命〜天国の君へ〜
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#1 [まゆ]
小説にするには時間がかかりそうです。まだ現実が受け止められません。中傷などやめてください。

⏰:10/03/07 22:25 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#2 [まゆ]
あなたは生きてますか?

生きてるよね?

⏰:10/03/07 22:26 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#3 [まゆ]
早く帰っておいでよ。

こうちゃんが好きなビーフシチュー作ったんだよ!

だから早く帰ってきてよ…

⏰:10/03/07 22:28 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#4 [まゆ]
冷めちゃうよ?
帰ってこなかったら私が全部たべちゃうよ?

そぉ言うといつも走って帰ってきたよね。

⏰:10/03/07 22:30 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#5 [まゆ]
汗かきながら、でもすごく笑顔でただいまって言ってくれたよね。

なのになんで?
なんでこうちゃん居ないの?

私はここに居るよ?

⏰:10/03/07 22:31 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#6 [まゆ]
なんでこうちゃん居ないの

なんで一人でいっちゃうのよ
私を一人にしないでよ

なんでこうちゃんなのさ

なんで私の大切な人なのさ
なんでよ…

こうちゃん返してよ…。

⏰:10/03/07 22:33 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#7 [まゆ]
こうちゃん死んだんだ

もういないんだ



でも信じたくない
まだ生きてるもんね…?

⏰:10/03/07 22:34 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#8 [まゆ]
命…

命ってなに?

⏰:10/03/07 22:40 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#9 [我輩は匿名である]
ゆっくりでいいよ待ってます

⏰:10/03/07 23:25 📱:N905i 🆔:☆☆☆


#10 [我輩は匿名である]
自分のペースで
頑張って下さい

⏰:10/03/07 23:26 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#11 [まゆ]
匿名さん
ありがとう

ゆっくりがんばります

⏰:10/03/08 18:42 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#12 [まゆ]
こぅちゃん
あなたは今笑えてますか?

⏰:10/03/08 18:43 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#13 [まゆ]
まゆはね〜
毎日泣いてるよ

でもこうちゃんはそんな事のぞんでないよね?
笑っててほしいよね?

⏰:10/03/08 18:46 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#14 [まゆ]
あんなに喧嘩したのも
今となっちゃ全ていい思い出

もう喧嘩もできないんだ

⏰:10/03/08 18:47 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#15 [まゆ]
ねぇ…

なんでまゆ残していったの
ずっと一緒にいるって約束したぢゃんか

嘘つき

⏰:10/03/08 18:48 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#16 [まゆ]
今年、結婚式あげるんだよね?

婚約指輪は私の薬指に輝いてるよ…

ねぇ…なんか言ってよ

⏰:10/03/08 18:50 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#17 [まゆ]
なんで電話でないの?
呼び出し音だけ鳴る

いつ出てくれる?

⏰:10/03/08 18:51 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#18 [まゆ]
小説かこうと思います。

こぅちゃんの人生…
書いていきます。

⏰:10/03/08 18:57 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#19 [まゆ]
―私、長田まゆ

中学を卒業し
高校生になろうとしていた

春―
入学式の日がきた

⏰:10/03/08 19:26 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#20 [まゆ]
茶色に染めた髪
耳には3つのピアス

スカートをヒザ上20センチにして気合を入れた

ただ化粧だけはしなかった―

⏰:10/03/08 19:28 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#21 [まゆ]
まゆ―遅刻するわよ〜

そう叫ぶのは私の母


すぐに準備をすませ
入学式へ向かった

⏰:10/03/08 19:29 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#22 [まゆ]
学校の前まで来た

校庭には桜の木々が並んで
咲いていた


―桜ヶ丘学園

私の憧れていた高校

私はこの高校に入学するんだ

⏰:10/03/08 19:32 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#23 [まゆ]
同じ中学から来た友達は
少なく私は不安だった


入学式がはじまって
長い話を聞き教室へ向かおうとした。

せの時、誰かが私に声をかけてきた

振り返って私はびっくりした

綺麗な顔立ちに透き通るような肌。真っ黒なロングヘアーがよく似合う美人な子だった。

⏰:10/03/08 19:35 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#24 [まゆ]
『ねぇ!同じクラスだよね?
私は佳奈!
南中学なんだっ
良かったら友達にならない?』

佳奈は満面の笑みで話かけてきた


そんな佳奈をみて私も
『私はまゆ!緑山中学なんだっ。よろしくね〜!』

と微笑んだ。

初めて出来た友達

私は佳奈と一緒に教室へ向かった

⏰:10/03/08 19:38 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#25 [まゆ]
佳奈と私が教室へ入ると教室内が一気に静かになり注目をあびた

私は『???』って感じだったがみんなに
『これからよろしくねっ★』
っと声をかけた!
佳奈も元気に挨拶してた

クラスの皆はみんな話かけてきてくれたっ

このクラスなら仲良くやっていけるって思った

⏰:10/03/08 19:41 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#26 [まゆ]
入学してそうそうオリエンテーションがあった。

班は自由だったので佳奈と一緒になった!
その時、同じクラスの男子が私達に『同じ班になろうよ』と声をかけてきた。

その人の名前はたくま。
金髪で背が高くて圧倒された

⏰:10/03/08 19:45 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#27 [まゆ]
たくまのいきなりの発言にびっくりしたが、佳奈は『いいよ〜』とすぐに決めてしまった(笑)

たくまは『よっしゃ』と言うともう一人のツレの所へかけよった。

もう一人のツレ
その人はすごくクールで茶色の髪に澄んだ瞳をしていた

それが浩大(こうだい)だった。

⏰:10/03/08 19:49 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#28 [まゆ]
浩大はめんどくさそうにしていた。

たくまと浩大は正反対の性格をしていた。

そして佳奈と私、たくまと浩大の4人が一緒の班になった。

⏰:10/03/08 19:53 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#29 [まゆ]
オリエンテーションの計画を班でたてるのだが、その時間はちょ〜楽しかった。

たくまのテンションの高さに笑ってばっかりだった

たくまは佳奈と私に
『2人目立つね〜』
と言ってきた。

佳奈は『そぉ?』と言うが
私は『ありがとう(笑)』と言っていた。

4人班だが浩大はあまり口をきかなかった。
本当にクールすぎた

⏰:10/03/08 19:56 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#30 [まゆ]
そんな浩大が初めて私に話かけてくれたのは何日かたってからだった。

授業が終わり佳奈と遊びに行った時のこと。

私達にしつこく話かけてくる男達がいた。佳奈も私もすごく逃げようとしたが捕まってしまって、逃げる事ができなかった。

その時、
『何やってんだよ、てめぇら』
と声がした

そこには浩大が立っていた

⏰:10/03/08 20:00 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#31 [まゆ]
佳奈と私わ顔を見合わせた
なんで浩大がいるの?
2人は同じ事を思っていたと思う

でも浩大がいたおかげで、私達は助かった。

私が
『浩大なんでここにいるの?』

と聞くと
『うっせ。じゃぁな』

とだけ言い去っていった。

これが私と浩大が交わした初めての会話。

⏰:10/03/08 20:03 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#32 [まゆ]
次の日。
浩大は机にでこつけて寝ていた。

私はなぜか浩大にちょっかいをだすように浩大の頭をぐちゃぐちゃにした。

浩大は『あぁ?
と言って不機嫌だった

私は『ごめん』と謝った

そしたらさ
浩大すっごい笑顔で
『んだよ!お前かよ』って…

浩大の笑った顔…初めて見た

⏰:10/03/08 20:07 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#33 [まゆ]
私は一瞬ドキッとした

それからは浩大ともよく話すようになり毎日4人で一緒にいた。

オリエンテーションきっかけでみんな仲良くなることができた。

⏰:10/03/08 20:09 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#34 [まゆ]
季節は変わり夏―

高校生活初めての夏休み
海に花火に祭りにキャンプ

したい事がありすぎた

佳奈がたくまに『海いこうよ』
って提案した

たくまは乗り気で私達4人で海に行く事になった。

⏰:10/03/08 20:11 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#35 [まゆ]
海に行く日。

朝はやく起きて佳奈と待ち合わせをした。

そして、たくまと浩大も合流していざ海へ!

