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#551 [ゆうと]
俺は呆然とした…

「なんでケロッとして言えるんだよ、そんなこと」

「だから分かんないんだって(笑)」


彩乃は笑っていた。
引きつり笑いとかじゃなく、自然な笑顔だった。

「じゃあ、お前はどうしたいの?」

「え〜?とりあえず、この状況がめんどくさいから別れようよ」

⏰:09/11/10 00:37 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#552 [ゆうと]
しばらくは口論になったりした…
それからどれくらい経ってからかな?


彩乃は言った。
絶対に言われたくなかったこと…
ってか、まったく予想してなかったこと…
ってか、予想できなかったこと…

「あたし、マコと別れられて幸せだよ♪悲劇のヒロインになれたおかげでマコと切れられたワケだし(笑)そこであんたを使っちゃったこと悪いと思ってるんだけどさ(笑)」

⏰:09/11/10 00:46 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#553 [ゆうと]
ワケが分からなかった…
だから頭ん中ゴチャゴチャで、喋れなかった。

「マコがあたしを車で連れ去ろうとしたことあったでしょ?あの時はね、事前に電話でわざと挑発的な言葉言いまくったんだ。そしたら案の定、怒りまくって寮まで来たってワケ♪」

「じゃあ、マコさんは…」
「あんたが前言った通り…温和な人だよ(笑)」

⏰:09/11/10 00:54 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#554 [ゆうと]
「でも、車で連れ去られそうになったことは前もあったんだろ?」

「1回だけね(笑)あたしの浮気がバレてさ♪」

青ざめた…


「でもまぁ、よく4年間も続いたわ、マコと♪あ、地質3年間か(笑)」

「…………」

「何黙ってんの(笑)あたし前言ったよね?」

⏰:09/11/10 00:59 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#555 [ゆうと]
何を………


「マコと別れる時の電話で『あたしはこういう女だよ?』って(笑)それ聞いてたでしょ?あ・れ・は!あんたに対する最初の警告でもあったんだよ!気付かなかったの?ダメだよー(笑)女の涙に騙されちゃ(笑)」

「ふざけんな!それまで俺とは普通に仲良くしてたじゃねーか!」

「タイプだったから(笑)」

「はぁ?」

⏰:09/11/10 01:04 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#556 [ゆうと]
「タイプだったからさ♪年下てか初めてだったし、なんとなく(笑)」

意味分かんねー…


「あ、あとマコから鬼のようにメール来た時あったじゃん?あれもね、事前に『明日絶対メールするから待ってて』的なこと言ってたのよん♪だから、あんたの言う『温和なマコさん』が温和じゃなくなったワケ(笑)」


「お前…最悪だな」

⏰:09/11/10 01:10 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#557 [ゆうと]
「でも、その最悪な女とデートできて、大人のセックス味わえたでしょ?言わなかったけど、セックスの時あたし中じゃイかないんだ(笑)だから…演技しちゃってたみたいな♪外ならイったけどね。ウマいねあんた(笑)」

「俺、体目的でお前と付き合ったんじゃねーけど…」

「あたしもだよ(笑)」

「じゃあなんで…」

「マコと別れたかったから!あんたと付き合ったのはそのお礼(笑)なんなら、またセックスする?」

⏰:09/11/10 01:16 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#558 [ゆうと]
「…んなもん、いらねーよ」

「へー。そういう話したら男ってみんな飛びついてくるのに…あんた偉いわ!」

「あっそ…」

「うん♪偉い…ってかあんたさ、あたしと付き合う時、同情入ってたんでしょ?」

「…入ってねーよ」

「でも、アザがなかったら付き合ってくれなかったでしょ?」

⏰:09/11/10 01:20 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#559 [ゆうと]
何も言えなかった…


「ほらね…あたしには同情って分かってたから…もし本当に付き合ってたとしても、あたしこんな女だからすぐ…フラれてたよね…なんか…ごめんね…傷つけちゃって…」


彩乃はうつむいた…
泣いてるのか?

