$ 貢ぎちゃん「ユリサ」 $
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#82 [りぃ]

『じゃあさ、今から会わない?♪
 学校って抜けれる?』

「え!今から?!」

じゅん君の言葉に喜びながらも
驚きを隠せなかった。

『…無理?』

「えーっと…無理じゃないけど…」

⏰:09/07/15 18:02 📱:P905i 🆔:FajTl1x.


#83 [りぃ]

まず考えたのは今日の格好。

偶然にも今日は早起きしたから
わりと化粧もしっかりできたし
髪も綺麗に巻けてる。
服も…まぁアリかな。

こんないきなり個人的に会えるなんて
思わなかったから気合い入れた
オシャレなんかしてないけど…
なんでもいい!

会いたいっ!!!

⏰:09/07/15 19:27 📱:P905i 🆔:FajTl1x.


#84 [りぃ]

考えた結果、私はいさぎよく答えた。
「行きます!!どこですか?」

『そうだな〜…
 とりあえず俺今渋谷向かっててさー
 昼過ぎから渋谷でスタジオ入るんだけど
 ユリサちゃん今から渋谷来れる?』

「全然行けます!」

『じゃあ俺着いたら駅前の
 スタバで待ってるね〜♪』

⏰:09/07/15 21:48 📱:P905i 🆔:FajTl1x.


#85 [りぃ]

渋谷へ向かう約束をして
電話を切ると、みるみる
顔がニヤけていく。


私じゅん君と繋がったの?!
今から会えるんだ!!
ファンの子が誰も知らない
プライベートのじゅん君に…。
やばーいっ!!!


嬉しすぎて叫び出したい衝動を抑え、
荷物を取るためそーっと教室へ戻る。

⏰:09/07/15 21:57 📱:P905i 🆔:FajTl1x.


#86 [りぃ]

私の座っていた席へ戻ると、
ちょうどいいタイミングで
講義終了のチャイムが鳴った。

「あ、終わった…」

机の上に開いたままだった
テキストやノートを急いで
まとめているところに
萌が駆け寄ってきた。

⏰:09/07/15 22:10 📱:P905i 🆔:FajTl1x.


#87 [りぃ]

「じゅん君?!じゅん君から?!」

萌は勢いよく私に詰め寄ってくる。

「萌聞いて!!
 今からじゅん君のとこに行くの!」

私も興奮を抑えきれず
電話のいきさつを簡単に
萌に説明する。

⏰:09/07/15 22:17 📱:P905i 🆔:FajTl1x.


#88 [りぃ]

「そんなわけだから
 とりあえず軽く化粧直して…
 まぁとにかく急いで行かなきゃ。
 昼過ぎからスタジオって言ってたし」

「おめでとうユリサっ!
 なんかかっこいいよ!
 頑張ってねっ。」

黙って私の話に聞き入っていた
萌は目を輝かせて私を応援してくれた。

⏰:09/07/15 22:32 📱:P905i 🆔:FajTl1x.


#89 [りぃ]

「じゃあ行ってくるね!
 戻れそうな時間だったら
 また学校戻ってくるから。」

「頑張ってね〜!!」

萌と別れると、ひとまず
トイレに直行し、鏡を覗き込む。

化粧は軽く直せばいいや。
髪は今日はゆる巻きだけど
じゅん君ゆる巻き好きかな…
盛り盛りのほうが好きとか?!
服は無難なワンピだしまあ大丈夫か…

よし!急がなきゃ!

⏰:09/07/15 22:50 📱:P905i 🆔:FajTl1x.


#90 [りぃ]

「じゅん君〜っ♪」

スタバの客席でじゅん君を見つけ、
今までにないゴキゲンな声で
じゅん君の名前を呼んだ。


いまだになんとなく実感は
ないけど…

今確かに私の目の前に
私のためだけにじゅん君がいるんだ…!

⏰:09/07/17 08:57 📱:P905i 🆔:ay.51GUo


#91 [りぃ]

「ユリサちゃん、久しぶり〜♪
 学校抜けれた?」

「はい、全然大丈夫♪」

テーブル席に向かい合って座り
一通りお互いに軽く喋った後、
じゅん君が切り出した。

「この間インストアの時に
 ユリサちゃんがくれた手紙だけどさ…」

その言葉で手紙の内容を思い出した。

あ。忘れてたけど…
私貢ぎますとか言ったんだよね。
実際そんなに貢ぐほどのお金なんか
持ってないのにどうするんだろう。
今この場でお金求められたら
普通に困るんだけど…

⏰:09/07/17 09:10 📱:P905i 🆔:ay.51GUo


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