テンション高い私と佳奈は歌をうたっていた

たくまは私達にのってきたが
浩大は『お前らバカだろ(笑)』と呆れていた。

⏰:10/03/08 20:14 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#36 [まゆ]
海について私達は早速、水着にきがえた。
もちろんビキニ!

着替え終わって2人のとこに行くとたくまは相変わらずなテンションで
『やっべ〜可愛すぎやろ』
とか言っていた

浩大は反応なしかと思いきや
顔を赤くして下を向いていた

私は浩大にまたキュンとしてしまった。

⏰:10/03/08 20:17 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#37 [まゆ]
そして何故か佳奈とたくまは2人で海に入ってしまった。

私は以前に溺れたことがあったので砂浜にいた

そしたら浩大が『泳がねぇの?』と言ってきた

私は笑いながら
『ちょっと怖いんだ〜』とか言った。

⏰:10/03/08 20:20 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#38 [まゆ]
浩大は何も聞かなかった。

しばらくして
『俺がついてるやん。浮き輪あるし折角やから入ろうや』
と言ってきた。

私は何故か嬉しくて、浩大と一緒に海に向かった。

⏰:10/03/08 20:22 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#39 [まゆ]
私が浮き輪につかまりその浮き輪を浩大が持ってくれていた。

初めて浩大と二人きりになったので緊張していた。

私は『佳奈とたくま仲良しだよね〜』と言うと

浩大は『あんなにラブラブなん見せ付けんでええのにな』と笑いながら言った

『??ラブラブって?』
私が不思議そうに聞くと、
『あいつら最近付き合いだしたんやん』
といわれた

私は『えぇぇぇぇ!!!』
と叫んだ。

⏰:10/03/08 20:25 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#40 [まゆ]
私の声に周りから注目をあび
『お前声でかいねん(笑)』
と浩大に軽く頭しばかれた。

『しばかんでもいいやんか〜』
とか拗ねてたら
『はいはい。ごめんね(笑)』
とか言われて、私の心臓はなんかおかしかった。

⏰:10/03/08 20:27 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#41 [まゆ]
そんな会話をしながら楽しんでいるとすぐに日が暮れた

私は佳奈に問い詰めた
『付き合ってるて本間?いつから?どっちから?なんでやぁ〜』
と質問攻めをした気が…(笑)

佳奈は照れながら
『たくまが好きって、付き合おうって言ってくれたんよ。入学式の時から気にしてくれてたんやって』と嬉しそうに話した。

⏰:10/03/08 20:32 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#42 [まゆ]
本間幸せそうやった。
佳奈と花火行く約束をしていたが、たくまと行く事になったらしく私は家にいることにした。

一人でボーっとしていると携帯がなった。浩大から着信…

私『もしもし…?』
浩『なんしてん?』
私『今家におるよ〜』
浩『花火いかんか?』
私『えぇ〜佳奈はたくまやしまぁしゃぁないで行ったるわ』
浩『しばくぞ、ぼけ(笑)』

そんな会話をした。
私は嬉しかった。
浩大の事が気になっていた。

⏰:10/03/08 20:37 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#43 [まゆ]
浩大と待ち合わせをして
花火を見に行った。

すごい人でもみくちゃにされていた。

その時、
浩大が手を握ってきた

浩『お前、迷子なりそうやからな(笑)つかまっとけ。』

私『迷子なんかならんから(`´)離せバカ〜』

浩『分かった』

私『本間に離すなバカ…』

浩『どっちやねんお前は本間に〜!ほっとかれへんな』

私『ほっとかんといて(笑)』

とか言ってた。

⏰:10/03/08 20:45 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#44 [まゆ]
―私ほんまにドキドキしてたんやで?ねぇ浩大はどやったん?

⏰:10/03/08 20:46 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#45 [まゆ]
手を繋いだまま歩いていた

花火がとても綺麗で
隣の浩大もすごいかっこよくて、花火より浩大に見とれてたかもしれん。

そんな私を浩大は見抜いたのか
『さっきから何みよん?なんか顔についてるか?』
と言ってきた。

私は何を思ったのか
『浩大男前やね。思わずみとれてしもたわ』
と言ってしまった

我にかえった時には遅かった

浩大は照れていた。
私は無言になった――

⏰:10/03/08 20:50 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#46 [まゆ]
しばらく沈黙が続き浩大が
『俺、お前が好きや』
と言った。

私はなぜか泣いた。
涙が止まらんかった。

浩大は私を抱き締めて
『俺の傍におってくれや。一生お前まもったるでよ。』
と言った

私は『はい』と言った
はい、と言うのが私の精一杯の返事やった

⏰:10/03/08 20:53 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#47 [我輩は匿名である]
頑張って下さい(>∀<)

⏰:10/03/08 21:39 📱:P03A 🆔:☆☆☆


#48 [まゆ]
匿名さん

ありがとう
頑張って書きます

⏰:10/03/08 21:41 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#49 [まゆ]
浩大は微笑んだ
私は涙ながら笑った

浩大はずっと手を繋いでいてくれた。

それから送ってもらって
浩大とはバイバイした

その日の夜、私は佳奈に電話をし浩大と付き合った事を報告した

佳奈は『おめでとう!これからもずっと4人だよっ』
って行ってくれた

⏰:10/03/08 21:47 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#50 [まゆ]
―夏休みが終わり2学期

私達4人はいつもみたいにバカやって笑っていた

変わったのは佳奈の隣にたくま
私の隣に浩大が自然といる事

毎日が本当に幸せだった

周りからは羨ましがられるダブルカップルだった

⏰:10/03/08 21:50 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#51 [まゆ]
そして冬―

初めて彼氏と過ごすクリスマス

浩大はクリスマスの事わすれてた。これはまぢ凹んだ。

私が『24日どうする?』って言ったら『なんかあるっけ?』とか酷いこと言うから拗ねた。
私『なんもないよ〜』
浩『そ?』
私『ばか』
浩『はっ?なんでや』
私『なんもないってば』

結局強がった私。
約束はないまま冬休み―

⏰:10/03/08 21:58 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#52 [まゆ]
そのまま24日になった

私は家にいた
そしたらさ、浩大から着信

私『はい』
浩『しけた声だしてんぢゃねぇよ(笑)』
私『あっごめんね〜どしたの?』浩『クリスマスだからお前ん家の前きてみた。出てこれる?』

私はびっくりした

急いで外にでた
浩大は本当にいた。
嬉しくて泣きそうだった

⏰:10/03/08 22:02 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#53 [まゆ]
私『どうして…?』

浩『忘れる訳ねぇやん。ドッキリとかさせてみたくてさ。お前が予定いれてたらどうしようかと思ったけどな(笑)』

私『ばか…こうちゃん好き』

浩『こうちゃん…?まぁいいけど!俺のが好きやっちゅうねん』

こんな会話をして涙流してたな。

⏰:10/03/08 22:04 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#54 [まゆ]
それから近くの公園にいった

寒い中ベンチに腰かけていた
寒いけどこうちゃんが隣にいる温もりが心地よくて幸せだった。

しばらくしてこうちゃんが私に小さな箱を渡してくれた。

浩『あけてみ?』
私は箱をあけた。
中にはハートの小さなネックレス

初めて彼氏にもらったもの。

⏰:10/03/08 22:10 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#55 [まゆ]
私は嬉しくてこうちゃんに抱きついてしまった(笑)

浩『いきなりびびるわっ』

私『だって嬉しいもん』

浩『つけたるで貸してみ』

そう言うとこうちゃんは私の首にネックレスをつけてくれた。

私『ありがとう、私なにも用意してなくて…ごめんね』

そう言うとこうちゃんは…

⏰:10/03/08 22:17 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#56 [まゆ]
浩『ぢゃあ〜まゆからキスして』

私『えぇぇぇぇ!!!』

浩『叫びすぎ(笑)』

私『無理無理〜恥ずかしいもん』
浩『そぉやんな〜こぉゆうのは男からするもんやしな』

そう言った瞬間、私の唇に温かいものが触れた。

⏰:10/03/08 22:19 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#57 [まゆ]
本当に一瞬だった―
これが私とこうちゃんのファーストキス