「彩乃…」
俺は彩乃のそばに行った。

⏰:09/11/10 01:24 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#560 [ゆうと]
バッと顔をあげた…

「ほら、また騙された♪アハハ(笑)今警告したばかりなのに(笑)ウケる」

「てめぇ…」

「騙される方が悪いんじゃん♪だから辛い思いしたワケでしょ?自業自得♪でもまぁ、いい勉強になったでしょ?世の中にはこういう女もいるってこと…」

⏰:09/11/10 01:28 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#561 [ゆうと]
「じゃあ聞くけど、お前の親父の話は?あれも同情求めてたんじゃないのか?」

「親父?いたね、そんなヤツ(笑)」

「答えろよ!」

「んー?最初話した方は実話…最後の方はちょっと美化させて話作ったって感じ(笑)」

「最後の方は美化?」

「うん♪交通事故じゃなくて借金抱えて自殺したんだ。あらあらって感じじゃない?」

⏰:09/11/10 01:32 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#562 [ゆうと]
絶句した…
こいつ腐ってる…


「もう気ぃ済んだ?あ、忘れてた…マコがね、あれから電話してきてさ。2ヶ月くらい前かな?マコのアドレスも番号も消してたから、誰か分かんなくて電話出ちゃったのよ(笑)マコあんたに会いたいってさ」

「なんで?」

「知らない♪とにかく会ってみれば?」

⏰:09/11/10 01:37 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#563 [ゆうと]
恋愛なんて儚いものなんだな…
こんなに簡単に崩れていくものだなんて知らなかったよ…
涙さえも出てこなかった…


俺から別れを切り出した。
俺から別れようと言ったのに、この気持ちはなんだ…
初めて経験した裏切り行為は、一生忘れないと思った。
笑って『あんなこともあったね♪』なんて話せる日がくるのだろうか…

⏰:09/11/10 01:42 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#564 [ゆうと]
翌日、『マコちゃん』と会う約束をした。

彩乃と別れたことは、まだ誰にも話してない。
ミクさんは、彩乃の本性を知ってるのだろうか…知らないだろうな…
じゃないと、あんなにかばうハズがない…



俺は大学の講義も上の空…練習も集中できるはずがなく、足首をグキッと捻挫する始末…

⏰:09/11/10 01:47 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#565 [ゆうと]
あいつに対しての未練とかじゃない…

でも、自分に対しての苛立ちとか、悔しさが残ったような変な気持ちが渦巻いてる感じで…
気分が悪い…




練習が終わり、K市内のカフェで待つ『マコちゃん』に会いに行った。

⏰:09/11/10 01:51 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#566 [ゆうと]
よく考えてみると、『マコちゃん』にとって、俺は彩乃を『マコちゃん』から奪った男だ…


久しぶりの『マコちゃん』を目の前にして、申し訳ない気持ちと緊張でガチガチだった。

「こんばんは。ユウトだよな?座ってよ」

『マコちゃん』は優しく笑って、席に座るように言ってくれた。

「…失礼します」

⏰:09/11/10 01:56 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#567 [ゆうと]
「足引きずってるみたいだけど、怪我したの?」

「…あ、はい…今日の練習で…」

「そんなにかしこまらなくていいよ(笑)」

「…そうっすか?」

「うん♪ってか、ごめんな。忙しいだろうに呼び出したりして…」

「いや、はい。あの…2ヶ月前くらいに電話があったって彩乃が…彩乃さんが言うもんだから…」

⏰:09/11/10 02:01 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#568 [ゆうと]
「やっぱ忘れてたんだな(笑)なんで連絡こないのかなー?とは思ってたけど…」

「…あはは」

「殴ったりして悪かったな…」

「え?」

「前、俺がバスケ部の寮に行った時さ」

「…ああ。そんなこともありましたね(笑)」

⏰:09/11/10 02:05 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#569 [ゆうと]
「日を改めて謝らなきゃ!って思ってたのに遅くなっちまった」

「いやいや、そんな…ってか、俺の方こそすみませんでした。なんか、めちゃめちゃ生意気で…」

「誰が見たって、あれはユウトが正しいよ。止めてくれなきゃ…」

「正しくなかったっす!俺…」

「え?」

⏰:09/11/10 02:09 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#570 [ゆうと]
『マコちゃん』はキョトンとしている。

