別れさせ屋
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#301 [我輩は匿名である]
>>139-180

⏰:10/08/16 03:10 📱:W61K 🆔:KnBw17vE


#302 [我輩は匿名である]
>>180-200

⏰:10/08/16 03:17 📱:W61K 🆔:KnBw17vE


#303 [歩美]
8≫駆け引き。 〜続き〜


龍太郎が真穂のことを好まないのは、飲んだ日から気付いてはいたけど、
確信するとかなり嬉しかった。

私は真穂の秘密をバラした。

「真穂、彼氏いるんだよ。」

2人は少し驚いていたけど、
元々眼中になかったうえに、
さらに眼中になくなった。

龍太郎の話によると、
ほぼ毎日メールがくるらしい。

⏰:10/08/19 22:26 📱:F02A 🆔:v5L/edXY


#304 [歩美]
私「うざいの?(笑)」

龍太郎「うん。」

冷たく言い放つ龍太郎。

私「じゃあうざいって言っちゃえば?」

龍太郎「女性にそんな暴言吐けねぇだろ?(笑)」

ま、チャラ男らしい台詞。
話を進めるうちに、
チャンスを見計らって私から伝えることになった。

あぁ〜楽しみ。


3人でボーリングに行き、
車内でダラダラ話して朝方帰宅した。

⏰:10/08/19 22:29 📱:F02A 🆔:v5L/edXY


#305 [歩美]
時々携帯を開いたけど、
新一からメールは来なかった。

新一らしくない。
私の知ってる新一じゃない。
いつもは、
絶対メールくれたのに・・・。


次の日も、
その次の日も新一からメールは来なかった。


考えないようにして、
今日も仕事に励む。
同伴もなくゆっくり出勤。

あまりに店が暇で、
適当に顧客にメールをうっていた時。

⏰:10/08/19 22:32 📱:F02A 🆔:v5L/edXY


#306 [歩美]
画面にメール受信の文字。

客からの返信かと思ったら、
知らないアドレスだった。

内容を見て、
少し嬉しかった。


〈龍太郎だけど今日も店?
暇してたら飯いかね?〉


まるで、
捕まえるつもりのなかった魚が偶然網にかかってくれたような、そんな気分だった。


会う約束をした。
初めて龍太郎と2人で会う。

⏰:10/08/19 22:35 📱:F02A 🆔:v5L/edXY


#307 [歩美]
支配人に早上がりをお願いしてみると、店が暇なことからあっさりOKが出て早上がりすることになった。

店友「デート〜?(笑)」
店友「歩美彼氏できたの?」

私「違う違う(笑)
ごめんね、お先〜♪」


龍太郎と待ち合わせの時間までに、化粧直しをした。
女子は、化粧の気合いで相手に好意があるかわかるもの。
龍太郎には、
それなりに気合いが入った。

少し冷たいけど、
魅力的だった。

⏰:10/08/19 22:41 📱:F02A 🆔:v5L/edXY


#308 [歩美]
待ち合わせ場所には、
すでに黒のオデッセイが停まっていた。

あれは、
全く車なんて興味なかった私が、初めて覚えた車だった。
今でも黒のオデッセイを見ると思い出す。


私「お待たせーっ。」

龍太郎「何食いたい?」

私「何でもいい(笑)」

龍太郎「それ1番困りますよお姉さん(笑)」

⏰:10/08/20 17:15 📱:F02A 🆔:AKrhXyok


#309 [我輩は匿名である]
>>258-400

⏰:10/08/21 13:26 📱:N703iD 🆔:FZbTI8Kw


#310 [我輩は匿名である]
気になる枕X新頑張ってください

⏰:10/08/22 07:36 📱:W63H 🆔:7g.M9jCE


#311 [歩美]
匿名さん≫
ありがとうございます
頑張ります

⏰:10/08/23 01:04 📱:F02A 🆔:gZCXLZHo


#312 [歩美]
結局車でウロウロして、
気付いたら1時間以上が経過して、景色はだんだん山の方へ近付いていっていた。

山・・・?
あの山は、
夜景スポットで有名な山。
まさか、龍太郎・・・?