幸せな一瞬の出来事だった

こうちゃんと私は目をあわせ幸せそうに微笑んだ

素敵なクリスマスだった―

⏰:10/03/08 22:30 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#58 [まゆ]
クリスマスも終わり
新年を迎えた―

初詣は佳奈、たくまカップルと4人でいった!
仲良くおみくじをひいた

佳『きゃ〜大吉だっ』

た『うぉっ!俺も大吉〜』

浩『まぢ?俺も〜!まゆは?』

ま『うわぁ〜ん!私だけ凶だしっまぢショック―…泣』

浩『俺のとかえっこしよ。まゆは大吉やからなっ』

笑ってこうちゃんは取り替えてくれたんだっ

だけど…
この取り替えが今後のこうちゃんの人生を大きく変えることになったのかな…

⏰:10/03/08 22:35 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#59 [まゆ]
私達ははしゃぎまくってたくさんお祈りした。

私達の前を佳奈とたくまが手をつないで歩いていた

そしたらさ、こうちゃん手繋いでくれて…
言葉にしてないのに気持ちが通じあったって一人で喜んだ。

楽しい冬休みも終わり3学期―

⏰:10/03/08 22:43 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#60 [まゆ]
教室にいくと、いつものように佳奈が『おっはよ〜』と言ってきた。私は挨拶をし席についた。

(こうちゃんまだ来てないんだ)


授業が始まってもこうちゃんは学校にこなかった。

私は授業中にも関わらず
『どうしたの?体調くずした?』
とメールを送った。

⏰:10/03/08 22:46 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#61 [まゆ]
こうちゃんからの返事を待ったがメールはこなかった。

次の日もその次の日も、こうちゃんは学校にこなかった。

メールをするも返事はなく、電話をするも電源が入っていない。

心配でたまらなかった。

⏰:10/03/08 22:48 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#62 [まゆ]
2週間がすぎた頃。

こうちゃんは何もなかったかのように学校に来た。

私はすぐにこうちゃんの所へ駆けよった。

私『どしたの?大丈夫?』
そう聞く私にこうちゃんは
『余裕〜!ちょっと風邪こじらせて寝込んでた。連絡できんくてごめんな、もう復活やっ』
って笑顔で話した。

私は安心し話に深入りしなかった。


―ねぇ、こうちゃん
この時あなたはどんな気持ちだったの?

⏰:10/03/08 22:51 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#63 [まゆ]
それからは以前のように毎日4人で笑って過ごした。

季節は変わり春―



私達は高2になった。

⏰:10/03/08 22:53 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#64 [まゆ]
クラス替えでザワザワする校舎

私達は見事に同じクラスに
なれる訳がなかった…

といっても違うクラスになったのは私だけ…

佳奈、たくま、こうちゃんは1組だった。

私は2組。

かなり寂しかった。
佳奈に『いやだ〜』とすがりついていた気がする。

⏰:10/03/08 22:55 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#65 [まゆ]
佳奈は『隣のクラスだしすぐ会えるぢゃん☆また4人一緒にご飯たべよう』と言ってくれた。

私は3人とバイバイし、渋々2組の教室にはいった。

すると『まゆちゃん…?』
と声をかけられた。

そこには優子がいた。

私『えっ!優子??きゃ〜』
とはしゃいだ。

⏰:10/03/08 22:59 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#66 [まゆ]
―優子

優子は中学時代のライバルであった。中学は違うが部活動を通して仲良くなっていた。

まさか優子と同じ高校だったなんて…

高校は人数が多く、知らない顔ばかりだったので知ってる子も気付いていない事があった。

⏰:10/03/08 23:01 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#67 [まゆ]
私は嬉しくて毎日優子や優子の友達と一緒にいた。

もちろんお昼休みは佳奈、たくま、こうちゃんと4人で過ごした。

2組での生活にも慣れ毎日が充実していた。

私とこうちゃんも相変わらず仲良しだった。

⏰:10/03/08 23:03 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#68 [まゆ]
季節は変わり夏―

高校生活で2度目の夏休みがきた
今年もこうちゃんと花火を見に行った。今年は浴衣を着て…

私『どぉ?似合う?』

浩『孫にも衣装ってやつ?笑』

私『さいってぇ〜ばかばか』

浩『嘘嘘!すねんなって!ちょ〜可愛いよっ』

そんな会話が楽しくてたまらなかった

⏰:10/03/08 23:07 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#69 [まゆ]
この花火大会の日は、私達が付き合って1年記念日だった。

私『もう1年かぁ。早いね』

浩『そうやな、まっこれからもずっと一緒やけどな』

私『約束だよ〜

そしてキスをした。
私は月日が経つにつれてうちゃん色に染まっていった

暑い暑い夏の夜。
私はこうちゃんと1つになった

⏰:10/03/08 23:10 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#70 [まゆ]
幸せで幸せで涙がとまらなかった

こうちゃんはずっと私の頭をなでてくれた



―こんな日がずっと続くと信じていた。


こうちゃん、あなたはそぉ信じていなかったのですか?―

⏰:10/03/08 23:12 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#71 [☆]
気になるよ〜 がんばって

⏰:10/03/09 16:25 📱:SH02A 🆔:☆☆☆


#72 [我輩は匿名である]
頑張って下さい

⏰:10/03/09 18:10 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#73 [*]
頑張ってください(>_<)x
応援してます!

⏰:10/03/09 20:36 📱:W61K 🆔:☆☆☆


#74 [まゆ]
みなさん★
ありがとう

ほんま嬉しいです
頑張ってかきます

⏰:10/03/09 20:56 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#75 [まゆ]
夏休みはよく4人で遊んだ

佳奈とたくまも相変わらず仲が良かった。

楽しい夏休みも終わり2学期がはじまった―

⏰:10/03/09 20:58 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#76 [まゆ]
教室に入ると真っ暗にやけた優子が走って私の席にきた。

優子は相変わらずのテンション
夏休みの話をして盛り上がった。

私とこうちゃんの事を話して『にやけるな〜』とか言われてた。

⏰:10/03/09 21:00 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#77 [まゆ]
毎日が平凡だった―





そうこの日がくるまでは…

⏰:10/03/09 21:05 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#78 [まゆ]
肌寒くなった11月

いつも4人で食べていたお昼休み…
こうちゃんはいなかった

佳奈に聞くと『風邪をひいたから休んでいる』という事だった。

私は心配になりメールをした
『こうちゃん大丈夫明日はこれるといいねっ

⏰:10/03/09 21:09 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#79 [まゆ]
メールの返事はこなかった

そしてこうちゃんも学校にくる事はなかった…


連絡がなく心配になりすぎた私は何度も電話をした

きっとそれがうざかったんだよね…

⏰:10/03/09 21:11 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#80 [まゆ]
そのまま冬休みに入った


こうちゃんと連絡がとれなくなって1ヶ月…

佳奈とたくまもこうちゃん、そして私を心配してくれた。

⏰:10/03/09 21:18 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#81 [まゆ]
クリスマスも近づき私はこうちゃんに電話をした



『…はい』

1ヶ月ぶりに聞くこうちゃんの声。私は嬉しかったが、どこか元気がなかった…

私『久しぶりだねっ。体調大丈夫?』

浩『…クリスマスあえるか?』

私『もちろんっ!こうちゃんの家いっていい?』

浩『おう。ぢゃあ1時な』

私『分かった。ぢゃあねっ』

⏰:10/03/09 21:25 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#82 [まゆ]
電話を切り、私はこうちゃんの誕生日プレゼントを買いにいった。

去年もらったのに、私は何もあげられてなかったから…

プレゼントは悩んだ。

悩んだ結果、ピアスにした。
こうちゃんはいつも色んなピアスを付けていたから。

⏰:10/03/09 21:30 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#83 [まゆ]
クリスマス当日―

私はこうちゃんの家にいった
しかしこうちゃんはいつもと違った…

帽子をかぶり冷たい態度だった

あまり会話がなかった





私あの時、不安だったよ
ねぇ、こうちゃんの方が不安だった?こわかった?

⏰:10/03/09 21:56 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#84 [まゆ]
私は話をきりだした

私『学校きてなかったけど、どうしてたの?』

浩『………』

私『あっあのね、プレゼントあるんだ。喜んでくれるといいな』

浩『…いらねぇ』

私『えっ…こうちゃんよくつけてるピアスだよぉ!私頑張って選んだんよっ』

浩『いらねぇつ―の、てか別れて』


一瞬時間がとまった。
今なんて…?