「あんなことされたら、誰だって面と向かって話したくなる!そうでしょ?」

「急にどうした?(笑)」

「俺…彩乃に全部聞きました。マコさんとの今までのこと…その連れ込もうとした時だって、先に彩乃にいろいろされてたんでしょ?そりゃ、誰だって面と向かって話しないと落ち着かないもんでしょ」

⏰:09/11/10 02:14 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#571 [ゆうと]
「何を聞いたのか知らないけど、あれは俺が大人げなかったって思う…先に何を言われようが、行動を起こした時点で間違ってた」

そんな『マコちゃん』の話を聞いて、俺はすべてを話すことを決めた。

「実は…」

俺と付き合ってたこと、昨日言われたショッキングな話…
全部打ち明けた…

⏰:09/11/10 02:18 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#572 [ゆうと]
『マコちゃん』はしばらく黙り込んだ…

「俺、マコさんがあいつのことで苦しむなんて、嫌です!こんなに純粋に人を好きになったマコさんがバカにされてるみたいで…俺が言える立場じゃないことは分かってます。でも…」

「ありがとう…そういうこと言われるの初めてだ。俺もしばらくアヤのことで苦しんだよ。俺のこと嫌いなんじゃないか?って早くから思ってた」

⏰:09/11/10 02:26 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#573 [ゆうと]
『マコちゃん』は一瞬笑って、話を続けた。

「だから、そう気付いた時点でなんでもっと自分を磨く努力をしなかったんだろうって、自分を責めるようになったよ。今になってね…」

「………」

「でも、これでピリオドが打てた気がする…アヤがどういう人間であれ、もう追いかけることは止めるよ。気持ちが伝わらないのに、しつこく想い続けるのはアヤにも悪いし、ユウトにも悪いからな♪」

⏰:09/11/10 02:36 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#574 [ゆうと]
「俺にもっすか?」

「当たり前だろ(笑)そうやっていろいろ教えてくれたし、俺のことを心配してくれたんだからな。最初は生意気で仕方なかったけど、今は弟みたいな友達みたいな…なんなんだろうな(笑)」

「なんすかそれ(笑)ってか、マコさんは就職とかどうするんすか?」

「俺は地元に帰るよ。地元のT県で頑張ろうって決めたんだ!」

⏰:09/11/10 02:40 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#575 [匿名っす]
あやの最低だね
思わず書き込みして
しまった

頑張って下さい

⏰:09/11/10 13:05 📱:F01A 🆔:w2UakqP.


#576 [ゆうと]
>>575
匿名っすさん

書きありがとうございます
俺もストーリー進めていきながらも、思い出してイライラしてました(笑)

もしよかったら、感想板立ててるんで感想等もらえたら嬉しいです(´_ゝ`)

⏰:09/11/10 20:05 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#577 [ゆうと]
(続き書きます♪)


「T県出身なんすか。就職は決まったんですか?」

「一応ね♪IT関係の会社に決まったよ」

「そうなんだ…すげぇ」

「地元帰ってまた1から出直すわ。アヤとの思い出とかは、すべてここに置いていく。じゃないと、俺自身が成長しないしな」

⏰:09/11/10 20:12 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#578 [ゆうと]
『マコちゃん』は笑った。
辛かっただろうに…


思った通り…
『マコちゃん』は、やっぱり大人で、めちゃくちゃ優しい温和な人…

こんな温和な男がマジ切れするくらい、彩乃という女に本気だったんだ…顔はちょっと……
だけど、本当にカッコいい人だなぁって思った。
歳はたった3個しか違わないのに、俺自身がめちゃくちゃガキに思えた。

⏰:09/11/10 20:22 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#579 [ゆうと]
「…もう9時過ぎか…ごめんな。遅くなったな」

「いやいや。マコさんと話ができてよかったです。正直、なんかモヤモヤしてたんで…」

気が付けば、彩乃の名前が出てこないくらい雑談してた。
仲良くなったって言ったらおかしいかもしれないけど、これからも『マコちゃん』とはいい付き合いをしていきたいと思えた。

⏰:09/11/10 20:28 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#580 [ゆうと]
「足…怪我してるだろ?寮まで送ってくよ♪」