期待を抱きつつも、
あえてギリギリまで気付いていないフリを通して車内で話を続けていた。

車がだんだん山を登っていく。さすがに私も尋ねてみた。


私「山ん中にご飯食べるとこあるの?」

⏰:10/08/23 01:07 📱:F02A 🆔:gZCXLZHo


#313 [歩美]
龍太郎はチラっとこっちを見て、笑い出した。

龍太郎「たぶん民家ぐらいしかないだろー(笑)
歩美、天然か?(笑)」

夜景に連れていこうとしてるんでしょ?
わかってるよ(笑)
でもね、
素直に嬉しかった。
私、夜景って見たことなかったんだよね。


やがて頂上付近に着き、
龍太郎は車を停めた。

龍太郎「いいもん見せてやるからおいで。」

⏰:10/08/23 01:10 📱:F02A 🆔:gZCXLZHo


#314 [歩美]
龍太郎は助手席のドアをあけ、私を連れ出した。

少し移動すると、
そこには絶景があった。

私「うわぁ・・・」

龍太郎「どう?」

私「キレイ・・・」

街の灯り、
電灯、
星。
こんなにもキレイだなんて思わなかった。
夜景に連れていくっていう、
まさにありがちなパターンに私はメロメロだった。

⏰:10/08/23 01:13 📱:F02A 🆔:gZCXLZHo


#315 [歩美]
適当な場所に腰掛け、
しばらく2人静かに夜景を眺めていた。

龍太郎って、
見かけによらずロマンチストなんだなって思った。

突然、
龍太郎に手を握られた。

私が龍太郎の方を見ると、
照れくさそうに顔をそらしながら、こう言った。

龍太郎「・・・好きな女ができたら、・・・ここに連れてくるつもりだった。」

真っ直ぐな言い方じゃない。
目を見て言われてもいない。
なのに、すごく龍太郎が愛しくなったよ。

⏰:10/08/23 01:17 📱:F02A 🆔:gZCXLZHo


#316 [歩美]
龍太郎はそのまま私を抱きしめてきた。
私も、
手に力をこめて抱きついた。

それが、
私の返事だったから。

抱き合ったまま、
しばらくは余韻と龍太郎の香水の匂いに浸っていた。

私、
龍太郎のこと大好きになるかもしれないよ。



私、
今までの自分と決別するよ。
いい女になるよ・・・。

⏰:10/08/23 01:22 📱:F02A 🆔:gZCXLZHo


#317 [歩美]
こうして8月28日、
私と龍太郎は付き合うことになった。

正式に「付き合って」って言葉をもらったわけじゃないけど、私たちにとって大切な記念日。大切なスタートになった日。


帰りの車内は、
お互いどこか照れくさかったよね。
でも、彼氏彼女だから、
バイバイの時はチュウ・・・
って思ったのにチュウなかった。(笑)

またまた見かけによらず、
奥手な龍太郎坊や。(笑)

⏰:10/08/23 01:30 📱:F02A 🆔:gZCXLZHo


#318 [我輩は匿名である]
(・^∀^・)まわりにおったら
絶対拒否るけど
他人だと思ってよんでます
この〜ナルシストx

⏰:10/08/23 03:50 📱:S001 🆔:L8brHD22


#319 [歩美]
いつも恋愛に進展があれば真穂に相談していたけど、
今はとてもじゃないけど話せない。

真穂が龍太郎に好意を持っているのはわかってるし。

でもね真穂。
これで同等だよ。
あんたは私から新一を奪って、しかも隠し通してる。

だから仕返しに私も同じことしてあげる。
歯には歯を、
目には目を。


龍太郎は私の彼氏。

⏰:10/08/23 23:52 📱:F02A 🆔:gZCXLZHo


#320 [歩美]
9≫暴露。

龍太郎と付き合うことになって、久しぶりの彼氏に私は浮かれていた。
ただ、1つ問題があった。


龍太郎が私の職業を嫌がった。それが普通だよね。
彼女がホステスって、
ちょっと嫌だよね。

龍太郎は高校を卒業してから、親のやってる建築関係の仕事をしていた。
その職場仲間と、キャバクラやクラブに行くことがあるから、その業界に自分の彼女が働いてることは耐えられなかった。

⏰:10/08/23 23:56 📱:F02A 🆔:gZCXLZHo


#321 [歩美]
自分の女になると、
龍太郎は独占欲の固まりになった。

私は、
店を辞めた。

ママに預けていた通帳を返してもらい、みんなにお別れの挨拶をした。
それなりに貯金はあったから、しばらくゆっくりして、
昼間の仕事を捜すことにした。

龍太郎は大喜びだった。
私も、夜から足を洗ういい機会になって肩の荷が軽くなった。

龍太郎との付き合いは喧嘩もあったけど充実していた。

⏰:10/08/24 00:00 📱:F02A 🆔:sCHfN2YE


#322 [歩美]
だけど、
これから色んなことが起きる。

――10月になり、
真穂の大学の学祭に誘われた。

言われた通り食堂で待ち合わせをした。
真穂がいた。
グループらしき友達も何人か一緒にいた。

真穂「あっ、歩美ー!
こっちこっち!」

真穂は友達に私を紹介した。
私は軽く会釈した。
キャピキャピした女子たち。

⏰:10/08/24 00:04 📱:F02A 🆔:sCHfN2YE


#323 [歩美]
しばらく世間話をしていたら、真穂が突然私の真横にきた。

真穂「歩美、
隠しててごめんね。
私、黙ってたことがあんの。」
えっ???
今?この場で?(笑)

歩美「な、なに?」

真穂「私さ、彼氏いるじゃん?実は・・・新一なんだよね。」

知ってまーす。
でも知りませんでしたってフリして驚く。

まさかここで暴露してくるとは、不意打ちだった。

⏰:10/08/24 00:07 📱:F02A 🆔:sCHfN2YE


#324 [歩美]
真穂はおどけた感じで笑い、
「本当は言うつもりだったんだけどぉー!(笑)」
とか言う。

挙げ句の果てには耳元で、
「龍太郎のこととか、あの日のナンパのことは内緒にしててよねっ♪」
とか言う始末。
私のイライラメーターはかなり高まった。


真穂が暴露してきて、
私も打ち明けることに決めた。

私「私、
龍太郎と付き合ってるんだ。」

⏰:10/08/24 00:10 📱:F02A 🆔:sCHfN2YE


#325 [歩美]
真穂の顔色が明らかに変わった。
私は笑いもせず、
申し訳なさそうにもせず、
真顔で暴露してやった。

真穂はその場から、
私を引っ張って席を離れた。

友人たちは何事?って感じで少しアタフタしていた。


真穂「ちょっと待って。
まじなの?」

キレ気味で聞かれた。
キレるのはおかしいでしょ。
あんた彼氏いるじゃん。

⏰:10/08/24 00:14 📱:F02A 🆔:sCHfN2YE


#326 [☆]
やばい!
めっちゃおもしろなってる(笑)

