俺が一番と思った女★4★
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#1 [しゅん] 09/12/16 10:49
#641 [しゅん]
そして、またいつもの毎日がやってくる。
そうやって、あっという間に6ヶ月が過ぎた。
未来との連絡頻度はあれから徐々に減っていたと思う。
いつものようにベットに入り、寝る準備をする。
気が付けば忙しく、メールを一週間返してねぇ。
「あぁ…また時間あいたし。」
っち思いながら、謝りの言葉と一緒に少し長い文章を打ち、メールを送った。
そして、さ!寝よと思った時。
ふとこう思った。
:10/09/02 15:00
:PC
:lNbIQkAs
#642 [しゅん]
「俺、今未来のこと考えれんかも…」
別に深く何かを考えていたわけやない。
ただ、ちょっとめんでぇなっち思ったぐらい。
今に不満を持ったわけでもねぇし。
ほんとにふと脳裏をよぎった。
何でこんなこと思うんやろうっち思いながらも、バカやねん!そんなことあるわけねぇやん!っち自分に言い聞かせ、その日は寝た。
:10/09/02 15:04
:PC
:lNbIQkAs
#643 [しゅん]
でも、朝起きてまた夜のことを思い出す。
その日の夜もまた同じことを考えてしまう。
そして、このままでいいのかという気持ちさえ出てきた。
その次の夜、必死に考えた。
未来自身のことも、俺自身のことも、そして二人のことも。
:10/09/03 15:26
:PC
:dHzbezYk
#644 [しゅん]
つい最近まで未来の行動は俺にとってプラスであり、幸せと思っていたはず。
俺から離れていくんやねぇかっち不安もあった。
どこでどう変わったのか。
変わった環境といえば、俺は新たな生活がスタートし、未来は自分のしたいことのひとつを見つけた。
それだけや。
:10/09/03 15:26
:PC
:dHzbezYk
#645 [しゅん]
あいつに打込めるものが見つかり、俺自身が楽になったからなのか。
未来が俺に依存しているという意識があれば、こんなこと思わなかったかもしれない。
一歩進み、未来も新しい何かを見つけたことで、求める対象が俺だけではなくなった。
結果、安心に変わったとういうか…
見えないプレッシャーから開放されたというか。
もちろん、未来は必要以上に依存したり嫉妬したりは絶対ねぇ。
ただ、未来が俺に対してしてくれていることが少し負担になっとるんかも…
そう感じいる俺もいた。
:10/09/03 15:28
:PC
:dHzbezYk
#646 [しゅん]
俺だって、未来の力にはなりたい。
でも時間も余裕もない。
俺は未来に何も返せてねぇ。
それを理由には絶対したくねかったんに。
今思えば、俺自身が勝手に未来の気持ちを予想して、自分に対して負担になるような事柄を並べ、架空の世界であいつを作り上げていたと思う。
けど、社会人としての意識や、今までいた所から一歩進んだことにより視野が広がったのは確か。
それが、いい意味でも悪い意味でも俺を変えさせてしまっていた。
:10/09/03 15:29
:PC
:dHzbezYk
#647 [しゅん]
その結果。
俺の出た答えは
「別れる」
だった。
:10/09/03 15:30
:PC
:dHzbezYk
#648 [しゅん]
未来のことが嫌いになったわけやねぇ。
本気で好きだと胸を張って言える。
でも、俺が今すべきことは先生という一つの顔であって、未来の彼氏としての顔ではない。
その役目は果たせない。
心のどこかでそう思ってしまう。
もっと時間が経てば、色んなことを要領よく出来るのかもしれんけど、今の俺には自分のことで精一杯だった。
:10/09/03 15:31
:PC
:dHzbezYk
#649 [しゅん]
先生という職業に対し、一人前になりてぇ自分。
彼氏として未来を支えていきたい自分。
けど、実際は一つのことしか出来ず、未来にも寂しい思いをたくさんさせてしまっている。
それが、現実。
なりてぇ二つの自分を天秤にかけると、俺は前者だった。
浅田さんと話をしたことが、こえーぐらい現実になった瞬間。
:10/09/03 15:33
:PC
:dHzbezYk
#650 [しゅん]
今度の週末、未来と話をしよう。
ちゃんと自分の気持ちを自分の言葉で言おう。
決して投げやりにならずに。
そう思った。
:10/09/03 15:33
:PC
:dHzbezYk
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