別れさせ屋
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#481 [あ]
:10/09/15 07:56
:SA001
:wEhnj1Ks
#482 [歩美]
私「奈々子、ホステスを下に見ないで。」
奈々子はそんなつもりで言ったんじゃなかったのかも知れない。だけど、私はホステスをバカにされた気がして・・・
ついキツく言っちゃった。
奈々子は謝りながら、
泣き出した。
奈々子「辞めないでよ・・・」
奈々子らしくない、
可愛い一面だった。
私「泣かないでよ(笑)
会えなくなるわけじゃないんだよ?」
:10/09/16 00:57
:F02A
:SCiK5Re6
#483 [歩美]
生きてれば会えるんだから。
良平の死が教えてくれた。
だから、奈々子、これからも友達だよっ。
かつて親友だった真穂より、
私は遥かに奈々子が好きだった。
なぜか奈々子は信用できた。
だから絶対裏切らない。
いつからかそう決めてた。
パチンコ屋を辞め、
お母さんにまたBARに戻ると話した。
お母さんは私の体を心配してくれた。
お姉ちゃんにはホステスに戻ると正直に話した。
頑張れと言ってくれた。
:10/09/16 01:01
:F02A
:SCiK5Re6
#484 [歩美]
私はホステスとしてやっていく。
もう、それしか前向きになれる方法がなかった。
ナオさんに相談すると、
「いい店紹介してあげる」
ということで、
職場はすぐに決まった。
ナオさんは育児をしながら、
生活費のためにスナックで働いていた。
でも、良平の親から毎月入金があって、苦しいわけではないって言ってた。
ナオさん「いつか自分で店やりたいから、資金集め(笑)」
ナオさんはちゃんと前を向いていた。
:10/09/16 01:05
:F02A
:SCiK5Re6
#485 [歩美]
愛する良平との間に授かった良太がいるから、
ナオさんは幸せそうだった。
私は、
龍太郎との間に何もないよ。
ナオさんの方が辛いはずなのに、今の私にはナオさんの方がキラキラして見えた。
母の力って、すごいんだ。
龍太郎とのことを、
ナオさんに話した。
ナオさんも真剣に聞いてくれて、慰めてくれた。
ホステスとして、頑張る。
ホステスとして、
いつか復讐してやる。
:10/09/16 01:10
:F02A
:SCiK5Re6
#486 [歩美]
もちろんそんな復讐心は誰にも言わない。
私の職業は、
【ホステス】
副業は、
【別れさせ屋】
これから私は過去の自分に逆戻りすることになる。
幸せなんていらない。
どうせ次にくるのは不幸なんだから。
彼氏なんていらない。
思い出なんて邪魔。
私が欲しいのは快感だけ。
:10/09/16 01:14
:F02A
:SCiK5Re6
#487 [歩美]
私「はじめまして♪
歩美と申します。」
私は源氏名を使わない。
面倒くさいんだもん。
ナオさんが紹介してくれた店は、前よりも大きく、女の子も多い。
すぐに友達や先輩、後輩ができた。うわべだけの付き合い。
別にそれで満足だった。
仕事は淡々とこなした。
お酒に弱くなってることには少し焦った。
ブランクのせいかな。
でも、もう一つ変わったのは、客層。
:10/09/16 01:20
:F02A
:SCiK5Re6
#488 [歩美]
店が変わり、
前より若い客が多くなった。
仕事では、
年齢なんて気にしない。
いかに払ってくれるか。
平日はみっちり働き、
週末は客とゴルフに行ったりして、着実に数字をあげていた。
そんな中、
近くでホストをしている天馬と知り合った。
天馬は鹿児島出身で、
音楽をするために上京してきた。
:10/09/16 01:31
:F02A
:SCiK5Re6
#489 [歩美]
知り合ったのは、店の女の子と天馬の店に飲みに行った時。
「どうも〜。
いつもありがとうございますお姫様方〜(笑)」
と、
隣に座ってきたのが天馬。
今まで行ったホストクラブの中で、天馬のいる店は一番居心地が良かった。
天馬とは、
すぐに仲良くなった。
連絡先を交換し、
毎日メールをしていた。
楽しくなかったと言ったら嘘になる。
:10/09/16 01:37
:F02A
:SCiK5Re6
#490 [歩美]
だけど、恋をする気なんてなかったし、
まして同業者はちょっと・・・。
でも天馬のアタックは素晴らしいアタックだった。
「歩美〜、あゆり〜ん、あゆあゆ〜、ハニ〜♪」
天馬は私を笑わすのが大好きだった。
で、いつの間にか私が笑ったら天馬の勝ちっていうゲームが出来ていた。
天馬に魅力を感じなかったのは、フリーだったから。
私はね、人を別れさせるのが好きなんだ。
:10/09/16 01:40
:F02A
:SCiK5Re6
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