命～天国の君へ～

つらいとおもいます
わたしも当時は不安で毎日泣いていました
彼との思い出はずっと無くならないと思います
どうか毎日笑ってすごしてください
彼もそれを望んでいるとおもいます

みなさん
ありがとうございます

少しずつですが、更新していきます。

続き

こうちゃんにプロポーズされた高３のクリスマス

今でも忘れない。

その日はお互いに好きとたくさん言い合っていた

大好きな彼と過ごすクリスマス

これがこうちゃんと過ごす最後のクリスマスだなんて…

この頃の私は考えもしなかった

クリスマスはあっという間におわり新年を迎えた

こうちゃんは病院からでられるわけもなく、私は佳奈とたくまと一緒に初詣に行った

私は神様にお祈りした
―こうちゃんが早く元気になりますような。ずっと一緒に生きていけますように…。

でも神様は意地悪だね。

私はこうちゃんに健康のお守りを買って病院へ向かった。

こうちゃんは笑って
『あけおめ！お前…』
と言った。

私は『今年も一年よろしくね！てか続きは何さ―？』
と言った。

こうちゃんは『お前綺麗になったな』と照れながら言った。

私は一気に顔が赤くなった
いきなりでびっくりしたが、嬉しくてたまらなかった。

それからたわいもない会話をして、お守りを渡した。

浩『お前にこんなん貰ったからには一生健康でいないとな』

私『当たり前でしょ！不健康になったらビンタだからね』

浩『ビンタされたくないから頑張るし(笑)』

そんな会話をして笑っていた。

少しすると、こうちゃんが私に
『ごめん、喉かわいたし飲み物かってきてくんね？』
と言った。

私はすぐに理解した。
こうちゃんまた苦しいんだ。吐き気するんだ、そう思った。

きっと私に見られたくないんだよね？心配かけたくないんだよね？

私はこうちゃんの気持ちを無駄にしたくなかったので、笑顔で
『わかった！また迷子なるかも』と言って病室を出た。

私は飲み物を買い、ロビーで座って時間をつぶしていた。

こうちゃんの事ばかり考えていた。私は強くならなきゃならない。

こうちゃんを支えたい
こうちゃんに笑顔でいてほしい

色んな事を考えた

しばらく時間が経ち、私は病室へ戻った。

こうちゃんはいつもの笑顔で
『また迷子になったんか～？』
と言ってきた。

私は『ほんと迷子なるの天才かもしんない(笑)』
と笑った。

こうちゃんが笑ってくれるのが嬉しくて、ただそれだけで幸せだった。