⏰:10/03/09 21:59 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#85 [まゆ]
私は理解できなかった


私『えっ?冗談でしょ?』

浩『冗談で言うわけね〜し』

私『どうして?どうしてなの?急すぎるよ』

浩『急じゃねぇし。お前いろいろ重いんだよ』

⏰:10/03/09 22:12 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#86 [まゆ]
私は涙もでなかった



こうちゃんの顔を見た
目が潤んでいた気がした


こうちゃん?あの時どんな気持ちだったの?

⏰:10/03/09 22:13 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#87 [まゆ]
私はこうちゃんといる空間が耐えられなくなり、黙って帰ってしまった。

はっきりした理由も聞かずに…


私は佳奈に電話をしていた。


佳『メリクリっ!浩大とは会えた?ラブラブしてるんかぁ?』

佳奈のテンション高い声

佳奈の声を聞いた時に涙が流れた

私…振られたんだ。

私『…うっ…私…こうちゃんに振られちゃった…』

そう言い一方的に電話をきった

⏰:10/03/09 22:18 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#88 [まゆ]
その後、佳奈からは数件の着信があった。

私は出る事ができなかった


私は何日も部屋にこもった


ご飯も食べられなかった

日に日にやつれていった

⏰:10/03/09 22:25 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#89 [まゆ]
こうちゃん、
私あの時ほんと苦しかった

でも、こうちゃんの方が苦しかったんだよね?

⏰:10/03/09 22:27 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#90 [まゆ]
私が部屋にこもってから、佳奈とたくまは毎日家にきてくれた

最初は正直うざかった

だけど佳奈は毎日メールや電話をくれた。
私の支えだった。

佳奈とたくまのおかげで、私はご飯を食べられるようになった

ありがとう。ほんとに感謝。


冬休みも終わり3学期―

⏰:10/03/09 22:34 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#91 [まゆ]
やつれた私

教室に入るとすぐに優子が駆けよってきた

優『まゆ?どしたの?なんか痩せたね?なんかあった?』

私はまた泣きそうになった
まだ信じたくなかった

⏰:10/03/09 22:37 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#92 [まゆ]
私『私…別れたんだ。振られちゃった』

笑って言ったつもりだが涙は流れていた

優子、ずっと傍にいてくれてありがとうねっ

優子は私にいった

優『あきらめるの?まゆはそれでいいの?』

私は『諦めたくないよ…』
とつぶやいた

優『なら答えは1つ。会ってちゃんと話しておいで』

優子の言葉で私はまた涙を流した。私は馬鹿だった。

辛いのは私だけじゃない。
こうちゃんにも何か理由があるんだよね。こうちゃんもきっと色々考えたんだよね。

⏰:10/03/09 22:47 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#93 [まゆ]
私はこうちゃんに会いに行った

⏰:10/03/09 22:49 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#94 [まゆ]
こうちゃんの家の前につきチャイムを鳴らした。

しばらくして、
こうちゃんが出てきた。


浩『………なんかよう?』

冷たい言い方。
なんで変わっちゃったの?
何がこうちゃんを変えたの?

私は涙をこらえた

そして―

⏰:10/03/09 22:53 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#95 [まゆ]
私『私…別れたくないよ。納得できない。』

浩『まぢめんどくせぇ…うざいんだけど』

私『そんなのこうちゃんの本心じゃないでしょ?何か理由があるんだよね?』

浩『…』

私『約束したよね?ずっと一緒にいるって…そう約束したよね?』

私は涙を必死でこらえた

⏰:10/03/10 18:10 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#96 [まゆ]
浩『あほくせ〜理由がいるんかよ。なら理由いったるわ。冷めた』
私『嘘ばっか。なんでこうちゃん変わっちゃったの?ねぇ…なんで?私…こうちゃんの事だいすきだよ?』

浩『…もう帰って』

私『やだよ。別れたくないよ…』
浩『…しらねぇからな』

こうちゃんはそう言うと家の中へ入っていった

⏰:10/03/10 18:14 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#97 [まゆ]
私は帰りたくなかったので、外で待っていた。

こうちゃんなら外にでてきてくれる…

そう信じて待っていた。


何時間いただろうか


冬の寒い中、ずっと待った



私ばかだったかな?

⏰:10/03/10 18:19 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#98 [まゆ]
暗くなってきたな…


そう考えていると突然目の前が真っ暗になった…


私なにしたんだろう…


気付いたらベッドの上だった

目を覚ますと佳奈やたくま、優子が心配そうに私を見つめていた


………?

⏰:10/03/10 18:22 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#99 [まゆ]
私は状況がつかめていなかった

話を聞くと、私はこうちゃんの家の前で倒れていたらしい

病院に連絡したのはこうちゃんらしい。

それを聞いただけで涙が溢れた

こうちゃんが私に気付いてくれたんだ…
ただそれだけなのに、私は嬉しかった。

⏰:10/03/10 18:25 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#100 [まゆ]
佳奈やたくま、優子にも連絡してくれたんだって。


ねぇ…

こうちゃん?


あなたが振ったくせに、なんで優しくするの?

そんな事されたら私…
どうしていいかわかんないよ…



こうちゃん…
すき。だいすきだよ…

⏰:10/03/10 18:27 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#101 [まゆ]
それからこうちゃんに会うことはなかった…


学校にもきてなかった。

心配で心配でたまらなかった。




私とこうちゃんはよりを戻すことがないまま3年生になった。

⏰:10/03/10 18:29 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#102 [まゆ]
クラス替え―

佳奈、たくま、私は同じクラスになった。すごく嬉しかった!


そして…

こうちゃんとも同じクラスになった。

1年の時みたいに4人一緒になったのが嬉しくて嬉しくて…


でも、こうちゃんは相変わらず学校にくる事がなかった…

⏰:10/03/10 18:32 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#103 [まゆ]
3年になり最後の夏休みに入ろうとしていた。

私は帰り道に中央病院の前を通るのだが、ある日わたしはたくまが病院からでてくるのを見た。


たくまどこか悪いのかなぁ…


私はたくまに声をかけた。

⏰:10/03/10 18:34 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#104 [まゆ]
私『た〜くまっ!どしたの?』

私がそう声をかけると、たくまは焦った顔をした

私『…??』

た『ちょっと風邪気味でな』

たくまはあたふたしながら私に話した

私『…うそでしょ!なんかあったの?』

そう聞くとたくまの後ろから懐かしい声が聞こえた。


『お〜い!たくま忘れ物!』

⏰:10/03/10 18:37 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#105 [まゆ]
えっ…??

『たくま、いつも忘れ物ばっかしてんじゃね〜よ』

笑いながらたくまに話かけているのは、そう。

私のだいすきな人…

こうちゃんだった。


こうちゃんは私に気付いた。

浩『………。』

私『…な…んで?なんで病院にいるの…?』

⏰:10/03/10 18:40 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#106 [まゆ]
『………。』
こうちゃんは黙ったまま。

私『ねぇたくま!どうゆう事?いつも忘れ物って…いつから?なんで?』

私は質問ばかりした

たくまは黙っていた。


私は訳がわからなかった

こうちゃんが学校にきてなかったのは入院してたから…?

どうして入院なんか…


たくまは帰るわ!と言って帰ってしまった。

⏰:10/03/10 18:44 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#107 [まゆ]
こうちゃんも私に帰れ。とだけ言い病院へ戻っていった。





私はたくまを追い掛けた。


私『待って…たくま!!』

た『………』

私『お願い…話きかせて!』

た『………』

たくまは黙ったまま

しばらくしてたくまが口を開いた

た『俺もよくわかんねぇけど、あいつ病気なんだわ。最初きいた時は俺もびっくりした』

私『最初?最初っていつ?』

た『去年のクリスマス前』

去年のクリスマス前…
私がこうちゃんに振られた時…

⏰:10/03/10 18:48 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#108 [まゆ]
たくまはそのまま話を続けた


た『あいつさ、お前に心配かけたくないんだわ。だからあんなこと……』

私は何も言えなかった


ただただ、涙が溢れた


こうちゃんは私に心配かけたくないから、別れを告げたの?

