別れさせ屋
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#351 [我輩は匿名である]
がんばれー

:10/08/27 12:21
:SH02A
:7KoXXqPw
#352 [匿名]
面白い(^_^)
:10/08/27 12:35
:SH905i
:XjMovIxc
#353 [あいこ]
うわぉ

待ってる

:10/08/27 20:19
:SH02A
:☆☆☆
#354 [しぃ]
:10/08/28 00:13
:SH06A3
:ijMuhL6s
#355 [我輩は匿名である]
見に覚えって(笑)
:10/08/28 16:54
:CA004
:r1o6NNh2
#356 [歩美]
たくさんの応援ありがとうございます

小説総合の方に感想板を作りましたので、そちらに感想をいただければ嬉しいです

まだまだ話は続きます。
お付き合いくださいm(_ _)m
:10/08/28 22:19
:F02A
:LEWqQUN2
#357 [歩美]
10≫2人の私。 〜続き〜
「真穂のこと好きなの?」
という問いに対し、
新一は答えなかった。
重たい空気だったから、
私は答えを問い詰めなかった。
だけど、何となくわかる。
本当は好きなんだよね。
だけど、私に遠慮して、黙ったままだったんだよね。
そして、まだ少しは私のこと想ってくれているんだよね。
抱き合った体を離した。
真穂、
絶対に別れさせてやるから。
:10/08/28 23:05
:F02A
:LEWqQUN2
#358 [歩美]
新一と別れ、
帰宅してから龍太郎に申し訳ない気持ちがようやく出てきた。
デートの後そのまま元カレに会いにいったなんて。
しかもハグまで。
ゴメンね、龍太郎。
――学祭での真穂の暴露から、私は新一とこっそり連絡を取り合っていた。
新一に明かした。
自分も彼氏ができたこと。
新一は責めるわけもなく、
少し残念がっていた。
:10/08/28 23:11
:F02A
:LEWqQUN2
#359 [歩美]
だけど、
新一と真穂を別れさせることは意外と難しそうだった。
あの2人は、
とても深い絆があるように感じた。
付き合ったきっかけが、
〈親友の元カレからの相談〉
〈元カノの親友への相談〉
なんだもん。
そういう修羅場から付き合うと、変に信頼関係が芽生えてしまってややこしい。
ちょっとやっかい。
でも、新一の心の中に入れたからまぁひとまずクリア。
:10/08/28 23:18
:F02A
:LEWqQUN2
#360 [歩美]
龍太郎に対しても、
本当の自分がわからなくなっていた。
真穂を悔しがらせるため?
利用するため?
ううん、
龍太郎のことは好き。
好きにならないつもりだったのに、なぜか龍太郎は私の中にスルスルと入り込んできた。
不思議だった。
そんな龍太郎と初めて体を重ねたのは、
10月の始め。
龍太郎の家で。
あたたかかった。
:10/08/28 23:23
:F02A
:LEWqQUN2
#361 [歩美]
付き合って1ヶ月以上経ってもキスすらしてこない龍太郎に、私がしびれを切らした。
襲ったわけじゃないけど(笑)
家に呼ばれた時にドキドキワクワクして、
下着を1番お気に入りのにした。
結局私は龍太郎にしっかりハマってしまっていたんだね。
女慣れしていると思ってたのに、実際そうでもなかった。
龍太郎の過去の恋愛は、
数は少なかったけど、付き合ったら長い一筋タイプだった。
:10/08/29 21:02
:F02A
:LakRfK2w
#362 [歩美]
そんなギャップに、
確実にときめいていた。
「ずっと一緒にいようね」
龍太郎と、こんなことをいつからかよく話していた。
クリスマスを過ごし、
新しい年を迎え、
成人式を迎えた。
成人式には、
もちろん真穂も、
新一もいる。
なんなら進藤もいる。
あぁ嫌なメンバー。
:10/08/29 21:50
:F02A
:LakRfK2w
#363 [歩美]
――成人式。
すっかり忘れていた亜里沙の存在。
亜里沙もいた。
なんと妊婦になっていた。
亜里沙は何もなかったかのように私に話しかけてきた。
だから私も普通に接した。
お腹の子の父親は拓海先輩ではなくて、あれから他の人と付き合ってできちゃったとか。
「おめでとう。」
妊婦になった亜里沙は、
なんだかキレイになったように思った。
:10/08/31 11:10
:F02A
:ZwAsldnY
#364 [歩美]
かつて私といざこざがあった地元メンバーとも、
時が解決したのか普通に話していた。
そんな時、
見たくないものを見てしまった。
真穂と新一が並んで歩く姿。
暴露されてから2人が並んでる姿を見るのは初めてだった。
龍太郎がいなかったら、
あの時ショック死してたかも。
だって、龍太郎がいるのに、
ショックだったから。
また出てきたもう1人の私。
:10/08/31 11:14
:F02A
:ZwAsldnY
