禁断って何?
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#855 [シバ]
タバコをグシグシと揉み消して、あっちゃんはお湯割りを飲む。グラスを持つその手は、リィと違って細くて長い指だった。

「で…本題に入ろうか。これからどうするよ?」

突発的な質問だった。
そうだ!そうなんですよ!
それを解決させるためにこっちに来たんだから!

「リィからちょっとは聞いてたんだけどさ。第三者のあたしが入り込んで解決できることじゃないから、とりあえず見守ってたけど…」

シバは烏龍茶を飲み干していた。
それに気付いたあっちゃんは、もうこれしかないって言って三ツ矢サイダーをくれた。
お礼を伝え、意を決して口を開く。

「電話もメールも、態度がどんどん変わってるなーっていうのは気付いてた。別れを考えたけど、シバはリィのこと好きだから手放したくないって思っちゃって、あえてそこは突っ込まず様子見てた」

「うんうん…」

あっちゃんは2本目のタバコに火を点ける。

「ゆーちゃんはシバの大事な姉。リィはシバの大事な彼女。でも、そんな2人が親友だって考えると、もうどうしていいか分からなくなって…それでもシバはゆーちゃんじゃなくて、リィを選んだ。失いたくないのはリィだ!って決めつけて…だから今日、ハッキリさせるためにここに来たんだけど…」

⏰:14/03/27 01:34 📱:F02B 🆔:V1O6Amk6


#856 [シバ]
「その肝心なリィがいなかったってワケね」

「そう」

頷くことしかできなかった。伝えたいことなんて山ほどあったのに。
あっちゃんにはノロケ話さえしたことがなかったから、いつかリィとのおのろけを聞いてもらう日がくると思ってたけど、順番が逆だった。
今更、順番もクソもないんだけども…

あっちゃんはテレビをつけた。
シバが寝てる時に消してくれてたみたい。ケータイでも弄ってたのだろう。
トーク番組っぽい感じのものが流れてた気がする。


「シバって優しすぎるって言われない?」

あっちゃんからの突発的な言葉だった。
リィもそうだけど、いきなり話がぶっ飛んだり、看板破り!とでも言わんばかりの勢いでドカンと質問を投下してくる。

「言われないこともないけど、何で?」

「シバって真面目な子なんだろうなーって思う。リィも言ってたけど」

リィにそう思われてたのか。
サボってた神経が一気に目覚めた感じで、あっちゃんの言葉たちに敏感になる。

⏰:14/03/29 02:10 📱:F02B 🆔:7LT/iRcA


#857 [(^_^)]
あげます!

⏰:14/06/22 11:10 📱:iPhone 🆔:Z/1Yfu.s


#858 [我輩は匿名である]
あげ!

⏰:15/02/01 19:01 📱:iPhone 🆔:S.ktijkQ


#859 [我輩は匿名である]
あげ!

⏰:17/05/09 06:23 📱:iPhone 🆔:IVlmOuZQ


#860 [我輩は匿名である]
あげます!

⏰:20/09/18 11:23 📱:iPhone 🆔:W3agUnD2


#861 [ん◇◇]
↑(*゚∀゚*)↑

⏰:22/10/29 09:51 📱:Android 🆔:ww1G8DfI


#862 [我輩は匿名である]
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⏰:24/02/03 10:37 📱:iPhone 🆔:aEkM9La.


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