⏰:10/03/10 18:51 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#109 [まゆ]
もしそうだとしたら、私はこうちゃんを守りたい。
傍で支えたい。そう思った。


私は知らない間に病院の前にいた


―こうちゃんに会いたい。

⏰:10/03/10 18:52 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#110 [まゆ]
病院へ入り、受付で病室を聞いた


私は病室へ向かった


こうちゃんは4人部屋。

入ると…
そこには大好きな…ずっと会いたかった人がいた…

私は泣いた。声を出して泣いた。

⏰:10/03/10 18:54 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#111 [かんな]
読んでます
自分のペースで続けて下さい

⏰:10/03/10 21:49 📱:SH06A3 🆔:☆☆☆


#112 [我輩は匿名である]
しっかり読んでます!!頑張って下さい!!

⏰:10/03/10 22:20 📱:W63SA 🆔:☆☆☆


#113 [我輩は匿名である]
あげあげ∩ω・`


応援してるのら

⏰:10/03/10 22:40 📱:N02A 🆔:☆☆☆


#114 [まゆ]
かんなさん.匿名さん.匿名さん
ありがとぉ
ゆっくり更新していくので、これからも応援お願いします

⏰:10/03/10 23:02 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#115 [まゆ]
続き

病室に入り私は泣いた。
周りを気にせず泣いた。

こうちゃんはそんな私を見て泣いてくれた。

なんでこうちゃん泣いてるの?

涙流す理由は何?
何を思って泣いてるの?

⏰:10/03/10 23:04 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#116 [まゆ]
私わ話を切り出した―

私『どうして入院してること話してくれなかったの?学校こないし心配したんだよ…ばか…なんでも一人で抱え込まないでよ。私いるじゃん…私そんなに頼りない?こうちゃんにはもう私は必要ない?ねぇ…私はこうちゃんが必要だよ…だいすきだよ……離れていかないでよ…約束破らないでよ…』

私は思ってることを言った


こうちゃんは泣いていた。

⏰:10/03/10 23:08 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#117 [まゆ]
そして―

こうちゃんはゆっくり話してくれた。

『俺、お前に酷いことばっかりしてきた。たくさん傷つけた。


俺さ、病気なんだわ。治るかもわかんねぇし、死という事を考えてしまう。弱い男やし情けねぇ。だから俺はお前を守ってあげられねぇ、支えてあげられん。きっとお前には辛い思いをさせる

それならいっそ振られた方がいいと思った。だから傷つけた。

お前には俺を忘れてほしかった


でも、俺がお前を忘れられない』

⏰:10/03/10 23:15 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#118 [まゆ]
浩『情けねぇけど…俺、いつもお前のこと考えてた。』

こうちゃんの言葉を聞いて私は声をだして泣いた。

私『私だってこうちゃんが必要だよ…!こうちゃん辛いなら私が支えるよ!だから離れないでよ…私と一緒に頑張ろうよ!幸せになろうよ………』

浩『俺ださいわ…自分からあんな酷いことしたのに、まだお前と一緒にいてぇ…』

私『ださくなんかない。こうちゃんは辛いのに私のことまで考えてくれて…強いよ!優しいよ…』

浩『まゆ…愛してる…』

こうちゃんに抱き締められた

⏰:10/03/10 23:21 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#119 [まゆ]
*************
やっぱり、辛い

小説書くたびに涙流してしまう
こうちゃん、会いたいです…

会いたい。会いたい。
愛してるよ…
*************

⏰:10/03/10 23:24 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#120 [まゆ]
こうちゃんに抱き締められた瞬間、私たちは運命だと思った。

こうちゃんの病気のことは詳しく聞かなかった。その方がいいと思ったから…


―高3の夏
私はこうちゃんと復縁した。

⏰:10/03/10 23:28 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#121 [我輩は匿名である]
頑張って!!ゆっくりでもいいから!!

⏰:10/03/10 23:29 📱:W63SA 🆔:☆☆☆


#122 [我輩は匿名である]
無理しないで!
ゆっくりでいいので待ってます

⏰:10/03/11 01:16 📱:N905i 🆔:☆☆☆


#123 [我輩は匿名である]
主さんのペースで
頑張って下さい。~!!!

⏰:10/03/11 01:24 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#124 [*]
応援してます!
主さんのぺーすでいいんで、頑張ってください(>_<)

⏰:10/03/11 16:38 📱:W61K 🆔:☆☆☆


#125 [まゆ]
皆さん
ありがとうございます

ほんと励まされます

あまり更新できなくてすいません

⏰:10/03/11 17:56 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#126 [まゆ]
続き

よりを戻してからは毎日病院にかよった

夏休みになり、私はこうちゃんに付きっきりになった。

しかし私は3年…
受験生。

私は大学に行く気はなかった

でも就職するにも試験や面接がある…

⏰:10/03/11 18:00 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#127 [まゆ]
就職のことですごく悩んだ

でもこうちゃんには言えなかった。こうちゃんの方がたくさん悩んでると思ったから…。

昼はこうちゃんの傍にいて夜は必死に勉強をした…。

それに家事もした。
私には親がいないから……

正直しんどかった。辛かった。

だけど、こうちゃんがいるから頑張れた。

⏰:10/03/11 18:04 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#128 [まゆ]
だけどね…

こうちゃんの姿を見るたび私は苦しくなっていった。


薬の副作用?ですごくやつれていた。私はこうちゃんを守ることができていない。

こうちゃんしんどいし辛いのに、私の前ではいつも笑顔で弱音をはかない。

⏰:10/03/11 18:06 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#129 [まゆ]
すごく強い…
私の知らないこうちゃん

泣かないと決めたのに…
私はこうちゃんの前で泣いてしまった。

就職のことや家庭のこと…
たくさんたくさん話した

こうちゃんが一番辛いのに…
私は自分勝手だった…

なのに、こうちゃん言ってくれたよね…

⏰:10/03/11 18:09 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#130 [まゆ]
浩『お前、親おらんし辛いのによく頑張ってる。頑張りすぎやねん。もっと甘えてこいや。お前一人の身体やないんやからな。



就職試験…受かってちゃんと卒業したら…



俺ら…結婚すっか。』

⏰:10/03/11 18:11 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#131 [まゆ]
こうちゃんから…
幸せをもらった

こうちゃんに病室でプロポーズをされた


私は過呼吸になるくらい泣いた


私は強がって

『結婚したいならしてあげてもい―よっ』

と可愛くないことを言った


こうちゃん笑って

『うっせ!お前がしたいならしてやるってんだ』

と言ってくれた。

ほんとに私は幸せ者だ。

⏰:10/03/11 18:15 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#132 [まゆ]
私はこうちゃんとの約束を果たすために、一生懸命勉強した。



夏休みはあっという間におわり
2学期になった―



そして9月18日…

就職試験当日。

私は朝早くから病院に行った
元気と勇気がほしかったから…

病室にいくといつもの笑顔で私を迎えてくれた。

⏰:10/03/11 18:18 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#133 [まゆ]
そして…

浩『これやるよっ!』





渡されたものは………




歯!!!

⏰:10/03/11 18:19 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#134 [まゆ]
私『……………なにこれ!』

白い硬い物体…

こうちゃんは笑いながら

『今朝、ぬけた俺の歯!!!
抜けたてほやほや(笑)
これお守りにしろやっ
そしたら絶対お前は受かる』

そんな事を言われた。


お守りに歯って…

と思いながらも私は嬉しくて大事に持っていった。

⏰:10/03/11 18:22 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#135 [まゆ]
************
こうちゃん…
会いたいよ。笑顔が見たいよ

抱きしめてよ…

私一人にしないでよ…
ねぇ…

置いていかないで…

こうちゃん…会いたい
*************

⏰:10/03/11 18:42 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#136 [らんらんるー]
本にしましょう(・∀・)

⏰:10/03/11 20:48 📱:N02A 🆔:☆☆☆


#137 [まゆ]
らんらんる―さん

ありがとうございます
嬉しいです

⏰:10/03/11 21:32 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#138 [まゆ]
続き

こうちゃんの抜けたてほやほやの歯を持って、私は試験を受けに会社へ向かった

何故か私は緊張しなかった


面接官に圧倒されないように、ハキハキと話した。


試験は自分なりにはうまくいった。きっとこうちゃんの歯のおかげ!

