- 異 世 界 - 恋 愛 -
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#1 [SENA]

好きで好きで仕方なかった。

気付いたときには遅かった。



うちとは全く違う人生を歩んだ

異世界のあなたへ…。


まだ好きでいても良いですか?

都合の良い女で良いけん…

そばに居りたいんよ…。

⏰:09/07/22 14:53 📱:D905i 🆔:jYSpPeTw


#2 [SENA]

>>0001-0200
>>0201-0400
>>0401-0600
>>0601-0800
>>0801-1000

⏰:09/07/22 14:58 📱:D905i 🆔:jYSpPeTw


#3 [SENA]

前少し書いていましたが

書く途中で現実と少し

違ってきてしまいました。

読み返して、何でこんなことを

書いているんだろうと

逆に不思議でした;;

そのため勝手ながら

新たに書かせてもらいます。

削除依頼は出しました。

⏰:09/07/22 15:06 📱:D905i 🆔:jYSpPeTw


#4 [SENA]

感想、質問、絡みは
こちらでお願いします。

感想板↓
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4481/

⏰:09/07/22 15:11 📱:D905i 🆔:jYSpPeTw


#5 [SENA]

矢野 瀬奈

中村 涼太

2人が知り合ったのは

うちが高3の夏。

友達の紹介ってやつだった。

⏰:09/07/22 15:16 📱:D905i 🆔:jYSpPeTw


#6 [SENA]

その時期、夏ってこともあって

男らは彼女がほしかったんか

紹介が結構回ってきよった。


うちは当時フリーだった。

周りの友達は彼氏持ちばっか。

じゃけえうちにばっかり

紹介が回ってきよった。

⏰:09/07/22 15:20 📱:D905i 🆔:jYSpPeTw


#7 [SENA]

うちは地元の馬鹿私立に通っとった。

馬鹿なくせに校則は厳しくて

それに耐えれん奴らは

1年もたたんうちに辞めていった。

うちの学年で30人〜50人は

確実にやめとると思う。

⏰:09/07/22 15:24 📱:D905i 🆔:jYSpPeTw


#8 [SENA]

うちは校則破りながらも

頑張って3年になり

大学進学を希望していた。


本当にその辺に居る

ごくごく普通の高校生。

⏰:09/07/22 15:27 📱:D905i 🆔:jYSpPeTw


#9 [SENA]

うちは涼太を

何人かいるメル友の中の

1人としか考えてなかった。

メール自体あんまり好きじゃないし

返すのだるくてぶちることもあった。

⏰:09/07/22 20:32 📱:D905i 🆔:jYSpPeTw


#10 [SENA]

そんで、何日かメールしてから

涼太に写メをもらった。

ヤンキーっぽい

けど目がクリッとして可愛い。

⏰:09/07/22 20:41 📱:D905i 🆔:jYSpPeTw


#11 [SENA]

うちも写メを送った。

送った後すぐに

電話しよ

ってメールがきた。

⏰:09/07/22 20:44 📱:D905i 🆔:jYSpPeTw


#12 [SENA]

うちが番号を送ると

すぐにかかってきた。

「もしも〜し!初めまして」

「どーもっ」

そんな感じで初めてした電話。

⏰:09/07/23 12:36 📱:D905i 🆔:383mSEdw


#13 [SENA]

そこでいろんな話をした。

メールでは聞いたこと無かった話を

そこで初めて聞いた。


仕事をしているとは聞いていた。

職種が鳶というのはそこで知った。

⏰:09/07/23 12:46 📱:D905i 🆔:383mSEdw


#14 [SENA]

そして"暴走族"だったということ。

その時は、そうなんじゃ〜

って思っとったくらいだった。


てか、そんなん聞かされたところで

別に涼太とは会わんやろーし

関係ないと思っとったけんね。

⏰:09/07/23 12:54 📱:D905i 🆔:383mSEdw


#15 [SENA]