⏰:10/08/24 10:57 📱:F06B 🆔:zvH85HKM


#327 [月]
更新待ってまーす

⏰:10/08/24 20:55 📱:P03B 🆔:owoA3tjo


#328 [我輩は匿名である]

>>250-400

⏰:10/08/25 09:34 📱:P10A 🆔:3e8NFDTI


#329 [我輩は匿名である]
はやくー

⏰:10/08/25 22:23 📱:SH02A 🆔:1sJ0/ZD2


#330 [歩美]
コメントありがとうございます
なるべくたくさん更新できるようにします

⏰:10/08/26 01:05 📱:F02A 🆔:QEIIaapg


#331 [歩美]
9≫暴露。 〜続き〜


新一という彼氏がいながら、
あわよくば龍太郎もと欲張っている真穂の態度に腹が立ち、
ついついキツく言った。

私「まさか新一じゃ足りないわけ?」

私の険悪な表情にも真穂はひるまなかった。

真穂「歩美だって今まで散々えげつないことしてきてたじゃん。」

私「それが何?
何の理由にもなってないし。
私がしてきたことを真似したいの?」

⏰:10/08/26 01:11 📱:F02A 🆔:QEIIaapg


#332 [歩美]
真穂「違うけどっ!
・・・とりあえずこの話はやめよ。みんなのとこ戻ろ。」

あんたからけしかけてきたくせに??
あぁ゙ーーー
この自己中女!!!


みんなのとこに戻ると、
真穂は不自然な程に彼氏〈新一〉とのノロケ話を始めた。

「毎日電話かかってくる」
「バイト先に迎えにくる」
「ネックレスをもらった」

はいはい。
周りの友人も気だるそう。

⏰:10/08/26 01:14 📱:F02A 🆔:QEIIaapg


#333 [歩美]
適当に話は流して、
タバコを吸ったり携帯をさわったりして聞いてないフリをしていたのに、
あるノロケ話がひっかかった。

「夜景もつれてってくれた」


・・・私、
新一に夜景つれてってもらったことない・・・。

しかも、
真穂「そのままカーセックスやっちゃったぁ〜(笑)」

・・・とか聞いてねぇから!!!
ってか聞きたくねぇから!!!

⏰:10/08/26 01:22 📱:F02A 🆔:QEIIaapg


#334 [歩美]
真穂のデリカシーのなさと、
私への攻撃的な言動に驚かされた。

おかげであんたのこと大嫌いになったよ。
これで遠慮なくあんたを泣かせられるよ。


ジワジワ反撃してあげる。

私を誰だと思ってんの?

【壊し屋】
【別れさせ屋】
だよ。
あんたたちを別れさせて、
立ち直れないくらい壊してやるんだ。

⏰:10/08/26 01:26 📱:F02A 🆔:QEIIaapg


#335 [匿名]
おもしろ〜

⏰:10/08/26 03:10 📱:SH905i 🆔:7DGbgItU


#336 [あゆ]
読んでます
頑張って下さい

⏰:10/08/26 03:16 📱:F02B 🆔:K34ECzi2


#337 [七氏]
>>258-400

⏰:10/08/26 03:44 📱:D705i 🆔:oXLBhRvM


#338 [我輩は匿名である]
すごいおもしろい!!がんばれー!!

⏰:10/08/26 12:52 📱:PC 🆔:xWCN2Zdk


#339 [歩美]
10≫2人の私。


真穂から暴露を受けた学祭は、もちろん心から楽しむなんてこともできず、
真穂しか知り合いがいない苦痛に耐え忍んでいた。

学祭が終わり、
龍太郎と会うことになった。

真穂の暴露によって、
龍太郎のことを本気にならないようにしようと決めた。
真穂を傷つけるために、
龍太郎と付き合ってく。
真穂を傷つけるために、
新一と別れさせる。

