別れさせ屋
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#549 [歩美]
桜が戻ってきて、私たちは何くわぬ顔で迎えた。
そして2人は店を出ることになった。
外へ出て見送った。
まさか龍一から渡してくるとは思わなかった。
だけど、桜には悪いけど、やっぱり気分が良かった。
店に戻り、
再び天馬たちの席についた。
天馬はあからさまに嫉妬していた。
天馬「連絡先交換してただろ!」
:10/10/04 23:17
:F02A
:8il/h08w
#550 [歩美]
私「そういうお仕事なんですもの。」
周りは笑った。
みんな、天馬が私に執着していることは知っていた。
私があしらっていることも。
でも、誰一人として私のもう1つのお仕事を知らない。
天馬のアフターを断り、
別の客とラーメンを食べに行った。
ふと、携帯をみると見慣れないアドレスからメールが。
龍一に渡されたアドレスと見比べたら、一致した。
:10/10/05 01:26
:F02A
:x932AtlQ
#551 [歩美]
客と別れてから、タクシーの中でメールを見た。
〈お疲れさん。まだ仕事中だろうなぁ。大変だな。今日はありがとう。〉
まぁ〜色気も可愛げも何もないふてぶてしいメール。
絵文字とか知らないのかよ。
夜中の二時だったから、
迷惑かもしれないと思って返信はしなかった。
そして桜から着信。
桜がいない間によく話し、
連絡先を渡してきたことと、
メールがきたことを伝えた。
:10/10/05 01:29
:F02A
:x932AtlQ
#552 [愛]
ドキドキやん

:10/10/06 07:10
:SH02A
:☆☆☆
#553 [我輩は匿名である]
:10/10/07 05:32
:N04A
:Ne/3VP5c
#554 [歩美]
桜は複雑な様子だった。
受話器から聞こえる声が、元気なかった。
私「・・・ちょっと後悔してるでしょ?
私、このまま返信せずにいようか?」
私の口からこんな良心丸出しの言葉が出るなんて。
でも、桜は大切な友達。
夜を生きる者同士、分かり合うことがたくさんある。
桜を、
真穂みたいにしたくなかった。
:10/10/09 01:54
:F02A
:oHyWNKKA
#555 [歩美]
でも桜は気が強い。
そして負けず嫌い。
そんな性格の桜が出した結論は、
桜「あははっ。続けてよ!
ハメてやってよ!」
ヤケになっている。
私「わかった。」
では、
依頼された仕事をします。
――翌日、
龍一に当たり障りのない返信をしておいた。
:10/10/09 01:57
:F02A
:oHyWNKKA
#556 [歩美]
龍一はすぐにメールを返してきた。
ごく普通のメールを何通かやり取りした。
夕方になり、
私は出勤。
メールを終えた。
仕事が終わると、
龍一からメールが来ていた。
〈お疲れさん。〉
やっぱりこんな面白みのないお疲れ様メール。
アフターの予定もなく、
真っ直ぐ帰宅した。
:10/10/09 02:02
:F02A
:oHyWNKKA
#557 [歩美]
今日も桜と連絡をとる。
桜「さっ、次は第二段階なんだけどね・・・――」
桜は第二段階もすでに考えていた。
来週の土曜日、
桜と龍一はデートの約束がある。
その日に私が龍一をデートに誘い、どっちをとるか・・・。
あぁ恐ろしい。
昨日より、桜は「面白がっている」という感じだった。
たった1日で、
こんなに感情が変わるんだ。
桜「じゃっ、あとは任せたぞーぃ♪」
:10/10/09 02:06
:F02A
:oHyWNKKA
#558 [歩美]
来週の日曜日を誘うタイミングをはかりつつ、
とりあえず毎日メールでやり取りをして過ごした。
そして、翌週を迎えた。
月曜日の朝、
龍一からメールがきていた。
〈今日接待があるから店行きます。〉
えっ?うちの店にくるの?
桜の店じゃなくて??
桜に報告した。
桜は笑い飛ばした。
きっとすでに桜のプライドはズタズタだった。
:10/10/09 02:10
:F02A
:oHyWNKKA
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