「いえ…チャリもあるし、マコさんに迷惑っすよ」

「チャリは俺ん家にでも置いといていいからさ。怪我が治ったらいつでも勝手に取りきてくれていいし。怪我が治るまでチャリは禁止(笑)」
「…マジすか?じゃあ、お言葉に甘えて…」

赤い車に乗ったのは久しぶりだった。
もう二度と乗ることはないと思ってたけど…

⏰:09/11/10 20:33 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#581 [ゆうと]
寮に着いた…
俺は『マコちゃん』にお礼を言って、部屋に戻った。
失恋したのに、こんなに心が温かいのはなんでだろう…

『マコちゃん』といろいろ話せたことが、俺のモヤモヤを消し去ってくれたのかもしれない…




「ユウト!」

⏰:09/11/10 20:37 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#582 [ゆうと]
ユウキだ。
ズカズカと部屋にあがりこんできた。

後からはミクさんも入ってきた。


「よぉユウト君(笑)」

ユウキはニヤニヤしながら話しかけてくる。

「なんだよユウキ君」

「あれ?普通だな(笑)」

⏰:09/11/10 21:16 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#583 [ゆうと]
「まぁね(笑)」

「上田さんから全部聞いたぞ…大変だったな」

「そうだな…」

「まぁ、元気だせよ。そういうこともある(笑)」

え…?
そういうこともある…って、そんなにないことだろ?

「彩乃なんて言ってた?」無理やり笑顔を作った。

⏰:09/11/10 21:24 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#584 [ゆうと]
「上田さんに好きな人ができたんだろ?上田さん、泣きながら話してたぞ。ちゃんと和解したのか?」



は?

「ちょい待てよ。なんだよそれ…」

「え?失恋した身でこんな話聞くのは辛くないか?(笑)」

「いやいや…ワケ分かんないんだけど…」

⏰:09/11/10 21:28 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#585 [ゆうと]
「上田さん好きな人ができたからって…ユウトに対して冷めたとかじゃないけど、気になる人ができたって聞いたけど…違うのか?」


一気に怒りが上昇してきた…



「ユウト…!!」

俺は部屋を飛び出していた。

⏰:09/11/10 21:36 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#586 [ゆうと]
彩乃の部屋に着き、呼び鈴を鳴らした。

「あら。どうしたの?」

「どうしたのじゃねーよ!どういうことだよ?」

「何が?(笑)」

「分かってんだろ?」

「…分かんない(笑)」

「ユウキ達になんて話した?」

⏰:09/11/10 21:38 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#587 [ゆうと]
「別に…ありのままを…」

「あれがありのままか?あんな嘘並び立てて…」

「どっちにしても、あたしが悪者ってことに変わりはないじゃん(笑)あんたにはなんの責任もないんだよ?いいじゃん、別に♪別れた後にゴチャゴチャ言うの好きじゃないんだよね(笑)」

「自分で自分を擁護したってワケか…最低だな」

⏰:09/11/10 21:49 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#588 [ゆうと]
「いいじゃん(笑)好きな人ができたワケでもないけど、ちょっと工作してみたってことで♪最低でいいから許してよ(笑)」

愕然とした…
ここまでくると言葉も出ない…

「…じゃあな」

「うん、元気でね♪」

上田彩乃…
生まれ変わっても、二度と出会いたくない女として、俺の心に深く刻まれた。

⏰:09/11/10 21:58 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


#589 [ゆうと]
部屋に戻ると、ユウキとミクさんがいない…
やっべ…
気ぃ悪くさせたかな…



2人が戻ってきた。

「ほれ♪」
ユウキが缶酎ハイを差し出す。

「なんで酎ハイ?」

「今まで流した涙を補うんだ!元気出せよ相棒♪」

⏰:09/11/11 00:40 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#590 [ゆうと]
相棒か…

俺はその言葉が嬉しかった。

「ユウト!これから少しずつ気持ち整理していけばいいんだからさ。元気だすんだよ」

ミクさんも慰めてくれる。


…彩乃を失った俺だけど、こうやって言ってくれる仲間がいる。
だから大丈夫!

