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#112 [雪]
「颯ちゃん、バイトでも良いから仕事したら?」



「…」



颯ちゃんは都合が悪くなると黙り込む癖があった。



「いつまで、こんな生活するんやって?いい年してニートとか有り得ん!」



「…」




黙ってる颯ちゃんにイライラして、よく喧嘩するようになった。

⏰:10/06/28 02:19 📱:SH02A 🆔:8c/fqllU


#113 [雪]
「なんか言ったらどうなんやって?」


「…わかってるって。」



「わかってないから言ってるんやが!」



「仕事しろっていうけど、俺が仕事行ってる間浮気する気やろ?お前は健太ん時もあるから、信用できんもんなぁ?」



「はあ?意味わからんしな!これとそれとは話違うやろ?」

⏰:10/06/28 02:23 📱:SH02A 🆔:8c/fqllU


#114 [雪]
「お前のこと信用できんのやってな!」



「なら別れたらいいやん!」



ショックだった。


健太のことを根に持っているのは知っていたけれど、こんなに信じてもらえていないと思ったら涙がでてきた。

⏰:10/06/28 02:26 📱:SH02A 🆔:8c/fqllU


#115 [雪]
「雪、ごめん…」


「仕事さがすから泣かんで。」


「さっきのは売り言葉に買い言葉やで」


よく、仕事のことで喧嘩したけれど結局、最後はうまく丸め込まれてしまっていた。

⏰:10/06/28 02:28 📱:SH02A 🆔:8c/fqllU


#116 [雪]
それからしばらくして、颯ちゃんは仕事を見つけてきた。



それはボーイズバーの店員。



まさかの夜のしごとだった。

⏰:10/06/28 02:31 📱:SH02A 🆔:8c/fqllU


#117 [雪]
颯ちゃんは、夜の仕事を始めて、完全に私と生活リズムが合わなくなった。



でも、颯ちゃんは、夜の仕事を楽しそうに続けていた。



酔っ払って朝方に帰ってくる日が続いた。



仕事を始めてからは勝手に同棲している状態になった。

⏰:10/06/28 02:35 📱:SH02A 🆔:8c/fqllU


#118 [雪]
酔っ払って帰ってきては、寝ている私の身体を触り、身体を求めて来る颯ちゃん。



いつしか、二人には温度差ができていた。




そんな日々のなか、颯ちゃんと付き合って、一年が経とうとした時に、忘れもしない出来事がおきた。

⏰:10/06/28 02:38 📱:SH02A 🆔:8c/fqllU


#119 [雪]
仕事が休みで、颯ちゃんと家でゴロゴロしている時に家のインターホンがなった。



「はーい」



ドアを開けると、可愛らしい小柄の女の子が立っていた。

⏰:10/06/28 02:40 📱:SH02A 🆔:8c/fqllU


#120 [雪]
「あれ?ここって颯太君のお家ではないですか?」


「颯太?いますけど、どちらさまですか?」



そんな会話をしていると、後ろから颯ちゃんが出てきた。

⏰:10/06/28 02:42 📱:SH02A 🆔:8c/fqllU


#121 [雪]
「…紗耶香?なんで?」



「颯太くん、話しがあるの。」



とりあえず上がってもらい、話しを聞くことにした。

⏰:10/06/28 02:43 📱:SH02A 🆔:8c/fqllU


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