龍太郎を愛してしまったら、
復讐に身が入らない。

⏰:10/08/27 00:30 📱:F02A 🆔:NhHvUHGc


#340 [歩美]
あくまでも龍太郎は『利用』する気でいようと決めた。

私の計画・・・
漠然としていたけど、
何事も行動あるのみ。


龍太郎「学祭ってどうだった?」

私「楽しかったよ!!
ねぇ、龍太郎。
真穂に付き合ってること話したよ。良かった?」

龍太郎「いいじゃん(笑)
なんで?(笑)」

私「友達ではいてあげてね?
私の親友だし。」

⏰:10/08/27 00:34 📱:F02A 🆔:NhHvUHGc


#341 [歩美]
私のその言葉の裏には、
私と真穂が深い仲だと龍太郎に意識させるため。


龍太郎「おぅ。わかった。」


車で移動し、
晩ご飯を食べに行って、
送ってもらった。


まだチュウがこないm(_ _)m
まぁいいけど・・・。


龍太郎の車が見えなくなくなったことを確認してから、私は出かけた。

⏰:10/08/27 00:40 📱:F02A 🆔:NhHvUHGc


#342 [歩美]
向かったのは、新一の家。

新一の家の近くには、
遅くまで開いてるスーパーがある。スーパーに行くついでに、新一が家にいるか確認に行った。

家の前を通ると、
新一の部屋の電気がついていた。私は新一の携帯に電話をかけてみた。


新一「どした?」

私「今、家じゃないの?」

新一「家だけど?」

あれっ?(笑)
あ、下にいるのかな。

⏰:10/08/27 00:44 📱:F02A 🆔:NhHvUHGc


#343 [歩美]
新一「今帰ってきたとこ。
どうした?なんかあった?」

私「今、ちょうど家の前にいるから会えない?」

新一「・・・わかった。
すぐ出る。」


5分もしないうちに新一が出てきた。

さぁーて仕事はじめ。(笑)

2人であの公園に向かった。
ベンチに座り、
新一は自販機で紅茶を買ってきてくれた。
空を見ながら世間話をした。

⏰:10/08/27 00:48 📱:F02A 🆔:NhHvUHGc


#344 [歩美]
私はさっそく本題へ。

私「出かけてたの?」

新一「うん、
飯食いに行ってたよ。」

私「・・・彼女と?」

新一「いやいやっ!
大学のツレとだよ(笑)」

私「彼女いないの?」

新一「・・・・・・いるよ。」

私「知ってるよ。」

新一はびっくりしていた。
私は新一に抱きついた。

⏰:10/08/27 00:58 📱:F02A 🆔:NhHvUHGc


#345 [歩美]
抱きついたまま私は言った。


私「今日・・・真穂から聞いたよ・・・知らなかった・・・」

知らなかったのはウソ。
でも言わない。

新一「歩美・・・ゴメン。」

新一は私を離そうとはしなかった。それどころか、ぎゅっと抱きしめてくれた。

(よしっ。やった。)

と内心ガッツポーズの私と、
久しぶりに新一の腕に抱かれて素直に嬉しい私がいた。

本当の私はどっちなんだろう。

⏰:10/08/27 01:10 📱:F02A 🆔:NhHvUHGc


#346 [我輩は匿名である]
龍太郎かわいそう
でも面白い頑張ってx

⏰:10/08/27 08:55 📱:auSH3I 🆔:R3HafJZg


#347 [我輩は匿名である]
楽しみに見てます頑張って下さい

⏰:10/08/27 11:44 📱:P02A 🆔:Wa1QfL1M


#348 [歩美]
コメントありがとうございます
頑張ります

⏰:10/08/27 11:58 📱:F02A 🆔:NhHvUHGc


#349 [歩美]
新一「歩美には、隠しておきたかったんだ。
ずるくてゴメン。」

なんだかそのセリフは、
私にも見に覚えがあった。

・・・進藤と関係があった時。
新一にバレることが嫌だった。

だから、新一の気持ちはよくわかるよ。

新一「歩美のことは、
いつまでも特別なんだ。」

好きだよ、特別って響き。
でも、ずっと待ってるって言ってたくせに。
よりによって真穂だなんて。

⏰:10/08/27 12:04 📱:F02A 🆔:NhHvUHGc


#350 [歩美]
真穂と新一が関係を深めたのには、私が大きく関わっていた。
私と新一が連絡を取らなくなった時。
新一は真穂に相談をした。
相談しているうちに、
真穂が新一を好きになった。

「歩美の代わりになれない?」
そうして2人は付き合った。


やっぱり真穂が奪ったんだ。
私の特別な存在を。
許せない。


私「ねぇ、真穂のこと好きなの?」

⏰:10/08/27 12:07 📱:F02A 🆔:NhHvUHGc


#351 [我輩は匿名である]
がんばれー

⏰:10/08/27 12:21 📱:SH02A 🆔:7KoXXqPw


#352 [匿名]
面白い(^_^)

⏰:10/08/27 12:35 📱:SH905i 🆔:XjMovIxc


#353 [あいこ]
うわぉ
待ってる

⏰:10/08/27 20:19 📱:SH02A 🆔:☆☆☆


#354 [しぃ]
頑張って下さい

⏰:10/08/28 00:13 📱:SH06A3 🆔:ijMuhL6s


#355 [我輩は匿名である]
見に覚えって(笑)

⏰:10/08/28 16:54 📱:CA004 🆔:r1o6NNh2


#356 [歩美]
たくさんの応援ありがとうございます
小説総合の方に感想板を作りましたので、そちらに感想をいただければ嬉しいです
まだまだ話は続きます。
お付き合いくださいm(_ _)m

