俺が一番と思った女★4★
最新 最初 全 
#490 [しゅん]
「別にー」
『ほんとに?今からホットケーキ食べるんにー。』
「今から?また太るぞ!」
『太った方がいいっち言うくせにー。
わざと!』
「嘘つけちゃ!
普通に腹減っただけやろ。」
「ばれとるしー。
お腹空いたんやもん。
しゅんも食べたいけ、やきもち妬いとんやろー。
今から行くよー?
未来ちゃん特製のホットケーキ出前しちゃる。
帰りは実家に帰ってねー』
:10/06/07 16:10
:PC
:4J0k0qC6
#491 [しゅん]
未来は俺の気持ちを読み取ってか、自分から来てくれると言った。
俺が北九に帰って来ていることは言ってねぇ。
この時間から福岡まで来るつもりなのか。
もうこいつには何でも見透かされとんやな。
そう心の中で思いながらも否定した。
:10/06/07 16:10
:PC
:4J0k0qC6
#492 [しゅん]
「はぁ?今の時間から食わんし。
俺は規則正しい生活をしよんの!」
『そんな規則正しい人がこの時間に起きてますかー?
今から行くけ待っててー』
そう言って電話を切ろうとした。
「ちょ、待って。
お前、福岡まで来るつもりなん?」
『うん!
しゅん家やないでどこに行くん』
:10/06/07 16:11
:PC
:4J0k0qC6
#493 [しゅん]
「お前、それまじで言いよん?
アホか!
俺今、実家帰ってきとーけん。
俺が行く。」
『え?実家?』
「おう」
『そんな報告受けてないしー。
何だー。早く言ってよ!
もっと早く言ってくれたら長く会えたんに。』
:10/06/07 16:12
:PC
:4J0k0qC6
#494 [しゅん]
「スーツを取りに来ただけやったけん。
明日お前仕事やし、サッち帰ろっち思っとったけ。」
『ふーん。いいよ!久しぶりあたしが行くー
すぐ出るけん、ちょっと待っとってね』
そう言い、一方的に電話を切った。
:10/06/07 16:13
:PC
:4J0k0qC6
#495 [しゅん]
30分もしないうちに未来が来て、久しぶりに助手席に乗った。
シャンプーの匂いといつもの未来の匂いが交ざって、更にいい匂いがする。
そして、未来が作ったというホットケーキの甘い匂いもしていた。
この匂いがまた心地いい。
:10/06/10 15:09
:PC
:zbncfRCA
#496 [しゅん]
少し車を走らせ、いつも行く夜景のきれいな場所に車を止めた。
『おいしそうやろ?
食べていいよー』
食べてみると、いつも以上にうまかった。
何回も食べたことあるんに、また違う味に思える。
俺の感情が違うからか、ただ単に未来が味を変えたのかはわからなかったが、あえて未来にも聞かなかった。
:10/06/10 15:10
:PC
:zbncfRCA
#497 [しゅん]
『おいしー?』
「うめぇ」
『よかった。
甘いの食べたら元気出たやろ?』
「まぁまぁ」
『あたしはしゅんと会えて顔見たけん、また明日頑張れるなー。
今日会えるっち思ってなかったけん、めっちゃ嬉しい』
ニコニコしながらほんとに嬉しそうに話す。
何でこんな言葉がさらっと出るんやろ。
:10/06/10 15:11
:PC
:zbncfRCA
#498 [しゅん]
素直な未来を目の当たりにして、自然と言葉が出た。
「お前とおったら何でこんな気持ちになれるんやろ。
不思議やな…」
『何それー』
「さっきな、お袋から呼ばれてこれ渡されたん。」
箱を未来に渡す。
:10/06/10 15:12
:PC
:zbncfRCA
#499 [しゅん]
『ん?卒業祝い?
んー当てる!!
この箱サイズやったら、ネクタイピンかカフスピンかなー。
それか時計?』
「開けてん?」
『やっぱ時計やー!!
えーーーーー??
しかもロレックス???』
「んー」
『おばちゃんが選んだん?
了くんと?』
「んーーー」
『…え?
もしかして、お父さんの…?』
女は感が鋭いと言うが、ほんとにそうなんやと思った。
:10/06/10 15:13
:PC
:zbncfRCA
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194