禁断って何?
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#508 [シバ]
>>507さん

ありがとうございます(^^)v



>>506
初めてまともに秀一を見た。
こいつがアイリの彼氏…複雑というか、正直ムカついた。
シバの見えない所で、2人で一緒に帰ったり、ラブラブしたり…
想像しただけで、イライラする。

それと同時に、シバ自身にも苛立ちを覚えた。

⏰:10/07/24 22:42 📱:F02B 🆔:9e1bBfHs


#509 [シバ]
なんでシバは男じゃないんだろう…
なんで自分は女なんだろう…

それ以前に、なんでシバは女を好きになってるんだろうって疑問を持つはずなのに、それがなかった。
男になりたい訳でもないのに。

変な矛盾だらけで頭の中はパニックだった。

「シバさん」

シバはしばらく俯いていたみたいで、アイリに呼ばれてハッとした。

⏰:10/07/24 22:46 📱:F02B 🆔:9e1bBfHs


#510 [シバ]
アイリの方を向くと、アイリは心配そうな表情になっていた。

「見せない方がよかった?」

「いや、別…」

アイリの目を見れなかった。
アイリはどういう気持ちで秀一を見せてきたのか分からなかったし…

シバお得意の複雑な顔をしていたのだろう。
アイリは真顔のまま、シバに近づいてきた。

⏰:10/07/24 22:55 📱:F02B 🆔:9e1bBfHs


#511 [シバ]
「嫌な気持ちにさせちゃったならごめんね」

そう言うと、アイリはシバにキスをしてきた。
不思議と嫌な気持ちにはならなかった。

いや、むしろ求めていたのかもしれない。
目の前には、目を閉じているアイリの顔がある。

ずっと見つめていると、アイリは目を開けてシバから離れた。

「ごめんね。ってか、シバさんが嫌がらないから、つい…」

⏰:10/07/24 22:59 📱:F02B 🆔:9e1bBfHs


#512 [シバ]
少し照れくさそうな仕草を見せたアイリに、シバは言った。

「前とは違うよ。嫌がる訳ないじゃん」

真剣に話すシバを見て、アイリは微笑んでいた。

「そ?じゃ、そっちからしてよ」

「何を?」

「チュー(笑)キスって言った方がムード出るかな?(笑)」

⏰:10/07/24 23:04 📱:F02B 🆔:9e1bBfHs


#513 [シバ]
笑っているアイリにキスをした。

今度はアイリの方が目を開けていた。
自分からキスをした方が、相手の唇の感触とか、忘れられない感じがする。
そして、シバは生まれて初めて女の子にキスをした。

初めての事で、いろんな感情がこれでもか!ってくらい湧き上がってきて、涙腺が緩んだ気がした。

⏰:10/07/24 23:09 📱:F02B 🆔:9e1bBfHs


#514 [シバ]
目を開けると、今度はアイリが真顔になっていた。
真顔のまま、視線をそらしていた。

あれ?
マズい事しちゃったかな?


無言のまま、お互い視線を合わせない。
しばらくすると、アイリは言った。

「シバさん…本当にシバさんからキスしてくれるとは思ってなかった。そんな…アイリおかしくなっちゃうよ」

⏰:10/07/24 23:13 📱:F02B 🆔:9e1bBfHs


#515 [シバ]
え?
なんかごめん。


トンチンカンになった気がした。
シバの行動はまずかったのかな?
おかしくならないで…


「…アイリ本気になっちゃう」

ポツリと呟いた。
アイリは下を向いたまま、顔を伏せている。


オドオドしているシバに気づいたアイリは顔を上げた。

⏰:10/07/24 23:17 📱:F02B 🆔:9e1bBfHs


#516 [我輩は匿名である]
あげますメ

⏰:10/07/25 15:45 📱:CA004 🆔:Iq0kfHJ2


#517 [我輩は匿名である]
>>300-600

⏰:10/07/26 02:47 📱:F03A 🆔:upECO2Sc


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