⏰:10/08/28 22:19 📱:F02A 🆔:LEWqQUN2


#357 [歩美]
10≫2人の私。 〜続き〜


「真穂のこと好きなの?」
という問いに対し、
新一は答えなかった。

重たい空気だったから、
私は答えを問い詰めなかった。
だけど、何となくわかる。

本当は好きなんだよね。
だけど、私に遠慮して、黙ったままだったんだよね。
そして、まだ少しは私のこと想ってくれているんだよね。

抱き合った体を離した。


真穂、
絶対に別れさせてやるから。

⏰:10/08/28 23:05 📱:F02A 🆔:LEWqQUN2


#358 [歩美]
新一と別れ、
帰宅してから龍太郎に申し訳ない気持ちがようやく出てきた。
デートの後そのまま元カレに会いにいったなんて。
しかもハグまで。

ゴメンね、龍太郎。


――学祭での真穂の暴露から、私は新一とこっそり連絡を取り合っていた。

新一に明かした。
自分も彼氏ができたこと。

新一は責めるわけもなく、
少し残念がっていた。

⏰:10/08/28 23:11 📱:F02A 🆔:LEWqQUN2


#359 [歩美]
だけど、
新一と真穂を別れさせることは意外と難しそうだった。

あの2人は、
とても深い絆があるように感じた。

付き合ったきっかけが、
〈親友の元カレからの相談〉
〈元カノの親友への相談〉
なんだもん。

そういう修羅場から付き合うと、変に信頼関係が芽生えてしまってややこしい。
ちょっとやっかい。

でも、新一の心の中に入れたからまぁひとまずクリア。

⏰:10/08/28 23:18 📱:F02A 🆔:LEWqQUN2


#360 [歩美]
龍太郎に対しても、
本当の自分がわからなくなっていた。

真穂を悔しがらせるため?
利用するため?

ううん、
龍太郎のことは好き。
好きにならないつもりだったのに、なぜか龍太郎は私の中にスルスルと入り込んできた。
不思議だった。

そんな龍太郎と初めて体を重ねたのは、
10月の始め。
龍太郎の家で。

あたたかかった。

⏰:10/08/28 23:23 📱:F02A 🆔:LEWqQUN2


#361 [歩美]
付き合って1ヶ月以上経ってもキスすらしてこない龍太郎に、私がしびれを切らした。

襲ったわけじゃないけど(笑)
家に呼ばれた時にドキドキワクワクして、
下着を1番お気に入りのにした。
結局私は龍太郎にしっかりハマってしまっていたんだね。

女慣れしていると思ってたのに、実際そうでもなかった。

龍太郎の過去の恋愛は、
数は少なかったけど、付き合ったら長い一筋タイプだった。

⏰:10/08/29 21:02 📱:F02A 🆔:LakRfK2w


#362 [歩美]
そんなギャップに、
確実にときめいていた。



「ずっと一緒にいようね」


龍太郎と、こんなことをいつからかよく話していた。
クリスマスを過ごし、
新しい年を迎え、
成人式を迎えた。

成人式には、
もちろん真穂も、
新一もいる。
なんなら進藤もいる。

あぁ嫌なメンバー。

⏰:10/08/29 21:50 📱:F02A 🆔:LakRfK2w


#363 [歩美]
――成人式。

すっかり忘れていた亜里沙の存在。
亜里沙もいた。
なんと妊婦になっていた。

亜里沙は何もなかったかのように私に話しかけてきた。

だから私も普通に接した。

お腹の子の父親は拓海先輩ではなくて、あれから他の人と付き合ってできちゃったとか。

「おめでとう。」

妊婦になった亜里沙は、
なんだかキレイになったように思った。

⏰:10/08/31 11:10 📱:F02A 🆔:ZwAsldnY


#364 [歩美]
かつて私といざこざがあった地元メンバーとも、
時が解決したのか普通に話していた。

そんな時、
見たくないものを見てしまった。

真穂と新一が並んで歩く姿。

暴露されてから2人が並んでる姿を見るのは初めてだった。
龍太郎がいなかったら、
あの時ショック死してたかも。
だって、龍太郎がいるのに、
ショックだったから。
また出てきたもう1人の私。