涼太とうちの地元は

かなり離れとった。

説明しづらいんぢゃけど…

電車で行くには最低でも

1回の乗り換えが必要。

所要時間は2時間くらいかな。

車でも、高速通ってないし

2時間くらいかかる。

⏰:09/07/23 15:03 📱:D905i 🆔:383mSEdw


#16 [SENA]

まず自分から行くことなんか

ないと思っとったし

毎日毎日金がないって言いよる

涼太がこっちに来るとも

思えんかった。

⏰:09/07/23 15:10 📱:D905i 🆔:383mSEdw


#17 [SENA]

初めて電話した日を境に

毎日毎日電話するようになった。

仕事の休憩時間はメール。

仕事が終わってから帰るまでの

車の中ではずっと電話。

夕飯食べて風呂入ってから

寝るまで電話。

そんなのが日課になっていた。

⏰:09/07/23 15:15 📱:D905i 🆔:383mSEdw


#18 [SENA]

そんな中、真剣な話しになった。

そこで聞かされた事実…







涼太は"シャブ中"だと言うこと。

⏰:09/07/23 15:17 📱:D905i 🆔:383mSEdw


#19 [SENA]

うちの知り合いの中には

暴走族もいたし

シンナー漬けの奴もいた。

ほとんどがうちの高校を中退した奴。

そんな奴らとは中退してから

全くかかわってなかったし

夜の駅で溜まっとる姿を見るだけ。

⏰:09/07/23 15:22 📱:D905i 🆔:383mSEdw


#20 [SENA]

でも、シャブの話なんか

聞いたこと無かった。




それってやばくね?



その話を聞いたときは

そう思った。

⏰:09/07/23 15:24 📱:D905i 🆔:383mSEdw


#21 [SENA]

うちは、涼太と出会ってから

知っているようで知らなかった

裏の世界を知ることになった。



今まででは考えられなかった。

普通に過ごしている高校生は

絶対に関わらないような

"異世界"

⏰:09/07/23 15:41 📱:D905i 🆔:383mSEdw


#22 [SENA]



8月、涼太からの着信。

「俺明日からしばらく現場が
○市の××になったんじゃけど!
せっかくじゃし俺が昼休みんとき
ちょっとでもえーけん会わん!?」




…まじ?

⏰:09/07/23 15:53 📱:D905i 🆔:383mSEdw


#23 [SENA]

絶対に会わんじゃろう
って思っとったのに
こんな形で会うことになるとは
思わんかった。

「じゃあ昼休みくらいに
行くけん待っとって」

って会う約束をした。

⏰:09/07/24 05:01 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#24 [SENA]

次の日の昼休み

現場から少し離れたところで

うちらは待ち合わせた。

「瀬奈」

って呼ばれて振り向くと

作業着姿の涼太がおった。

⏰:09/07/24 05:03 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#25 [SENA]

「どーも」

って言って照れくさそうに

タオルで顔を隠す涼太。

そんな涼太を可愛いと思った。

写メとはやっぱなんか違って

でも、実物のがよかった。

⏰:09/07/24 05:05 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#26 [SENA]

「やっと逢えた」

って言って笑う涼太。

どう反応して良いかわからんし

笑って下を向いた。

まともに涼太の顔見れんくて

どーしたらいいんかわからんかった

⏰:09/07/24 05:07 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#27 [SENA]

「いっつも電話で話しよるけど
いざ会ったらまじ緊張する!」

とか言っとったな。


「涼太とおったら喋ってなくても
落ち着くけんなんか良い。
無理に喋る必要ないってゆーか
沈黙が気まずくないってゆーか…」


ほんまに、このときそう思ったんよ。

⏰:09/07/24 05:12 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#28 [SENA]

「あ〜!ヤバい!」

っていきなり涼太が叫んだ。

「どした?」

「何でもない!そろそろ仕事戻るわ。
また休憩なったら連絡するけん!
気いつけて帰ってなあ〜」

⏰:09/07/24 13:10 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#29 [SENA]

