ペアリング
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#28 [ゆうと]
「押しかけちゃってごめんね〜。楽しかった。ありがとう♪またね!」

上田さんは助手席に、ミクさんは後ろに乗り込んだ。

運転席の窓が開いた。

『マコちゃん』はニコッと笑い、頭をちょこんと下げた。
暗かったから顔はよく分からなかったけど、大人の男!っていうオーラは感じ取れた。

⏰:09/10/31 23:20 📱:F902iS 🆔:DINsBX2g


#29 [ゆうと]
俺は返す言葉がなくて、
「彼氏さんですよね?今度ドライブ連れて行ってくださいよ♪」
と言った。

『マコちゃん』は照れ臭そうに笑い、小さく頷いた。

上田さんも笑って

「今度ね♪」
なんて言ってた。

ユウキは

「その時は俺も!」
と言った。

アキヒロは引きつり笑いを演じていた。

⏰:09/10/31 23:25 📱:F902iS 🆔:DINsBX2g


#30 [ゆうと]
俺達は赤い車を見送った。

『マコちゃん』はクラクションを2回鳴らし、上田さん達2人は手を振ってくれた。


大学生の恋愛ってなんか大人だなぁ〜

なんて思ってた。

小学校の頃は恋愛なんか興味なし、中学校の頃は彼女との登下校、高校はいろいろ発展して〜…ってな感じで恋愛を経験してきた。

そんなものがちっぽけなものに思えたと同時に、今までの恋愛の価値観が子供に思えた。

⏰:09/10/31 23:40 📱:F902iS 🆔:DINsBX2g


#31 [ゆうと]
あのクールな感じの『マコちゃん』も、俺みたいな恋愛を経験してきたのだろうか…

俺も大人になれるのだろうか…

その一瞬で、いろんなことを考えた。

⏰:09/10/31 23:45 📱:F902iS 🆔:DINsBX2g


#32 [ゆうと]
翌日…
女バスが練習するコートの横で、8人の新生男バスは集合した。

監督の大川さんの指導の下でやっていく。

女バスはできたばかりの男バスに興味深々でこちらを見ていた。

⏰:09/11/01 01:50 📱:F902iS 🆔:1/hxFirQ


#33 [ゆうと]
練習が始まった。

個々のスキルを見せようと、みんな張り切っていた。
アキヒロは自分のバッシュの紐を踏んづけて転び、恥ずかしかったみたいでブルーになっていた。




そんなこんなで練習は終わった。
初日ということもあってかなり楽なメニューだった。

⏰:09/11/01 01:54 📱:F902iS 🆔:1/hxFirQ


#34 [ゆうと]
練習が終わったのは昼過ぎ…
春休みということもあり、大学内は静かだった。
めちゃくちゃ心地よい風が吹いていた。
綺麗なピンク色の桜の花びらが風に舞い、K大を明るく包み込んだ。

チャリで寮まで帰る。

坂道を一気にかけ降りると、去年まで見ていた桜の木とは違う桜の木に出会う。
K高内の桜は少なかった。
だから季節を感じる。…なんてことはなかった。今目の前にある桜の木は、圧倒的な存在感を感じさせてくれる。

⏰:09/11/01 02:06 📱:F902iS 🆔:1/hxFirQ


#35 [ゆうと]
ユウキとアキヒロ、もう1人男バスのリョータと俺の4人で昼からK市に遊びに行くことになった。

準備をして、バスに乗っていざ出陣!

TSUTAYAを発見した。しかもかなりデカい��
俺の地元のTSUTAYAの10倍はある…
それほど俺の地元はショボかった…

バスを降りてTSUTAYAへ向かう。


「あれ?」

⏰:09/11/01 02:16 📱:F902iS 🆔:1/hxFirQ


#36 [ゆうと]
後ろから声がした。

振り向くと上田さんだった。

「あらー!4人で来たの?」

「はい…ってか、あれ?上田さん1人ですか?」

「いや、彼氏と」

「そうなんだ」

仲良しカップルなんだな…

「あの…彼氏さんって今…どこにいます?」
アキヒロは『マコちゃん』が気になって仕方がないようだ。

⏰:09/11/01 02:22 📱:F902iS 🆔:1/hxFirQ


#37 [ゆうと]
「ん?彼氏?たぶん雑誌のとこにいるよ」

アキヒロが顔をよく見てみたいと言う。
俺もこの前見た、あのクール&大人な『マコちゃん』がどんな人なのか気になっていたから見てみたかった。

「えー?彼氏見たいの?あんまりカッコよくないよ?」

「まっさかぁ!見るだけ見るだけ…」

「…あれ!」
上田さんの指差す方に後ろ姿の『マコちゃん』はいた。

⏰:09/11/01 02:28 📱:F902iS 🆔:1/hxFirQ


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