⏰:10/08/31 11:14 📱:F02A 🆔:ZwAsldnY


#365 [歩美]
「えっ?あれって、新一と真穂・・・?」
「歩美の元カレだよね?」

周りの女子がざわざわする。
私は2人を見ないようにして、その場から逃げた。

ホールの中で、
進藤に見つかった。
進藤は微笑んできたけど、
私は無視をしてやった。
とにかくアイツに良い思い出はない。

進藤と新一の仲も、
どうやら自然と元に戻ってる感じだった。

時が解決する。
時間薬ってすごいね。

⏰:10/08/31 11:17 📱:F02A 🆔:ZwAsldnY


#366 [歩美]
見ないようにしようとすればする程、
2人の姿を捜してしまう。

私が座った場所と、
2人が座った場所はかなり遠かった。
その距離がそのまま私たちの距離に感じたよ。

どうしてなんだろう。
龍太郎のことを好きになったのに、新一を盗られることが相変わらず悔しいなんて。


――成人式が終わり、
ダラダラと写真を撮ったり話し込んだりしていた。

⏰:10/08/31 13:02 📱:F02A 🆔:ZwAsldnY


#367 [歩美]
自然な流れで団体写真を撮ったりした。
いざこざがあった友人たちと混ざり合って。

「飲み会は駅前の○○でするから!!!」

成人式のあとの飲み会の誘い。私は不参加と返事をした。
楽しいわけがない。
どうせ新一と真穂も来る。
嫌だった。
特別仲のいい子がいるわけでもないし。


龍太郎が迎えに来てくれる約束だったから、連絡をした。

⏰:10/08/31 13:06 📱:F02A 🆔:ZwAsldnY


#368 [歩美]
龍太郎はすでに迎えに来てくれていた。

遠慮なしに広場に入ってくる龍太郎。

「歩美の彼氏みたいだよ」
「超イケメン!!」
「車でお迎えなんだぁー」
「さすがホステスだね」

周りの子たちが騒ぐ。
自分の彼氏をイケメンといわれて嬉しくない彼女はいない。

龍太郎と車へ乗り込もうとした時、偶然タバコを吸っていた新一とすれ違った。


パリンって、
何かが割れたような音がした。サヨウナラの音・・・。

⏰:10/08/31 13:09 📱:F02A 🆔:ZwAsldnY


#369 [歩美]
新一はしばらく私たちを見ていた。
気付いていたけど、私は目を合わせないようにした。

車に乗るなり、
「着物似合うじゃん。」
と言ってくれた龍太郎。
私は罪悪感を感じ、
しばらく下を向いていた。

走り出す車。

だんだん遠ざかる新一。

隣には私を愛してくれる素敵な彼氏。

私は龍太郎に言った。

「龍太郎、大好き。」

⏰:10/08/31 13:12 📱:F02A 🆔:ZwAsldnY


#370 [歩美]
2人の私が、
ようやく1人になった日。


新一、
もう壊す気もなくなるくらいあんた達には絆を感じたよ。

お幸せに・・・。


新一とファミレスでお茶をして、送ってもらった。
新一は今から飲み会に行く。
寂しい。
すると新一が言った。

龍太郎「歩美も、
こっちくるか?」

えっ?そんなことしていいの?