うちはそう言われて家に帰った。

また連絡してくれる

っていうのが嬉しかった。

会ったら終わるんじゃないか

って思ってたから。

⏰:09/07/24 16:06 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#30 [SENA]

3時頃にメールが来た。

[今日ははなせて良かったわあ
わざわざ来てくれてありがとね
まぢ瀬奈とおったら楽しいわ]


ほんまにその言葉は嬉しかった。

もうこの時から好きだったと思う。

⏰:09/07/24 16:11 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#31 [SENA]

次の日も次の日も

涼太の現場が変わる間

毎日昼休みに遊びに行った。

涼太に弁当作ってあげたり

現場の先輩に会わせてもらったり

ほんまに楽しかった。

⏰:09/07/24 16:15 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#32 [SENA]

「噂の瀬奈ちゃんかあ」

とか言われて恥ずかしかった。

涼太はうちの何を話しとったんかね?


あっと言う間に現場が変わる日が来て

涼太と先輩とバイバイした。

⏰:09/07/24 16:19 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#33 [SENA]

それからまた何日かして

いつものように電話しよった。

「次は瀬奈が俺の地元来てや!」

「いやまじ遠いしさあ〜」

「今度現場△市なんよ!
△市まで来てくれたら
ヨシ君(先輩のうちの1人)が
車で連れてってくれるて!」

△市は鈍行乗り換えなしで
1時間くらいのところ。

⏰:09/07/24 16:41 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#34 [SENA]

△市ならまだ苦じゃない。

ってことで△市まで行くことにした。





これが夏休み最後の思い出。

⏰:09/07/24 17:52 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#35 [SENA]

17時頃に仕事が終わるけん

それに合わせて△市へ行った。

うちのが少し先についたから

駅の前でしばらく座っとった。


したら来たVIP車。

後ろの窓から涼太が手招きした。

⏰:09/07/24 17:59 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#36 [SENA]

「仕事終わりでめっちゃ汗臭いかも!」

とか言って焦っとった。

なんかそう言うのも全部

可愛いくみえて

でも格好いい一面もあって

どんどん涼太にはまっていく

自分に気付いた。

⏰:09/07/24 18:03 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#37 [SENA]

涼太とヨシ君と話しながら

あっと言う間に涼太の家についた。

涼太んちには人が何人かおって

涼太は追い出しよった。笑

ヨシ君にお礼を言ってから

うちは家に入った。

⏰:09/07/24 18:17 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#38 [SENA]

ちょっと話してから

夕飯買いに行くことになった。

涼太の単車に初めて乗った。

最初乗るのにめっちゃ苦戦した。

足届かんし「糞チビ!!」って

頭殴られた。仕方ないじゃんね!

⏰:09/07/24 18:25 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#39 [SENA]

そしてこの単車のうるさいこと!

カンカン詰めとるのにうるさい!

さすが族あがりじゃ〜思った。

ほんまにあの単車は異常。笑

2ケツして買い物して帰って

夕飯食べてから涼太は風呂入って

うちはその間うとうとしよった。

⏰:09/07/24 18:52 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#40 [SENA]

風呂からあがってきた涼太。

「眠い?」

って聞いてきた。

「んーんっ眠くないよ!」

涼太はうちの横に座って

頭をポンポンと叩いた。

「今日どーするん?帰る?」

「えっう〜ん…」

⏰:09/07/24 19:00 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#41 [SENA]

帰りたくなかった。

まだまだ話足らんし。

でも付き合ってないし

帰るべきよね?とかって考えよった。

したら

「帰らんといて?」

って抱き締められた。

⏰:09/07/24 19:02 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#42 [SENA]

「うん」



うちは泊まることになった。

付き合ってもない男の家。

何があってもおかしくない。

でも、そんなことよりも

涼太と一緒におりたかった。

⏰:09/07/24 19:03 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#43 [SENA]