#365 [歩美]
「えっ?あれって、新一と真穂・・・?」
「歩美の元カレだよね?」
周りの女子がざわざわする。
私は2人を見ないようにして、その場から逃げた。
ホールの中で、
進藤に見つかった。
進藤は微笑んできたけど、
私は無視をしてやった。
とにかくアイツに良い思い出はない。
進藤と新一の仲も、
どうやら自然と元に戻ってる感じだった。
時が解決する。
時間薬ってすごいね。
:10/08/31 11:17
:F02A
:ZwAsldnY
#366 [歩美]
見ないようにしようとすればする程、
2人の姿を捜してしまう。
私が座った場所と、
2人が座った場所はかなり遠かった。
その距離がそのまま私たちの距離に感じたよ。
どうしてなんだろう。
龍太郎のことを好きになったのに、新一を盗られることが相変わらず悔しいなんて。
――成人式が終わり、
ダラダラと写真を撮ったり話し込んだりしていた。
:10/08/31 13:02
:F02A
:ZwAsldnY
#367 [歩美]
自然な流れで団体写真を撮ったりした。
いざこざがあった友人たちと混ざり合って。
「飲み会は駅前の○○でするから!!!」
成人式のあとの飲み会の誘い。私は不参加と返事をした。
楽しいわけがない。
どうせ新一と真穂も来る。
嫌だった。
特別仲のいい子がいるわけでもないし。
龍太郎が迎えに来てくれる約束だったから、連絡をした。
:10/08/31 13:06
:F02A
:ZwAsldnY
#368 [歩美]
龍太郎はすでに迎えに来てくれていた。
遠慮なしに広場に入ってくる龍太郎。
「歩美の彼氏みたいだよ」
「超イケメン!!」
「車でお迎えなんだぁー」
「さすがホステスだね」
周りの子たちが騒ぐ。
自分の彼氏をイケメンといわれて嬉しくない彼女はいない。
龍太郎と車へ乗り込もうとした時、偶然タバコを吸っていた新一とすれ違った。
パリンって、
何かが割れたような音がした。サヨウナラの音・・・。
:10/08/31 13:09
:F02A
:ZwAsldnY
#369 [歩美]
新一はしばらく私たちを見ていた。
気付いていたけど、私は目を合わせないようにした。
車に乗るなり、
「着物似合うじゃん。」
と言ってくれた龍太郎。
私は罪悪感を感じ、
しばらく下を向いていた。
走り出す車。
だんだん遠ざかる新一。
隣には私を愛してくれる素敵な彼氏。
私は龍太郎に言った。
「龍太郎、大好き。」
:10/08/31 13:12
:F02A
:ZwAsldnY
#370 [歩美]
2人の私が、
ようやく1人になった日。
新一、
もう壊す気もなくなるくらいあんた達には絆を感じたよ。
お幸せに・・・。
新一とファミレスでお茶をして、送ってもらった。
新一は今から飲み会に行く。
寂しい。
すると新一が言った。
龍太郎「歩美も、
こっちくるか?」
えっ?そんなことしていいの?
:10/08/31 13:16
:F02A
:ZwAsldnY
#371 [歩美]
私「ううん、
悪いよそんなの。
地域違うし(笑)
楽しんできて♪」
龍太郎はフッと笑い、
帰っていった。
誘ってくれただけで嬉しかったよ。
でも明日は平日だし、
新一は仕事だからきっと一次会だけで帰る。
同い年でも、
就職してるとなんだか落ち着いてるというか、貫禄があるというか。
成人式が終わり、
一途な乙女になれた。
:10/08/31 13:24
:F02A
:ZwAsldnY
#372 [我輩は匿名である]
新一だか龍太郎だかわからん
:10/08/31 14:53
:CA004
:fdGUpHEI
#373 [歩美]
↑↑↑すみません間違えてました。
○龍太郎は仕事だから一次会だけで帰る。
です。
:10/08/31 17:31
:F02A
:ZwAsldnY
#374 [我輩は匿名である]
:10/08/31 19:54
:P02A
:9iI06SG2
#375 [歩美]
すみません今気付きました。
読んでいただいてる方すみませんでしたm(_ _)m
間違えないように気をつけます。
:10/08/31 20:00
:F02A
:ZwAsldnY
#376 [我輩は匿名である]
:10/08/31 20:00
:F01A
:jnapK/ZE
#377 [歩美]
11≫距離。
龍太郎と付き合って1年が経とうとしていた時。
その知らせはあまりに突然だった。
龍太郎の転勤が決まった。
龍太郎に後継ぎをさせたい両親が、修行といって大阪に転勤させることにした。
1年記念は、
どこか一泊で旅行しようって約束したのに。
離れたくないとダダをこねた。だけど、仕事面に関しては龍太郎はしっかりしていた。
:10/08/31 20:58
:F02A
:ZwAsldnY
#378 [歩美]
龍太郎「仕方ねーじゃん。
一応出世なんだから祝ってくれよ。」
そんな態度に冷たさを感じた。嫌だって泣いた。
でも龍太郎は我慢しろって、
抱きしめてきた。
期間は3年。
私たちにとって3年は長すぎるよ。