⏰:10/08/31 13:16 📱:F02A 🆔:ZwAsldnY


#371 [歩美]
私「ううん、
悪いよそんなの。
地域違うし(笑)
楽しんできて♪」

龍太郎はフッと笑い、
帰っていった。

誘ってくれただけで嬉しかったよ。

でも明日は平日だし、
新一は仕事だからきっと一次会だけで帰る。

同い年でも、
就職してるとなんだか落ち着いてるというか、貫禄があるというか。

成人式が終わり、
一途な乙女になれた。

⏰:10/08/31 13:24 📱:F02A 🆔:ZwAsldnY


#372 [我輩は匿名である]
新一だか龍太郎だかわからん

⏰:10/08/31 14:53 📱:CA004 🆔:fdGUpHEI


#373 [歩美]
↑↑↑すみません間違えてました。


○龍太郎は仕事だから一次会だけで帰る。


です。

⏰:10/08/31 17:31 📱:F02A 🆔:ZwAsldnY


#374 [我輩は匿名である]
いやいや
>>370
から変だから

⏰:10/08/31 19:54 📱:P02A 🆔:9iI06SG2


#375 [歩美]
すみません今気付きました。

読んでいただいてる方すみませんでしたm(_ _)m

間違えないように気をつけます。

⏰:10/08/31 20:00 📱:F02A 🆔:ZwAsldnY


#376 [我輩は匿名である]
>>374わかるからいいじゃん

⏰:10/08/31 20:00 📱:F01A 🆔:jnapK/ZE


#377 [歩美]
11≫距離。


龍太郎と付き合って1年が経とうとしていた時。

その知らせはあまりに突然だった。
龍太郎の転勤が決まった。

龍太郎に後継ぎをさせたい両親が、修行といって大阪に転勤させることにした。

1年記念は、
どこか一泊で旅行しようって約束したのに。

離れたくないとダダをこねた。だけど、仕事面に関しては龍太郎はしっかりしていた。

⏰:10/08/31 20:58 📱:F02A 🆔:ZwAsldnY


#378 [歩美]
龍太郎「仕方ねーじゃん。
一応出世なんだから祝ってくれよ。」

そんな態度に冷たさを感じた。嫌だって泣いた。
でも龍太郎は我慢しろって、
抱きしめてきた。

期間は3年。
私たちにとって3年は長すぎるよ。


龍太郎が大阪に行ってしまう当日、しぶしぶ見送った。

正直、悲しすぎてあまり覚えていない。

⏰:10/08/31 21:02 📱:F02A 🆔:ZwAsldnY


#379 [歩美]
月に1度は帰ってくるって約束だった。

帰ってきたら必ず会いに行くって約束してくれた。

駅で抱き合って、
見送った。


こうして、
私たちは遠距離恋愛をスタートすることになった。


私は半年程前からパチンコ屋でアルバイトをしていた。
バイトしまくって、
早く時間が経つことを祈るしかない。

⏰:10/08/31 21:07 📱:F02A 🆔:ZwAsldnY


#380 [歩美]
急に遠くなった龍太郎との距離。
バイト先の社員が、
私のシフトを見て聞いてきた。
佐伯さん「歩美ちゃん、
彼氏とデートないの?」

私の提出したシフトは、
全日程F(フリー)だった。

私「彼氏、転勤で大阪に行ってるんです。」


月に1度は必ず会う約束だったのに、転勤してわずか3日で告げられた。

龍太郎「3ヶ月は帰れそうにない。」

⏰:10/08/31 23:36 📱:F02A 🆔:ZwAsldnY


#381 [歩美]
佐伯さん「・・・そうだったのかぁ。寂しいな。まっ、近々飯おごってやるから!!」

佐伯さんは30歳の男性社員。
ちなみに、既婚者。

私「あはは。
奥さんに殺されるの嫌なんで遠慮しときまぁす。」

何度かこんなやりとりはしていた。

夜働いてた頃、
既婚者のパパはたくさんいた。でも、彼女にはならなかった。人のモノは好きだけど、
既婚者は別物だったから。
あんまり興味はなかった。

⏰:10/09/01 15:17 📱:F02A 🆔:pQj6g0yg


#382 [歩美]
転勤して1ヶ月の間、
龍太郎の声を聞いたのはたった1度だけ、
記念日の日だけだった。

そんなに忙しいなんて信じれないよ。
記念日に電話をくれたことはまだ救いだったけど、

私の中から、
龍太郎が徐々に薄れてしまっていた。

バイトして、
友達と遊んで、
龍太郎のことを考えないようにもしていた。

――友達と海へ行って、
去年の夏を思い出した。

⏰:10/09/01 15:33 📱:F02A 🆔:pQj6g0yg


#383 [歩美]
――去年の夏、
海で龍太郎と出会った。

誰と海に行った?
真穂。
真穂は、
新一と付き合ってた。
それなのに、
龍太郎に気があった。

ひどい。

鮮明に思い出してきた。

そして、
私はまた自分がわからなくなってしまった。

こんな時は、
すぐにでも龍太郎会いたいのに・・・どうしていないの・・・。

⏰:10/09/01 15:43 📱:F02A 🆔:pQj6g0yg


#384 [歩美]
その日、
龍太郎に電話をかけた。

龍太郎「もしもし。」

私「龍太郎、あのね、今日友達と海に行ってて〜・・・」

龍太郎「わりぃ、今から得意先行くから切るわ。」

プツッ
ツーッ ツーッ

今日友達と海に行ってて、
龍太郎と初めて会った時のこと思い出したんだ。
龍太郎・・・逢いたいよ・・・


逢いたいと伝える時間すら与えてくれないんだ・・・。

⏰:10/09/01 15:48 📱:F02A 🆔:pQj6g0yg


#385 [歩美]
【距離】
2つの点を結ぶ長さ。


私という点と、
龍太郎という点の長さは、
まるで心も反映してしまったように、
ものすごく遠くだった。


ベットに入り、
ふと考える。

龍太郎は
今頃何してるんだろう。
今頃何を考えてるんだろう。

1日に何秒、
・・・私のことを考えてくれていますか?

⏰:10/09/01 15:53 📱:F02A 🆔:pQj6g0yg


#386 [歩美]
奈々子「大阪に会いにいっちゃえば?」

私「無理だよ。
どうせ時間ないって会えないもん。無駄足。無駄金。
はぁ〜・・・。」

奈々子はバイトで仲良くなった同い年の友達。

奈々子「私も高校生の時に遠距離してたよ。」

私「初耳だよ。」

奈々子「彼氏が野球少年でさ、推薦もらって地方の高校に進学したんだぁ。
終わっちゃったけど。」

⏰:10/09/01 16:00 📱:F02A 🆔:pQj6g0yg


#387 [歩美]
奈々子は言った。
自分がもう少し大人だったら、我慢できたのにって。

大人に・・・?
我慢することが大人なの?
逢いたいって気持ちを我慢することが?