「11時くらいになったら
外行ってみようや!
それまで寝とき?」

涼太はベッドに行くよう促した。

うちがベッドに入って

うとうとしはじめた頃

涼太がうちの頭に手を乗せて

「来てくれてありがと」

って言った。

⏰:09/07/24 19:14 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#44 [SENA]

「うん」

って言ってそのまんま寝た。




「瀬奈〜」

ってしばらくたってから起こされた。

「そろそろ行くけん準備しい」


うちはそう言われて起きてから

軽く化粧を直した。

⏰:09/07/24 20:15 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#45 [SENA]

外に出てしばらく歩いていくと

人が溜まっている場所にきた。

"暴走族"の集まりだった。

「俺と手繋いどきゃ大丈夫じゃけ」

って言って涼太はうちの手を取った。

⏰:09/07/24 20:26 📱:D905i 🆔:VDCTrROk


#46 [SENA]

「涼太君じゃ〜」

って、いろんな人に声掛けられて

涼太って有名なんじゃ…って思った。

「今から"声だし"らしいけえ
見ていくか!」

って言って、その"声だし"を

見てから行くことになった。

⏰:09/07/25 02:58 📱:D905i 🆔:uwel/yfk


#47 [SENA]

自分の名前とか叫んだりして

声が小さければやり直し。

そんなのを繰り返し全員やった。


その族の中の1人を涼太に紹介された。

うちらの2個下のナオ君。

⏰:09/07/25 03:10 📱:D905i 🆔:uwel/yfk


#48 [SENA]

ナオ君は涼太が一番信用しとる後輩。

涼太が族やめた後に涼太の役職を

継いだのもナオ君だった。

"特攻隊長"

よく知らんが凄いらしい。笑

⏰:09/07/25 03:12 📱:D905i 🆔:uwel/yfk


#49 [SENA]

何がすごいとかうちにはわからん。

ナオ君から涼太の話を聞いた。



涼太はこの辺じゃ有名で

涼太に逆らう人は殆どおらん。

恐れられて、信頼されて

とにかく偉大なんだと。

じゃけえ何?って

感じだったけど。

⏰:09/07/25 03:17 📱:D905i 🆔:uwel/yfk


#50 [SENA]

「涼太君、女をこーゆー場所に
連れてきたことないんすよ。
連れてきたときめっちゃビビった。」


そうなんじゃ。

嬉しいような複雑な気分。

うち、涼太のこと知っとるようで

案外何も知らんのんじゃな

って思った。

⏰:09/07/25 12:21 📱:D905i 🆔:uwel/yfk


#51 [SENA]

「そろそろ行くか」

って言ってうちらはその場を後にした。

「次どこ行くん?」

「キョウ君ちに用事あったけど
やっぱ危ないけえ会わせられん
ってことでやめてヨシ君ち!」

いっぱい疑問はあったけど

その時は何か聞けんかった。

⏰:09/07/25 12:31 📱:D905i 🆔:uwel/yfk


#52 [SENA]

キョウ君の名前は聞いたことがある。

うちと電話しとるときとかに

キョウ君といることもあった。

ほぼ毎日涼太はキョウ君といる。

ちなみにキョウ君は先輩で

30歳くらいだったと思う。

⏰:09/07/25 12:38 📱:D905i 🆔:uwel/yfk


#53 [SENA]

そのままヨシ君ちに上がり込んだ。

そこにはヨシ君の彼女もおった。

ヨシ君は4つ上。彼女はうちの

2つ上だった。彼女の名前は

"ユキ"

ユキさんは、凄い大人っぽくて

美人で綺麗な人だった。

⏰:09/07/25 12:44 📱:D905i 🆔:uwel/yfk


#54 [SENA]

しばらく話してたら

仕事の話をし始めた涼太とヨシ君。

うちは全くわからんくって

最初は聞いとったけどいつの間にか

座ったまま寝よった。

⏰:09/07/25 12:46 📱:D905i 🆔:uwel/yfk


#55 [SENA]