⏰:10/03/11 21:35 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#139 [まゆ]
試験が終わるとこうちゃんの待つ病院へと向かった。



病院につき病室へ向かった。






しかし、こうちゃんは居なかった。

⏰:10/03/11 21:36 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#140 [まゆ]
布団には大量の血が染み付いていた。


私は状況が把握できなかった。
いや、把握したくなかった。


こうちゃんに何かあったんだ。




身体が震えた。

⏰:10/03/11 21:38 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#141 [我輩は匿名である]
頑張って下さい
主さんのペースで!!

⏰:10/03/11 23:39 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#142 [あちゃ]
読んでます!!
ゆっくりでも更新待ってます
こうだいさんが生きた証…私の心にも刻ませて下さい

⏰:10/03/12 07:48 📱:P905i 🆔:☆☆☆


#143 [MI]
読んでますエ!
最後まで頑張って下さい。
最後まで読みますテ

⏰:10/03/12 11:41 📱:W61S 🆔:☆☆☆


#144 [・・you・・]
頑張ってください

⏰:10/03/13 00:00 📱:P03A 🆔:☆☆☆


#145 [まゆ]
それは…





























ケチャップでした

⏰:10/03/13 03:28 📱:P03A 🆔:☆☆☆


#146 [*]
>>145
お願いだから、そういうことしないで...
あなたの神経疑うわ...

⏰:10/03/13 15:11 📱:W61K 🆔:☆☆☆


#147 [あちゃ]
>>145
携帯機種ちがうよー!!
そうゆうことしちゃダメですよ!!
本人に失礼!!

⏰:10/03/13 15:36 📱:P905i 🆔:☆☆☆


#148 [まゆ]
みなさん
ありがとうございます
ほんと嬉しいです
こうちゃんも幸せ者だっ


145に書き込みされた方。
そういった事をしないでほしいです。こうちゃんの生きた証をそうふざけられると辛いです…。

一生懸命かいていくので、今後とも応援よろしくお願いします。

今日は更新できません。
ペース遅くて申し訳ないです

⏰:10/03/13 17:49 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#149 [mi-chu]
頑張ってください\(^o^)/

⏰:10/03/13 18:49 📱:PC 🆔:☆☆☆


#150 [らんらんるー]
145さん
そゆ事するの
やめよーね(´・ω・`)

あんま言いたくないけど
くだらなすぎるよ

⏰:10/03/13 20:09 📱:N02A 🆔:☆☆☆


#151 [あちゃ]
ゆっくりでいいよ
更新待ってます

⏰:10/03/13 23:10 📱:P905i 🆔:☆☆☆


#152 [*]
応援してます!

⏰:10/03/14 11:18 📱:W61K 🆔:☆☆☆


#153 [我輩は匿名である]
応援してます。

⏰:10/03/14 16:49 📱:W63SA 🆔:☆☆☆


#154 [まゆ]
みなさん、応援して頂き、ありがとうございます

こうちゃんも喜んでいると思います。

頑張って更新します

⏰:10/03/14 18:25 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#155 [まゆ]
続き

私はその場から動く事ができなかった。

ただただ、シーツについた血を見るだけだった。



そこへ看護師さんがきた。

⏰:10/03/14 18:27 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#156 [まゆ]
看護師さんは私に言った

『浩大くんね…ちょっとした発作を起こして急遽オペになったの。でも大丈夫だよ』

看護師さんは大丈夫と言ったが、私は何故か信じる事ができなかった。

このままこうちゃんが遠くに離れていきそうな気がした。

⏰:10/03/14 18:41 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#157 [まゆ]
私は病室で一人待たせてもらった。誰とも話せなかった。

就職試験のことすら忘れていた


3時間くらい経った頃、こうちゃんの両親が病室に戻ってきた

こうちゃんのお母さんは笑って
『ずっといてくれたの?ありがとうね。浩大は大丈夫だから!ただ病室にはまだ戻れないの』

と言った。

私は今まで聞かなかったが、お母さんに聞いた。

『…こうちゃんの病気って…何ですか?治るんですか…?』

私は自然と泣いていた。

⏰:10/03/14 18:56 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#158 [まゆ]
私が質問した後、こうちゃんのお母さんの表情が変わった。

おばさんは、『大したことないよ。ちょっと悪いものが見つかっただけで取りのぞけたのよ』
と言った。

しかし、おばさんは涙をこらえていた。

私は黙ってしまった。

本当に大丈夫なの?

なんでおばさん泣きそうなの?
大丈夫っていうのは嘘?

頭の中がパニックになっていた。

⏰:10/03/14 19:00 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#159 [まゆ]
私はその場にいることができなくなった。

こうちゃんに会うことはなく、家に帰った。

私はこうちゃんにメールをした。

⏰:10/03/14 19:04 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#160 [まゆ]
『こうちゃん…
一人で痛い思いばっかりしてるよね。
私はこうちゃんの為に何ができるかな…?
こうちゃんの方が辛いのに、
私…弱音ばっかりはいてごめんね。

これからもずっと一緒だよね?
ずっとずっと隣にいてくれるよね?私を一人にしないよね…?

お願いだから…


生きて…』

メールを送信するのに何時間もかかった。

送信ボタンを押すのが怖かった。

⏰:10/03/14 19:10 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#161 [まゆ]
こうちゃんからは返事はこない。

目を覚ましたら連絡がくると思っていたが、連絡はこなかった。


私は病院に行くことができなかった。

会ったら泣いてしまうから

私が泣いたらこうちゃんがまた自分を責めるから…

だから病院には行けなかった。

⏰:10/03/14 19:13 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#162 [まゆ]
学校には行った。

佳奈や優子には迷惑ばっかりかけた。でもずっと傍にいてくれた。

私が病院にいかなくなってから2週間がたった時。

私に一通のメールが届いた。

⏰:10/03/14 19:15 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#163 [まゆ]
そのメールは、こうちゃんからだった。

メールを開けると…

『まゆさん、元気ですか?最近病院にきてないみたいだけど、大丈夫ですか?

もしよければ、浩大に会ってやってくれませんか?

まゆさんに会いたがってると思います。

浩大の母より』

おばさんからだった。

⏰:10/03/14 19:19 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#164 [まゆ]
私は、なぜこうちゃんが自分でメールをしてこないのか?と思った。

きっとこうちゃんはメールすら出来ないんだろう…

私は考えたくなかった。

でも…こうちゃんに会いたかった。とにかく会いたかった。

学校が終わり病院へ向かった。

⏰:10/03/14 19:21 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#165 [まゆ]
病室にいくと、やっぱりこうちゃんは居なかった。

何がどうなってるのかわからなかった…

しばらくすると、おばさんが病室に戻ってきた。

私『こんにちは!メールありがとうございました。』

母『来てくれたのね』

おばさんは泣きそうな顔をした
そして前よりやつれていた…

おばさんは私に話した。

⏰:10/03/14 19:27 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#166 [まゆ]
母『まゆちゃん…浩大ね、オペの後から意識が戻らないの。ずっと集中治療室にいるの…会ってあげてくれないかな?まゆちゃんの事まってると思うの』

私は呆然とした。

今なんて…?
意識が戻らない…?
嘘だよね?
おばさん冗談きついって!
こうちゃん元気だよ!