⏰:09/11/11 00:46 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#591 [ゆうと]
数時間後…
次から次へと酒を開けて飲んだ。

「よし!お前らカラオケ行くぞカラオケ!早く準備しろやい!」

ミクさんのオッサン口調は初めて聞いた。
酔ってますね。


「ミクさん、大丈夫か?(笑)」

「あー、全然大丈夫(笑)俺がチャリであいつ乗せてくからさ」

⏰:09/11/11 00:51 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#592 [ゆうと]
「分かった。K市のカラオケ店だろ?ミスドの隣だっけ?」

「そうそう♪」



カラオケか…
ミクさんたちが、俺を元気付けてあげようと企画してくれた。その気持ちはめちゃくちゃ嬉しい。
ただ、カラオケ=浜崎あゆみ=彩乃っていうイメージしかなくて、少し抵抗がある。

⏰:09/11/11 00:57 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#593 [ゆうと]
俺は彩乃と最悪な結末を迎えた。

でも、浜崎あゆみを歌うあいつの姿は、鮮明に覚えてる…

『大好き』『大切な人』『愛すべき人』

こんな歌詞がモニターに映ると、その部分を歌う時俺に笑いかけてくれる…
そんな彩乃のことを、俺は本当に大好きだった。

⏰:09/11/11 01:02 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#594 [ゆうと]
あの笑顔は忘れられない…
例え、これから先あいつに会うことがなくても、きっと忘れない。


でも、忘れたい。
あんな女、記憶の中から抹消したい。

…でも、人との思い出って、ホント鮮明に残っちゃうモノなんですね…
それが自分にとって、大事な人だったらなおさら…
笑顔なんて、卑怯だ。
心に住み着いて、まったく離れようとしない…

⏰:09/11/11 01:14 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#595 [ゆうと]
モヤモヤしながらも外に出る。


「どこ行くの?」

アキナだった。

「あら、ミクさん!こんばんは♪」

「アキナちゃん♪あんたも行くよ!」

「え?どこに(笑)」

「忘年会っていったらカラオケでしょうが!カラオケで死ぬまで歌うよ!おいで小娘♪」

⏰:09/11/11 01:20 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#596 [ゆうと]
「忘年会?ミクさん酔ってますね(笑)」

「酔ってないわよ♪あんた可愛い顔して冗談きついわよ♪とにかくおいで」

今気付いたけど、なんでミクさんが酔っ払ってるんだ?


「あ、無理しなくていいよ。ミク酔ってるから」

「加藤君(ユウキの名字)……いや、あたし行きます♪」

⏰:09/11/11 01:25 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#597 [ゆうと]
「ホント?マジで無理しなくていいよ」

「無理なんてしてないよ(笑)あたし暇だし、一緒に行かせて♪」

「ありがと♪じゃあ、ユウトの後ろ乗ってもらっていいかな?この時間はチャリ置き場に置ききれないからさ。違うとこにチャリ停めてたら店長がうるさいから(笑)」


「分かった♪」

⏰:09/11/11 01:29 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#598 [ゆうと]
よく考えたら、俺チャリ『マコちゃん』の家に置いてきてる…
しかも捻挫してるし…
ガーン…


「ユウト?どうしたの?」

「アキナ…俺、今寮にチャリないわ(笑)」

「なんで?(笑)」

「別の場所に置いてきてるから…」

「おバカ(笑)じゃ、あたしのチャリで行こ♪運転はユウトだよ(笑)」

⏰:09/11/11 01:57 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#599 [ゆうと]
「…ごめん」

「ユウトにはちっちゃいかな?このチャリ…ま、いっか♪早く行こうよ、運転手さんお願いしまぁす(笑)」

アキナの笑顔は久しぶりに見た気がする。
俺はずっと彩乃と一緒にいたし、アキナとは同じクラスだけど、講義中はほとんど会話をしないから…

「(足いてぇ…)じゃ、行くぞ♪」

⏰:09/11/11 02:02 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#600 [ゆうと]
「夜遊びは久々だな♪」

「そう?アキナはいつもこの時間は寝てたりする?」

「今何時?」

「PM11:00過ぎ」

「寝てる…かなぁ?もしくはチー(チヒロ)の部屋行って話したり、先輩の部屋行ったり…コンビニ行ったりするくらい♪」

⏰:09/11/11 02:08 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


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