「瀬奈眠いよな?そろそろ帰る?」

「ん?いや大丈夫よ」

「まあもう2時過ぎじゃし帰ろっか」


うちはユキさんと連絡先交換して

ヨシ君の家を出た。

⏰:09/07/25 12:50 📱:D905i 🆔:uwel/yfk


#56 [SENA]

そのまま涼太んちに帰って

服渡されて

「風呂入ってきい」

って。


風呂ん中で考えた。

やっぱヤるよな?って。

⏰:09/07/25 18:44 📱:D905i 🆔:uwel/yfk


#57 [SENA]

風呂から上がって髪乾かして

部屋に戻ったらベッドの上から

「おいで」

って呼ばれた。

もしヤることになったとして

ヤってしまったら…終わりかな?

⏰:09/07/25 18:46 📱:D905i 🆔:uwel/yfk


#58 [SENA]

うちが布団に入ると腕枕してくれて

そのままギュッと抱き締められた。


上を見ると、涼太の顔があって

そのままチュって口が触れた。


口が離れてまた抱き締められる。

⏰:09/07/25 18:51 📱:D905i 🆔:uwel/yfk


#59 [SENA]

「ねえ…」

「…ん?」

「付き合って」

「えっ!」

「嫌だ?」

「嫌じゃないっ」

「俺本間に瀬奈が好き。
絶対大切にするけえ…
付き合って下さい」

⏰:09/07/25 18:55 📱:D905i 🆔:uwel/yfk


#60 [SENA]

「うちも好き…。
よろしくお願いします」


うちらが付き合うことになった

8月20日

この日から今みたいになるなんて

考えてもみんかった。

あの時ああしとったらよかった

こうしとったらよかった

そんなこと思ってももう遅いけど。

⏰:09/07/25 19:05 📱:D905i 🆔:uwel/yfk


#61 [SENA]

「大丈夫。まだ手出さんけえ。」

「うん」

「お前が隣におってくれるだけで
俺はほんまに幸せじゃけえ。
どこが好きとかそんなんじゃなくて
もうほんまに全部が好きなんよ。
ちょっと可愛いけえ付き合うとか
そんなんじゃなくて…素で好き」

「うちもほんまに好き。」

⏰:09/07/25 20:38 📱:D905i 🆔:uwel/yfk


#62 [SENA]

その日は涼太の腕枕で眠った。

抱きつかれて(足で身体はさまれて)

起きたとき身動きできんかった。

朝起きてちゅうして

ほんまに幸せだって思った。

⏰:09/07/25 20:48 📱:D905i 🆔:uwel/yfk


#63 [かち]

でも、うちはまだ

涼太のこと知らんすぎた。

もっと時間をおけば

また違ったかもしれん。

でも、どうしようもなく好きで

後先なんか考えてなかった。


涼太の過去、そして現在。

ちゃんと知っとくべきだった。

⏰:09/07/26 00:54 📱:D905i 🆔:PLIsUf36


#64 [かち]

「お前いつ帰るん?」

そっか。帰らにゃいけん…。

帰ったら次いつ会えるんかな?

夏休みは今週で終わる。

まだ一緒におりたいけど

涼太も仕事とかあるし…。

⏰:09/07/26 00:58 📱:D905i 🆔:PLIsUf36


#65 [SENA]

「もーちょいおれば?
瀬奈が大丈夫なら。」

「え!いいん?仕事あるじゃろ?」

「仕事終わるの待っといて?」

「いいなら待っとく!」


それからちょっとして

ヨシ君が迎えに来てくれて

涼太は仕事に行った。

⏰:09/07/26 01:02 📱:D905i 🆔:PLIsUf36


#66 [SENA]