そんな事を自分に言い聞かせた
意識不明とか信じたくなかった

⏰:10/03/14 19:31 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#167 [我輩は匿名である]
気になる(´>ω<`)


あげ

⏰:10/03/14 21:59 📱:N02A 🆔:☆☆☆


#168 [あ]
自分の友達も同じ
状況でした。
頑張って下さいエ
読んでます

⏰:10/03/14 23:34 📱:W61S 🆔:☆☆☆


#169 [我輩は匿名である]
頑張って下さい

⏰:10/03/16 23:05 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#170 [ぽん]
頑張れ(´;д;`)


応援してます

⏰:10/03/16 23:06 📱:N02A 🆔:☆☆☆


#171 [我輩は匿名である]
頑張れ(^O^)
更新待ってます(*^o^*)

⏰:10/03/17 19:27 📱:W63SA 🆔:☆☆☆


#172 [まゆ]
みなさん応援ありがとうございます

ゆっくり更新します

⏰:10/03/18 17:46 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#173 [まゆ]
続き

私はただ立ち尽くした
涙すら出なかった

おばさんに連れられ私は集中治療室へ向かった

そこには、愛しいこうちゃんが眠っていた。

⏰:10/03/18 17:49 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#174 [まゆ]
こうちゃんの顔を見て、私はなんでもっと早く病院にこなかったんだろうと後悔した。

後悔しても遅いけど…

私は何も言えなかった

こうちゃんに声をかける事ができなかった。

その日はそのまま家に帰った

⏰:10/03/18 17:53 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#175 [まゆ]
次の日、私は学校を休んだ。

気付いたら病院にいた。
こうちゃんに会いたかった。

傍にいたかった。

窓ガラスが邪魔だった
近くにいきたかった。

私は何度もこうちゃんの名前を呼び続けた。

⏰:10/03/18 18:01 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#176 [まゆ]
しかし、こうちゃんは目を覚まさなかった。

それからは毎日学校がおわれば病院に通っていた。



1週間くらいたった日…

⏰:10/03/18 18:03 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#177 [まゆ]
私が病院にいき、いつも通りこうちゃんの名前を呼び続けていると、こうちゃんの手が動いた

私は叫ぶように何度も何度も名前をよんだ。


奇跡が起きたのだろうか。


何週間も意識不明だったこうちゃんが目を覚ました。

私はこの時ものすごく泣いた。
嬉しくて嬉しくて…

⏰:10/03/18 18:09 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#178 [まゆ]
医者が集中治療室に入れてくれた

すぐに駆け寄り抱きついた。
こうちゃんはただただ笑っていた。

生きてる。

命の大きさが分かった。

⏰:10/03/18 18:12 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#179 [まゆ]
こうちゃんは
『夢にお前でてきて、お前オレの名前すっげぇ呼んでた。』
と笑って言った

私は
『ずっとずっと呼んでたよ』
と涙ながらに言うと

『そんな呼ばんでもいつも傍におるやろ、ばぁか』
と言ってきた

この何気ない会話が幸せでたまらなかった。

⏰:10/03/18 18:18 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#180 [まゆ]
私はまた明日くるね、といい家に帰った。

帰ってからも頭の中はこうちゃんのことばっかり。

生きてる。こうちゃんはしっかり生きてる。幸せだった。

もし神様がいるのだとしたら
私は感謝しきれない。

この日はゆっくり眠りについた

⏰:10/03/18 18:22 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#181 [まゆ]
次の日、学校にいくと、担任から呼び出された。

私は何で呼ばれたか分からないまま職員室へ向かった。

担任は笑顔で『やったな』と私に封筒を渡してきた。


中を見ると、就職内定書だった。私は試験に受かり、内定したのだった。立て続けにいい事ばかり

思わずにんまりしてしまった。

学校が終わると、すぐ病院へ向かった。

⏰:10/03/18 18:25 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#182 [まゆ]
病院へ着くと真っ先にこうちゃんに就職内定のことを報告した。

こうちゃんは笑顔で『おめでとう、よく頑張ったな』
と言ってくれた。

きっとこうちゃんからもらった歯のお守りがあったからだ。

少ししてこうちゃんがいきなり『飲み物かってきて』と言った。

いきなりだったので何でかなっと思ったが、『早く』とか言うからすぐに部屋を出て飲み物を買いにいった。

⏰:10/03/18 18:29 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#183 [まゆ]
特に深く考えず、飲み物を買い、病室に戻った。


そしたらさ、
こうちゃん…すごく苦しそうに吐いていた…


私は理解できた。

きっと私に見られたくなかったから、心配かけたくなかったから、病室から出させたんだなって。

こうちゃんの精一杯の思い、無駄にしたくなかった。

⏰:10/03/18 18:33 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#184 [ぽん]
書いてる!
やったー\(^O^)/

主さんのペースで
頑張って下さい

⏰:10/03/18 18:37 📱:N02A 🆔:☆☆☆


#185 [まゆ]
ぽんさん
ありがとうございます
頑張って書きます

⏰:10/03/18 18:43 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#186 [まゆ]
続き

こうちゃんは私に見られたくなかったから、飲み物を買いにいってと言ったんだ。

だから私はこうちゃんが安静になるまで、病室の外で待った。

涙が溢れる。
声を押し殺して泣いた。

こうちゃん…辛いのに、なんで私のことばかり思ってくれるの?

ほんとこうちゃんは強い。

⏰:10/03/18 18:48 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#187 [まゆ]
こうちゃんが落ち着いてきたので、私は顔を洗ってなにもなかったかのように病室へ戻った。

こうちゃんは笑顔で
『遅い。(笑)どこまで行ってたんだよ』
と言った。

その笑顔にまた泣きそうになったよ…

こうちゃん?私しってるよ?
副作用だよね?みてたよ…?

ねぇ…こうちゃん……
私が耐えられないよ…

⏰:10/03/18 18:51 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#188 [まゆ]
でも私が泣いたら、こうちゃんの気持ちだいなしになる。
こうちゃんの方が辛いんだ。

だから私はなにもなかったかのように笑顔で
『病室おぼえてなくて、迷っちゃったんだよね〜』
と言った。



これでいいんだよね……?

⏰:10/03/18 18:54 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#189 [まゆ]
こうちゃんが笑うと嬉しい

でもその反面、私が泣きそうになる。なんでかな…?

しばらくして私は病室を出た。

これ以上一緒にいると、泣いてしまいそうだったから…

家に帰った。

その日の夜は色々かんがえた。
私になにができるかなってたくさん考えた。

⏰:10/03/18 18:57 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#190 [まゆ]
次の日は学校が休みだったので、朝早くからこうちゃんが好きなCDを買いにいった。

喜んでくれるといいなっ

と思いながら病院へ向かった。

病室に入ろうとしたら
かすかにこうちゃんの声が聞こえた気がした。

⏰:10/03/18 18:59 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#191 [まゆ]
『……っく』

間違いなくこうちゃんの声。


私は病室をのぞいた。



そしたらさ…


こうちゃん…泣いてたんだ。

⏰:10/03/18 19:01 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#192 [まゆ]
私はこうちゃんが泣く姿を見たことがなくて、どうしていいか分からなかった。



だけどね、こうちゃんの傷みは分かったよ。


私は見なかったことにした。
ずっと病室の外にいた。

きっとこうちゃんもその方が良かったよね…?

⏰:10/03/18 19:04 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#193 [まゆ]
1時間くらいたち、私は病室に入り『やっほ〜』と能天気な口調でこうちゃんに挨拶した。

こうちゃんはいつもの笑顔で
『元気やなぁ』と言った。




ねぇ…こうちゃんが泣いてた理由は何?涙した訳は?

そんな事ばかり考えた。

⏰:10/03/18 19:08 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#194 [まゆ]
その涙の理由を知ったのは…



何週間かたったある日。


病院の売店からでた時だった。

⏰:10/03/18 19:10 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#195 [まゆ]
看護師さん達が会話をしていた。

『202号室の浩大くん、かわいそうだよね。早すぎるよね…あと半年だってね…』



私には意味がわかった

⏰:10/03/18 19:12 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#196 [まゆ]
あと半年…



余命……



こうちゃんがあと半年しか生きられないって事が…

⏰:10/03/18 19:13 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#197 [まゆ]
私はその場で座り込んでしまった。

信じたくない。嘘だよそんなの。こうちゃんがあと半年?
冗談やめてよね

そんな事ばかり考えていた。


こうちゃんはきっと自分の余命を知ったから泣いていたんだろう

⏰:10/03/18 19:15 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#198 [まゆ]
**************
こうちゃん…?
私…
あの時、こうちゃんがいなくなるのが怖くて怖くて…

なのに…こうちゃんいつも笑顔でさ…
こうちゃんはどんな気持ちだった?どんな気持ちで私に接していた?つらかったよね…?ごめんね

**************

⏰:10/03/18 19:18 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#199 [まゆ]
私はどんな顔をして会えばいいのか分からなかった。


こうちゃんの顔を見る事ができなかった。怖かった。

⏰:10/03/18 19:20 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#200 [まゆ]
私は自分をコントロールできなくなった。

