席を眺めながら萌が口を開いた。

「やっぱりちょっと遠いけど…
 メインは握手だからね!
 別にいいよね。」

私は萌が言うほど遠さは
気にならなかったけど、
握手の時に何を話そうか、
その事で頭がいっぱいに
なりながらメンバー登場までの
しばらくの時間を過ごした。

⏰:09/07/13 10:24 📱:P905i 🆔:EBMNedJU


#46 [りぃ]

私はなんだ落ち着かず、
じゅん君へ宛てて書いた
例の手紙を何度もバッグから
取り出して確認しては
またバッグへ戻す。

そんなことを繰り返しているうちに
司会のスタッフが登場し、
会場の緊張が高まる。

⏰:09/07/13 10:53 📱:P905i 🆔:EBMNedJU


#47 [りぃ]

司会のスタッフによる
いくつかの注意事項の後
ついにメンバーが登場する。

「それではJEWELの皆さんでーす!」

ファンの歓声と共に
会場の隅の扉が空き
メンバーが順番に出てきた。

いつもライブで見るステージ衣装とは
違い、私服姿のメンバーを
見るのは新鮮だった。

⏰:09/07/13 17:11 📱:P905i 🆔:EBMNedJU


#48 [りぃ]

「じゅん君私服オシャレだね!
 ユリサの好きなお兄系じゃん。」

「ほんとやばい!
 どストライクだよ〜」

メンバーのトークも聞かず
萌と盛り上がっていると、
しばらくしてトークは終了した。

⏰:09/07/13 19:53 📱:P905i 🆔:EBMNedJU


#49 [りぃ]

「これから握手とサインに
 うつりますので、1列に
 並んでお待ちください。」

司会の言葉で、体育座りだった
ファン達が一斉に立ち上がり、
握手の列ができ始めた。

ふと見ると、会場の後ろの方では
一生懸命化粧を直したり
髪型を整えている子達も大勢いる。

⏰:09/07/13 20:07 📱:P905i 🆔:EBMNedJU


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