すぐに涼太からメールが来て

布団干しといて
洗濯やっといて
食器洗っといて
あとはテレビみたり
好きなことしといていいけ
あんま1人で外出んなよ
もし家出るんだったら
机の上に鍵置いとるけえ
持って出てな
でもなるべく外出るなよ


って言う内容だった。

⏰:09/07/26 01:11 📱:D905i 🆔:PLIsUf36


#67 [SENA]

心配しとるくせに人使い荒い。

とか思いながらも

言われたことをやって

適当に座っといた。

部屋を見回すと、コルクボードに

写真がいくつか貼ってある。

⏰:09/07/26 16:22 📱:D905i 🆔:PLIsUf36


#68 [SENA]

若い。ああ、族時代のか。

はっちゃけとんなあ。

楽しそうなガキみたいな顔。

涼太が一番楽しかった時期。

⏰:09/07/26 16:35 📱:D905i 🆔:PLIsUf36


#69 [SENA]

昼ご飯作ろうと思って

キッチンに行った。

インスタント系しかない。

適当に作って食べて片付けて

テレビでも見ようかな

って思っとったとき

ふと目についた紙。

⏰:09/07/26 16:43 📱:D905i 🆔:PLIsUf36


#70 [SENA]

Thank you for

って書いてある

雑貨屋とかで小さい物

買ったときに入れてくれる

紙でできた袋みたいなやつ。

中からは小さいチャック?

がついたビニールの袋。

中身は殻。何かわからんくて

机の上に置いといた。

⏰:09/07/26 16:47 📱:D905i 🆔:PLIsUf36


#71 [SENA]

6時くらいに涼太帰ってきて

出迎えた。机の上を見た瞬間

「これどこにあった?」

「あそこの下。これ何?」

「…パケ。薬入っとったやつ」

⏰:09/07/26 17:08 📱:D905i 🆔:PLIsUf36


#72 [SENA]

このとき、ああ、やっぱり

薬やっとんのはほんまなんじゃ…

って思った。

「俺、やめるけん。
瀬奈とずっと一緒におりたいけん
もうやめる。すぐには無理かもしれん
けど、絶対やめるけん。約束する」

⏰:09/07/26 19:02 📱:D905i 🆔:PLIsUf36


#73 [SENA]

薬やっとる男なんか考えれん。

そんな男との将来なんてみえん。

ほんまにやめてくれるんかな?

ほんまにやめれるんかな?

⏰:09/07/26 19:15 📱:D905i 🆔:PLIsUf36


#74 [SENA]

「夕飯どーする?」

「作ろうにも何もなかった」

「だって自炊せんし」


結局その辺で買って食べた。

⏰:09/07/26 19:17 📱:D905i 🆔:PLIsUf36


#75 [SENA]

涼太の携帯が鳴る。

「もしもし。はい、はい、まじっす?
今からはちょい無理っすよ〜!
え?はい。いやいや、それは…
そんな奴じゃないんで。あはは〜…」

涼太が話していたのは多分キョウ君。

⏰:09/07/27 12:24 📱:D905i 🆔:XqZWR9cA


#76 [SENA]

しばらくして電話切った。

「キョウ君じゃないん?
行かんでいいん?」

「大丈夫大丈夫!
瀬奈とおりたいんぢゃけえ
それでいーのっ」

って、涼太は笑って言った。

⏰:09/07/27 12:26 📱:D905i 🆔:XqZWR9cA


#77 [SENA]

それからもガンガン鳴る携帯。

「キョウ君じゃろ?行きいや
うち大丈夫じゃけえさ、」

「お前が大丈夫でも俺が嫌」

「じゃあうちもついて行く」

「それだけは一番避けたいね」

「なんで」

「なんでも。瀬奈はダメ」

⏰:09/07/27 12:29 📱:D905i 🆔:XqZWR9cA


#78 [SENA]