こうちゃんにたくさん問い詰めた。泣きながら…

私『こうちゃん…?ずっと一緒だよね?』

浩『はっ?当たり前だろ!』

私『ほんとに?ずっとだよ?』

浩『まぢ。どしたのお前』

私『いなくならない?こうちゃんずっと生きるよね?』

浩『………』

⏰:10/03/18 19:23 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#201 [まゆ]
私『なんで黙るの?ずっと生きるよね?私と一緒に幸せなるんだよね…?』

浩『…ずっとは無理かな』

こうちゃんが悲しそうに言った

私は泣きまくった。

私『…っなんで?』

浩『…俺だって生きてぇよ』

そう言ったこうちゃんの目からは涙がこぼれ落ちた。

⏰:10/03/18 19:26 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#202 [まゆ]
浩『俺だって…ずっとお前と一緒に生きてぇよ…っんでだよ…なんで俺なんだよ…』

こうちゃんの言葉で私は自分が最低な奴だと感じた。

こうちゃん苦しめた。
私がこうちゃんを思い詰めた

私、最低だ
こんな彼女だめだよね…


私は『…ごめんね』
とだけ言った。

⏰:10/03/18 19:29 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#203 [まゆ]
こうちゃんは私を抱きしめてくれた。力強く抱きしめてくれた。

力が強すぎて私には痛いくらいだった。

でもその痛みから、こうちゃんの傷みを感じとった。

こうちゃんは声を押し殺して泣いていた…

⏰:10/03/18 19:32 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#204 [まゆ]
**********
苦しいよ…
こうちゃん…

会いたいよ。
声が聞きたいよ…

どこにいるのよ…

帰ってきてよぉ……
**********

⏰:10/03/18 19:34 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#205 [まゆ]
**********
何度もこうちゃんに
電話してるんだよ…?

早く出てよ…
**********

⏰:10/03/18 19:35 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#206 [まゆ]
私たちは1日中、泣いていた気がする。

夜になり、こうちゃんは私に『暗いしもうそろそろ帰れ』
と言った。

私は帰りたくなかったが、こうちゃんに心配かけたくなかったので真っ直ぐ帰った。

季節はもう冬。
寒くてたまらなかった。

⏰:10/03/18 19:38 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#207 [まゆ]
それから冬休みになった。




私は相変わらず毎日病院に通った。

⏰:10/03/18 19:40 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#208 [まゆ]
クリスマスに近づき、こうちゃんが私に『何がほしい?まぁ買いにいけねぇけど』と笑って言った。


私は『こうちゃんが欲しい』
と言った。

こうちゃんは少し黙り
満面の笑みで『任せろ』と言った

⏰:10/03/18 20:02 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#209 [まゆ]
その話をした数日後に、おばさんが私に話しかけてきた。

母『まゆちゃん指細くて綺麗だねぇ〜』

私『そんな事ないですよ〜』

母『指、何号なの?細いよ!』

私『ありがとうございます!7号ですよ!おばさんもきれいな指じゃないですか』

そんな話をした

⏰:10/03/18 20:05 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#210 [まゆ]
それから私はこうちゃんの為に頑張ってマフラーを編んだ。

毎日毎日必死に編んだ。

クリスマスに間に合うか焦ったけど…なんとか間に合った。



そしてクリスマス―

⏰:10/03/18 20:07 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#211 [まゆ]
私はケーキを焼いてマフラーを持って病院へ向かった。

こうちゃんは寝ていた。


私は静かにこうちゃんに近づいた。そしたら大きな声で
『まゆ、メリークリスマス』
とこうちゃんが言った。

起きてたんかい!と心の中でつっこんだ。

⏰:10/03/18 20:11 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#212 [まゆ]
私は一緒に祝えるクリスマスが嬉しくて抱きついた。

それからこうちゃんと一緒にケーキを食べた。

こうちゃんが『幸せ―!』
と叫んで本当に嬉しかった。

それからたわいもない会話をして過ごした。

⏰:10/03/18 20:13 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#213 [まゆ]
少しして私はプレゼントを渡した。こうちゃんは凄く喜んでくれて、病室にいるのにマフラー巻いていた

私は『一緒に外でデートする時までお預けだかんね』
と笑いながら話した。

こうちゃんは『わかった』
と言った。にもかかわらず、ずっとマフラーしていた(笑)

⏰:10/03/18 20:15 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#214 [まゆ]
私が笑っているとこうちゃんが
『俺もお前にプレゼントある』
と言った。

私は『えぇ?私はこうちゃんが欲しいんだよ―!』と笑いながら言ったら、

『やるよ…』
と真剣な顔で言ってきた。

⏰:10/03/18 20:17 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#215 [まゆ]
浩『俺、病気でいつお前の前からいなくなるかわかんねぇ。

でも俺は最後まで…いや、ずっとお前と一緒にいたい。

まともに立てねぇしお前を守ってやれねぇかもしれん。

だけどな、俺はお前が必要や。
お前と過ごす毎日が幸せや。

こんなださい俺やけどな、
お前を愛しとる

俺の傍におれな

まゆ、結婚しよう…』

こうちゃんはこう言って私に
指輪を渡してきた。

⏰:10/03/18 20:21 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#216 [まゆ]
私は嬉しかった。
涙ながして声がでなかった。

泣くなや!と笑いながら私の髪をくしゃくしゃにしてくれた。

返事は?と言われ私は
はい。喜んで…と答えた。

私は本当に幸せ者だって思った。

⏰:10/03/18 20:24 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#217 [ぷん]
泣きそう(:_;)
まぢで
感動もんやで(;_;)

⏰:10/03/18 20:24 📱:SH01A 🆔:☆☆☆


#218 [まゆ]
プロポーズの言葉は
今でも鮮明に覚えている。

一生忘れることがない。




こうちゃんは私の薬指に指輪をつけてくれた。

私もこうちゃんの指に指輪をつけてあげた。

⏰:10/03/18 20:26 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#219 [まゆ]
ぷんさん

ありがとうございます
私も小説を書きながら涙しています。一生忘れることが出来ません

⏰:10/03/18 20:28 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#220 [まゆ]
続き

こうちゃんは
『卒業したら籍いれよう』
と言ってくれた。

私は夢ぢゃないかと思った

私…こんなに幸せでいいのかなって何度も思った。

私、そしてこうちゃんに生きる光が出来た。

⏰:10/03/18 20:30 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#221 [まゆ]
でもどうやって指輪かいにいったの?
と聞くと
『オレのおかんがお前に指のサイズきいたやろ?』

私『…あっ!』

浩『それで頼んで買ってきてもろたんや』

私『…ありがとう(泣)』

私『大事にするねっ』

浩『絶対お前幸せにするからな』

そんな会話をした。

⏰:10/03/18 20:33 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#222 [まゆ]
**********
あぁ…
ホンマ涙とまらんや

今も私の薬指には
あなたから貰った大切な
指輪が輝いているよ…
**********

⏰:10/03/18 20:35 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#223 [みい]
涙が止まらないぐらい感動です

⏰:10/03/21 05:02 📱:W54SA 🆔:☆☆☆


#224 [ぽん]
主さんのペースで
頑張って下さい!

更新待ってます(゚□゚)

⏰:10/03/23 16:01 📱:N02A 🆔:☆☆☆


#225 [我輩は匿名である]
頑張って

⏰:10/03/24 02:20 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#226 [ちい]
あたしも似たような体験しています。

頑張って下さい。
応援しています。

⏰:10/03/26 20:43 📱:821P 🆔:☆☆☆


#227 [我輩は匿名である]
更新待ってます~

⏰:10/03/28 01:20 📱:W62H 🆔:☆☆☆


#228 [まゆ]
みなさん、読んでいただいてありがとうございます

更新したいのですが、今は諸事情で中々書く事ができません
申し訳ないです

落ち着いたらまた更新するので、今後とも応援よろしくお願いします

⏰:10/03/28 20:17 📱:N01A 🆔:☆☆☆


#229 [ぽん]
かんばれーっ!!!

⏰:10/03/28 22:58 📱:N02A 🆔:☆☆☆


#230 [mi]
待ってます☆

⏰:10/03/28 23:10 📱:PC 🆔:☆☆☆


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