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#183 [ゆうと]
「そりゃ4年も続けば、そういう時期もあるだろ」

俺は、ユウキの言葉をまともに受け入れなかった。
「だいたい、喧嘩かもしれないんだろ?ってか、マコさんと彩乃さんの問題じゃん。俺らにはなんの関係もないだろ」


「…さっきミクが上田さんトコ行ってきた」

「…」

「上田さんには好きな人ができた。マコさんじゃない」

⏰:09/11/03 21:25 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#184 [ゆうと]
「え…?」

「俺も詳しいことはよく分かんない。でも、ミクにはハッキリそう言ったらしい…誰にも言うなよ」

「…うん」
状況把握に時間がかかった。
「詳しいこと聞きたいならミクんトコ行ってみな。俺が聞いたのはそれだけだから」

⏰:09/11/03 21:45 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#185 [ゆうと]
「いや…遠慮しとくよ」

「そうか?まぁ、俺らがワーワー騒いだところでって感じだしな(笑)しばらく様子見よう……ってか今なんか聞こえなかった?」

「別に。なんで?」

「なんかこう…クラクションみたいな…」

「クラクション?!」
嫌な予感がした。

⏰:09/11/03 21:55 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#186 [ゆうと]
ベランダに出てみる。
…何もない。

「気のせいだよ、たぶん」


……ってば…

「え?」
「なんか聞こえたぞ、隣の広場だ!」

『離してってば!!』

「暗くて見えねー………あ!赤い車…ユウト!赤い車だ!」

⏰:09/11/03 22:00 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#187 [ゆうと]
「赤い車?!」

「その木の後ろだ!あれ上田さんじゃねーか?」

「ってことは、あれはマコ(ちゃん)?…なんかヤバいぞ!行こう!」

階段を降りていく。
広場には女バスが数人来ていた。
「ちょっと…坂田君、落ち着いて!」
「いい加減に…誰かぁ!」

⏰:09/11/03 22:08 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#188 [ゆうと]
俺とユウキは広場へと走った。

「ちょっとマコさん…何やってるんすか!!」

『マコちゃん』は彩乃さんの首根っこを強引につかみ、車の中へ引きずり込もうとしている。

「俺らの問題だ!大したことじゃねーよ!いちいち大勢集まってんな!」

「ふざけんな!彼女嫌がってんじゃねーかよ。離してやれよ!」

⏰:09/11/03 22:14 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#189 [ゆうと]
普段チキンな俺は、無意識に『マコちゃん』の腕を離そうと飛びかかっていた。

「なん…だ…よ、お前には…関係ねー…だろが!」
「いいから離せ!」


『マコちゃん』の腕は予想以上に貧弱だった。スルリと離れた。
でも女にとったら、男の力にはかなわない。

⏰:09/11/03 22:20 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#190 [ゆうと]
彩乃さんは、その場に崩れ落ちるように倒れた。女バスが周りを囲み、『マコちゃん』から離れた場所へ連れて行った。

よかった…
フッと油断した…

「ユウト!!!」
「え?」

バコッ…
不意打ち右ストレートをくらった…

⏰:09/11/03 22:25 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#191 [ゆうと]
俺はよろめいた。
んで火が付いた…

「この糞ジジイ…やんのかコラ…」


『マコちゃん』が近づいてくる。
俺は身構えた。



「ごめん!」

⏰:09/11/03 23:39 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#192 [ゆうと]
『マコちゃん』はひざまずいた。
そして下を向いたまま、何度もごめんを繰り返す。

「…ユウトっていったな……痛かったよな…ごめん…ごめんな…本当にごめん」


体の力がスーッと抜けた…
『マコちゃん』は、しばらくその場を動かなかった。
俺もしばらくそのまま立っていた。

⏰:09/11/03 23:44 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


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