「よーわからんわ。
でもうちには知られたくない
何かがあるんじゃろ?」

「いや、そーゆーんじゃなくて
ただ瀬奈を巻き込みたくない」

「何に」


そーゆーやりとりを何回もした。

今考えればどーでもいいやりとり。

⏰:09/07/27 12:32 📱:D905i 🆔:XqZWR9cA


#79 [SENA]

「お前は何も知らんすぎるんじゃ!
何もわからんお前をキョウ君に
会わせるわけにはいかんのじゃ!
キョウ君がどんな奴かって
前に話したことあるじゃろーが!」


付き合う前、キョウ君のことは

聞かされたことがあった。

⏰:09/07/27 12:34 📱:D905i 🆔:XqZWR9cA


#80 [SENA]

キョウ君は何でもありの人。

一番荒れとった時期は

とりあえず目が合えば殴った。

今も気分によっては殴る。


そしてヤクザ関係の人間。

そのヤクザとは関係無しに

プッシャーもやっとる。

涼太もキョウ君から買いよった。

⏰:09/07/27 12:38 📱:D905i 🆔:XqZWR9cA


#81 [SENA]

別にうちも会いたい訳じゃない。

でも、うちのせいでこうやって

キョウ君が鬼電してくるわけで…

涼太に迷惑かかっとんじゃないか

って思っとった。

⏰:09/07/27 14:42 📱:D905i 🆔:XqZWR9cA


#82 [SENA]

それでも鳴り止まない携帯に

うちはイライラした。

行けばいいのに。行ったらいいのに。

別にうちは構わんのに。

「なあ、ほんまに行ってき?

うちまだおるんじゃけえさ」

「うん…じゃあさ、ひとりには
させたくないけんヨシ君ちに
行っといて?多分ユキさんおるし」

⏰:09/07/27 14:47 📱:D905i 🆔:XqZWR9cA


#83 [SENA]

ということでうちはヨシ君ちへ。

2ケツで送ってもらってから

涼太はキョウ君のとこへ向かった。

ヨシ君に事情を話すと

「キョウ君自分の思い通りにならんと
めっちゃ怖いけえな〜」

って笑っとった。

⏰:09/07/27 18:28 📱:D905i 🆔:XqZWR9cA


#84 [SENA]

涼太大丈夫かな?

って不安の中、ヨシ君とユキさんと

色んな話しよった。

ヨシ君は格好いいし

ユキさんは美人さん。

ほんまにお似合いだと思った。

⏰:09/07/27 18:32 📱:D905i 🆔:XqZWR9cA


#85 [SENA]

ヨシ君は、ヤンキーってゆーよりも

ギャル男に近い部類だと思う。

ユキさんはお姉ギャルみたいな感じ。

説明難しいけど。


3人で話してたらあっという間に

夜中の2時だった。

ピンポーンてチャイムが鳴って

涼太が帰ってきた。

⏰:09/07/27 18:39 📱:D905i 🆔:XqZWR9cA


#86 [SENA]

「涼太大丈夫だったかー?」

ヨシ君が聞く。

「まあまあ。女と会わせろって
聞かんかったけどスルーしてきた」

「まあそれが一番かもね。
俺もユキ会わせたことないし」

「何なんですか?キョウ君って…」

「涼太はな、瀬奈ちゃんに
俺らみたいになってほしくないけん
キョウ君に会わせんのんよ。
わかってやって?」

⏰:09/07/27 19:38 📱:D905i 🆔:XqZWR9cA


#87 [SENA]

そう言われた後、家に帰った。

「疲れたあ〜」

ってベッドに倒れ込む涼太。

腕を広げてポンポンと布団を叩き

「おいで」

と言ってうちを呼んだ。

⏰:09/07/27 20:52 📱:D905i 🆔:XqZWR9cA


#88 [SENA]

うちは言われるがままに

涼太の元へ行き腕に頭を乗せた。

そのままギュッと抱きしめられる。


…やっぱり落ち着くなあ。

⏰:09/07/27 20:54 📱:D905i 🆔:XqZWR9cA


#89 [SENA]