わからない・・・。
できない・・・。


――奈々子とそんな話をした週末、バイト先の飲み会があった。
飲み会の場で、
恋愛の話になった。
その時佐伯さんが言った。

『逢いたい気持ちに大人も子供もないだろ』

⏰:10/09/01 16:06 📱:F02A 🆔:pQj6g0yg


#388 [歩美]
名言じゃん。
私も佐伯さんの発言に賛成だった。

三次会で佐伯さんと他数名とバーに行き、
佐伯さんと、話し込んだ。

佐伯さんは、
私の頭を撫でて言った。
「彼氏のことが本当に大好きなんだな。」
涙が出てきた。
優しい佐伯さんの手。
龍太郎にされたかったことを、してくれた手。


ねぇ、龍太郎。
私耐えられないよ・・・。

⏰:10/09/01 16:10 📱:F02A 🆔:pQj6g0yg


#389 [歩美]
佐伯さんに言われた。

「逢いたいって伝えるのは何も悪いことじゃないぞ。」

だから、伝えなきゃ。
すごく逢いたいってこと。
待ってるばかりじゃおかしくなっちゃう。

私は龍太郎にメールをした。


付き合って今までで1番長いメール。
大好きなこと。
逢いたいこと。
寂しいこと。
だけど、仕事頑張ってるから迷惑かけたくないって思ってきたこと。

⏰:10/09/01 18:52 📱:F02A 🆔:pQj6g0yg


#390 [歩美]
転勤後2ヶ月。
私たちにやってきた大きな壁。乗り越えたい。
龍太郎、お願い。
私の気持ち受け取って・・・。


メールを送信してから、
一秒一秒がただ緊張だった。

もしかしたら、
このメールがきっかけで別れ話になるかもしれない。
そんなの嫌。

こんな距離のまま終わるなんて絶対に嫌。


結局、メールが返ってきたのは翌朝だった。

⏰:10/09/01 18:55 📱:F02A 🆔:pQj6g0yg


#391 [歩美]
〈寂しい思いさせてごめんな。俺だって逢いたいよ。
少しこっちの仕事が落ち着いてきたから、
来月は必ず帰るよ。
約束


メールを見て泣き崩れた。
良かった・・・。


龍太郎のパワーはすごい。
それまで廃人だった私は一気に元気百倍になった。


奈々子「良かったね!!」

私「うんっ!!
来月楽しみ!」

⏰:10/09/01 18:58 📱:F02A 🆔:pQj6g0yg


#392 [歩美]
2ヶ月遅れの記念日祝いがしたくて、私は張り切ってプレゼントを選びに出かけた。

ケーキも作ってみよう。
まだケーキは作ったことないしっ。
お母さんに教えてもらって、
2回練習で作った。

家族みんながおいしいと言ってくれた。


プレゼントはネックレスにした。仕事中はできないかもしれないけど、何か身につけるものを渡したくて。

誕生日プレゼントに財布あげちゃったし、やっぱり1年だからアクセサリーだよね。

⏰:10/09/01 19:01 📱:F02A 🆔:pQj6g0yg


#393 [歩美]
〈明日、
朝1の新幹線で帰るからな
ちゃんと体洗っとけよ(笑)〉

洗いますとも!!
処理すべきものも処理しますとも!!

3ヶ月ぶりに龍太郎に会えるんだ!!
遠距離って、辛いけどドキドキ感はヤバいかもっ!!
単純な私。


――翌朝。
駅で感動の再会をした。
もう、すぐにでも飛びつきたかったけど、
我慢してまずは朝食。

⏰:10/09/01 19:04 📱:F02A 🆔:pQj6g0yg


#394 [歩美]
それから私も一緒に龍太郎の家へ。
龍太郎のママも、
久しぶりの息子の姿にすごく嬉しそうだった。

仕事の報告があって、
その後社長(パパ様)のところへ寄り、お茶をいただいて失礼した。


さぁ〜〜2人きりの時間。


迷うことなくホテルに行った。

部屋に入ってすぐ龍太郎に飛びついた。
龍太郎の匂いだ・・・。

⏰:10/09/01 19:09 📱:F02A 🆔:pQj6g0yg


#395 []
つづきが気になるー

⏰:10/09/02 03:36 📱:L03A 🆔:NyDAtlaA


#396 [歩美]
あの日のことは今も覚えてる。
こんなにぴったりひっついてるのに、明日になれば、また離れ離れなんだね。

龍太郎が愛しくてたまらなかった。
龍太郎も私を愛しいと言った。初めてお互い愛してると口にした。


2人でお風呂に入り、
ゆっくりくつろいでいる時に、私は真っ裸でプレゼントを出した。

龍太郎「裸でケーキってどんな店だよっ(笑)」
って大笑いされた。

⏰:10/09/03 01:34 📱:F02A 🆔:7zGUSsBc


#397 [歩美]
私も大笑いしながら、
ケーキを差し出した。

龍太郎は、
うまい、うまいってあっという間に半分食べた。

龍太郎「残りの半分は夜食べる♪」

そしてネックレスを渡した。

龍太郎の首につけてあげた。
ネックレスがよく似合う胸板。龍太郎は、細いようでしっかり筋肉質で、私の大好きな体だった。


突然龍太郎は私を抱きしめて、離れ際に何かを手渡してきた。

⏰:10/09/03 01:39 📱:F02A 🆔:7zGUSsBc


#398 [歩美]
私「えっ・・・・・うそ・・・」

それは指輪。

龍太郎は照れながら顔を隠した。
私は目に涙をためた。
それはね、

――ショッピングモールでデートしていた時、
アクセサリーのところを歩いていて、指輪が並んでる所に立ち止まっておねだりしたら、
「指輪なんか婚約とか結婚の時だろ?まだいらねぇって。」
と冷たくあしらわれたことがあったから。


私「龍太郎・・・」

⏰:10/09/03 01:44 📱:F02A 🆔:7zGUSsBc


#399 [歩美]
龍太郎「指輪は、結婚したい奴にしかあげねぇってこだわりがあった。
3年待ってられるか?」

3年後は、龍太郎が修行を終えて帰ってくるとき。

私は何度も何度も頷いた。

つい最近まで、あんなに不安だったのに。
もうダメかもって弱気になってたのに。

龍太郎、ごめんなさい。
勝手に不安になったりして・・・。


こうしてラブホテルにて、
3年後の正式なプロポーズの予約を受けた。

⏰:10/09/03 01:49 📱:F02A 🆔:7zGUSsBc


#400 [歩美]
翌日、
龍太郎は大阪へ戻っていった。
もちろん私は見送った。
寂しいけど、どこか晴れ晴れした気持ちで。


私たちの
【距離】

体は離れていても、
心は傍にいる。
大丈夫。
耐えられる。
遠距離なんて乗り越えられる。何があっても!!


その気持ちが私たちの距離。

⏰:10/09/03 01:53 📱:F02A 🆔:7zGUSsBc


#401 [歩美]
12≫本当の別れ。


龍太郎と会えたことで、
私はパワーアップし、バイトもうんと頑張って、
なんだかすごく充実していた。
龍太郎は、
まだ丸一日連絡がない日もあったけど、
前よりは声を聞ける時間も増えた。
でもなかなか大変みたいで、
寝不足や疲れから、
体調が良くないみたいだった。
遠距離はこれが辛い。
体調が悪い彼に何もしてあげられない。

⏰:10/09/03 01:58 📱:F02A 🆔:7zGUSsBc


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