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#187 [ゆうと]
「赤い車?!」

「その木の後ろだ!あれ上田さんじゃねーか?」

「ってことは、あれはマコ(ちゃん)?…なんかヤバいぞ!行こう!」

階段を降りていく。
広場には女バスが数人来ていた。
「ちょっと…坂田君、落ち着いて!」
「いい加減に…誰かぁ!」

⏰:09/11/03 22:08 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#188 [ゆうと]
俺とユウキは広場へと走った。

「ちょっとマコさん…何やってるんすか!!」

『マコちゃん』は彩乃さんの首根っこを強引につかみ、車の中へ引きずり込もうとしている。

「俺らの問題だ!大したことじゃねーよ!いちいち大勢集まってんな!」

「ふざけんな!彼女嫌がってんじゃねーかよ。離してやれよ!」

⏰:09/11/03 22:14 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#189 [ゆうと]
普段チキンな俺は、無意識に『マコちゃん』の腕を離そうと飛びかかっていた。

「なん…だ…よ、お前には…関係ねー…だろが!」
「いいから離せ!」


『マコちゃん』の腕は予想以上に貧弱だった。スルリと離れた。
でも女にとったら、男の力にはかなわない。

⏰:09/11/03 22:20 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#190 [ゆうと]
彩乃さんは、その場に崩れ落ちるように倒れた。女バスが周りを囲み、『マコちゃん』から離れた場所へ連れて行った。

よかった…
フッと油断した…

「ユウト!!!」
「え?」

バコッ…
不意打ち右ストレートをくらった…

⏰:09/11/03 22:25 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#191 [ゆうと]
俺はよろめいた。
んで火が付いた…

「この糞ジジイ…やんのかコラ…」


『マコちゃん』が近づいてくる。
俺は身構えた。



「ごめん!」

⏰:09/11/03 23:39 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#192 [ゆうと]
『マコちゃん』はひざまずいた。
そして下を向いたまま、何度もごめんを繰り返す。

「…ユウトっていったな……痛かったよな…ごめん…ごめんな…本当にごめん」


体の力がスーッと抜けた…
『マコちゃん』は、しばらくその場を動かなかった。
俺もしばらくそのまま立っていた。

⏰:09/11/03 23:44 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#193 [ゆうと]
ミクさんの指示で、全員寮の中へ移動した。

「一体どういうこと?こんなにたくさんの人を巻き込んで!」

ミクさんは『マコちゃん』を怒鳴りつけた。
『マコちゃん』は、またごめんを繰り返すばかり…

「ヘタすれば警察沙汰になるとこだったんだよ?しかもこんな静かな近所で…何考えてんの?」

⏰:09/11/03 23:51 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#194 [ゆうと]
「本当にごめん…ごめんなさい…」

ミクさんは眉をしかめた。
「…アヤは?」

「あの…彩乃さんの部屋に連れていきました」

「そっか。ありがとう。…とりあえず2人、ちゃんと話し合いなよ。今日は止めときな…アヤは話せる状態じゃないから…」

⏰:09/11/03 23:57 📱:F902iS 🆔:XshxQ3iM


#195 [ゆうと]
この場の出来事はとりあえず解決し、『マコちゃん』も帰っていった。

「あ、ユウトは大丈夫だった?」

「大丈夫です」

「ごめんね、いろいろ迷惑かけちゃったね…みんなにもね…」

女バスは、恐くて泣いている人もいた。

⏰:09/11/04 00:01 📱:F902iS 🆔:aZQl5Q/M


#196 [ゆうと]
ゾロゾロと部屋へ帰って行った。
アキナに呼ばれた…
アキナもさっきの広場にいたみたいだ。
気付かなかった。


アキナの部屋に入った。
「あ〜あ…殴られちゃったね(笑)氷あるから冷やしなよ」

「…ありがと」

アキナはキッチンへ行き、小さいビニール袋に氷を詰め、持ってきた。

⏰:09/11/04 00:05 📱:F902iS 🆔:aZQl5Q/M


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