お互い何も言わず口が触れる。

そして深く、深く…。

「…んっ……」

自然と声が漏れた。

すると涼太は手を胸に持ってきた。

「嫌だっ…!!」

⏰:09/07/27 20:58 📱:D905i 🆔:XqZWR9cA


#90 [SENA]

「……ごめん」

「ごめん…」





2年前のあの日から

人と身体を重ねることが

怖かった…。

⏰:09/07/27 21:05 📱:D905i 🆔:XqZWR9cA


#91 [SENA]

高1の8月下旬…。


夏休みが終わりに近づいた時期。


「俺と付き合って」

2つ上の同じ学校の先輩からの告白。

「はい」

そんな軽い感じで付き合った。

⏰:09/07/27 21:12 📱:D905i 🆔:XqZWR9cA


#92 [SENA]

別に好きとかじゃなかった。

ただ彼氏がほしかっただけ。

自業自得。



夏休みが明けてすぐのこと。

「明日俺んち来いや〜」

「うん。でも夏課題やってなくて
やらんといけんけえちょっと
遅くなるかもしれんけどいい?」

⏰:09/07/27 21:16 📱:D905i 🆔:XqZWR9cA


#93 [SENA]

「お〜。じゃあ家おるわあ」

先輩の家は知っとった。

高校のすぐ近くだったけん。


課題が終わってから

すぐに先輩の家に向かった。

家に上がってからすぐに

先輩は抱きついてきた。

⏰:09/07/27 21:19 📱:D905i 🆔:XqZWR9cA


#94 [SENA]

荒いキス。

されるがままだった。

ブラウスを捲られ胸を揉まれる。

「ちょ、ちょっと待って」

そんな言葉聞くはずもなく

手は下へといき、愛撫した。

⏰:09/07/27 21:23 📱:D905i 🆔:XqZWR9cA


#95 [SENA]

声なんか出んかった。

気持ちよくなんか無かった。

処女では無かったけど

こんな奴とヤりたくない!

って思って叫びながら暴れた。

⏰:09/07/28 02:45 📱:D905i 🆔:LA0T/j.E


#96 [SENA]

でも結局男の力にはかなわずに

うちはされるがまま

最後までヤってしまった。

乱れた制服を直しながら

うちは涙を流した。

⏰:09/07/28 02:47 📱:D905i 🆔:LA0T/j.E


#97 [SENA]

「あ、帰っていいよ?」

この言葉に放心した。

「あのさ、俺別にお前のこと
好きとかじゃないんよね。
ただちょっとヤりたいな〜
とか思っとってさ!
まあそんだけじゃけ〜!」



最低だ。

⏰:09/07/28 02:51 📱:D905i 🆔:LA0T/j.E


#98 [SENA]

男は続けた。

「やっぱ制服っていいね!
嫌がられたら余計やばい。
お前とヤりたいってゆー奴
結構おるよ?俺お前とヤれて
めっちゃラッキーじゃね?」

へらへら笑う男。

何も言えなかった。

そのままうちは家を出た。

⏰:09/07/28 02:58 📱:D905i 🆔:LA0T/j.E


#99 [SENA]

それから、付き合ってもヤれんかった。

ヤったら終わりな気がして…。

ヤりたいだけなんじゃないか

って思ってしまって…。

男を信用できんくなった。

男が怖くなった。

いつか裏切られるなら

最初から信用せんかったらいい

って思うようになった。

⏰:09/07/28 03:02 📱:D905i 🆔:LA0T/j.E


#100 [SENA]

100だ
とりあえず休憩
読んでくださってる方
いますか?(´・ω・`)

感想板↓
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4481/

⏰:09/07/28 03:05 📱:D905i 🆔:LA0T/j.E


#101 [我輩は匿名である]
読んでます
めちゃおもしろいです
もっと書いて下さい

⏰:09/07/28 03:22 📱:SH904i 🆔:CGCgdLow


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