命〜天国の君へ〜
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#201 [まゆ]
私『なんで黙るの?ずっと生きるよね?私と一緒に幸せなるんだよね…?』
浩『…ずっとは無理かな』
こうちゃんが悲しそうに言った
私は泣きまくった。
私『…っなんで?』
浩『…俺だって生きてぇよ』
そう言ったこうちゃんの目からは涙がこぼれ落ちた。
:10/03/18 19:26 :N01A :☆☆☆
#202 [まゆ]
浩『俺だって…ずっとお前と一緒に生きてぇよ…っんでだよ…なんで俺なんだよ…』
こうちゃんの言葉で私は自分が最低な奴だと感じた。
こうちゃん苦しめた。
私がこうちゃんを思い詰めた
私、最低だ
こんな彼女だめだよね…
私は『…ごめんね』
とだけ言った。
:10/03/18 19:29 :N01A :☆☆☆
#203 [まゆ]
こうちゃんは私を抱きしめてくれた。力強く抱きしめてくれた。
力が強すぎて私には痛いくらいだった。
でもその痛みから、こうちゃんの傷みを感じとった。
こうちゃんは声を押し殺して泣いていた…
:10/03/18 19:32 :N01A :☆☆☆
#204 [まゆ]
**********
苦しいよ…
こうちゃん…
会いたいよ。
声が聞きたいよ…
どこにいるのよ…
帰ってきてよぉ……
**********
:10/03/18 19:34 :N01A :☆☆☆
#205 [まゆ]
**********
何度もこうちゃんに
電話してるんだよ…?
早く出てよ…
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:10/03/18 19:35 :N01A :☆☆☆
#206 [まゆ]
私たちは1日中、泣いていた気がする。
夜になり、こうちゃんは私に『暗いしもうそろそろ帰れ』
と言った。
私は帰りたくなかったが、こうちゃんに心配かけたくなかったので真っ直ぐ帰った。
季節はもう冬。
寒くてたまらなかった。
:10/03/18 19:38 :N01A :☆☆☆
#207 [まゆ]
それから冬休みになった。
私は相変わらず毎日病院に通った。
:10/03/18 19:40 :N01A :☆☆☆
#208 [まゆ]
クリスマスに近づき、こうちゃんが私に『何がほしい?まぁ買いにいけねぇけど』と笑って言った。
私は『こうちゃんが欲しい』
と言った。
こうちゃんは少し黙り
満面の笑みで『任せろ』と言った
:10/03/18 20:02 :N01A :☆☆☆
#209 [まゆ]
その話をした数日後に、おばさんが私に話しかけてきた。
母『まゆちゃん指細くて綺麗だねぇ〜』
私『そんな事ないですよ〜』
母『指、何号なの?細いよ!』
私『ありがとうございます!7号ですよ!おばさんもきれいな指じゃないですか』
そんな話をした
:10/03/18 20:05 :N01A :☆☆☆
#210 [まゆ]
それから私はこうちゃんの為に頑張ってマフラーを編んだ。
毎日毎日必死に編んだ。
クリスマスに間に合うか焦ったけど…なんとか間に合った。
そしてクリスマス―
:10/03/18 20:07 :N01A :☆☆☆
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