龍太郎が大阪に行ってしまう当日、しぶしぶ見送った。
正直、悲しすぎてあまり覚えていない。
:10/08/31 21:02
:F02A
:ZwAsldnY
#379 [歩美]
月に1度は帰ってくるって約束だった。
帰ってきたら必ず会いに行くって約束してくれた。
駅で抱き合って、
見送った。
こうして、
私たちは遠距離恋愛をスタートすることになった。
私は半年程前からパチンコ屋でアルバイトをしていた。
バイトしまくって、
早く時間が経つことを祈るしかない。
:10/08/31 21:07
:F02A
:ZwAsldnY
#380 [歩美]
急に遠くなった龍太郎との距離。
バイト先の社員が、
私のシフトを見て聞いてきた。
佐伯さん「歩美ちゃん、
彼氏とデートないの?」
私の提出したシフトは、
全日程F(フリー)だった。
私「彼氏、転勤で大阪に行ってるんです。」
月に1度は必ず会う約束だったのに、転勤してわずか3日で告げられた。
龍太郎「3ヶ月は帰れそうにない。」
:10/08/31 23:36
:F02A
:ZwAsldnY
#381 [歩美]
佐伯さん「・・・そうだったのかぁ。寂しいな。まっ、近々飯おごってやるから!!」
佐伯さんは30歳の男性社員。
ちなみに、既婚者。
私「あはは。
奥さんに殺されるの嫌なんで遠慮しときまぁす。」
何度かこんなやりとりはしていた。
夜働いてた頃、
既婚者のパパはたくさんいた。でも、彼女にはならなかった。人のモノは好きだけど、
既婚者は別物だったから。
あんまり興味はなかった。
:10/09/01 15:17
:F02A
:pQj6g0yg
#382 [歩美]
転勤して1ヶ月の間、
龍太郎の声を聞いたのはたった1度だけ、
記念日の日だけだった。
そんなに忙しいなんて信じれないよ。
記念日に電話をくれたことはまだ救いだったけど、
私の中から、
龍太郎が徐々に薄れてしまっていた。
バイトして、
友達と遊んで、
龍太郎のことを考えないようにもしていた。
――友達と海へ行って、
去年の夏を思い出した。
:10/09/01 15:33
:F02A
:pQj6g0yg
#383 [歩美]
――去年の夏、
海で龍太郎と出会った。
誰と海に行った?
真穂。
真穂は、
新一と付き合ってた。
それなのに、
龍太郎に気があった。
ひどい。
鮮明に思い出してきた。
そして、
私はまた自分がわからなくなってしまった。
こんな時は、
すぐにでも龍太郎会いたいのに・・・どうしていないの・・・。
:10/09/01 15:43
:F02A
:pQj6g0yg
#384 [歩美]
その日、
龍太郎に電話をかけた。
龍太郎「もしもし。」
私「龍太郎、あのね、今日友達と海に行ってて〜・・・」
龍太郎「わりぃ、今から得意先行くから切るわ。」
プツッ
ツーッ ツーッ
今日友達と海に行ってて、
龍太郎と初めて会った時のこと思い出したんだ。
龍太郎・・・逢いたいよ・・・
逢いたいと伝える時間すら与えてくれないんだ・・・。
:10/09/01 15:48
:F02A
:pQj6g0yg
#385 [歩美]
【距離】
2つの点を結ぶ長さ。
私という点と、
龍太郎という点の長さは、
まるで心も反映してしまったように、
ものすごく遠くだった。
ベットに入り、
ふと考える。
龍太郎は
今頃何してるんだろう。
今頃何を考えてるんだろう。
1日に何秒、
・・・私のことを考えてくれていますか?
:10/09/01 15:53
:F02A
:pQj6g0yg
#386 [歩美]
奈々子「大阪に会いにいっちゃえば?」
私「無理だよ。
どうせ時間ないって会えないもん。無駄足。無駄金。
はぁ〜・・・。」
奈々子はバイトで仲良くなった同い年の友達。
奈々子「私も高校生の時に遠距離してたよ。」
私「初耳だよ。」
奈々子「彼氏が野球少年でさ、推薦もらって地方の高校に進学したんだぁ。
終わっちゃったけど。」
:10/09/01 16:00
:F02A
:pQj6g0yg
#387 [歩美]
奈々子は言った。
自分がもう少し大人だったら、我慢できたのにって。
大人に・・・?
我慢することが大人なの?
逢いたいって気持ちを我慢することが?
わからない・・・。
できない・・・。
――奈々子とそんな話をした週末、バイト先の飲み会があった。
飲み会の場で、
恋愛の話になった。
その時佐伯さんが言った。
『逢いたい気持ちに大人も子供もないだろ』
:10/09/01 16:06
:F02A
:pQj6g0yg
#388 [歩美]
名言じゃん。
私も佐伯さんの発言に賛成だった。
三次会で佐伯さんと他数名とバーに行き、
佐伯さんと、話し込んだ。
佐伯さんは、
私の頭を撫でて言った。
「彼氏のことが本当に大好きなんだな。」
涙が出てきた。
優しい佐伯さんの手。
龍太郎にされたかったことを、してくれた手。
ねぇ、龍太郎。
私耐えられないよ・・・。
:10/09/01 16:10
:F02A
:pQj6g0yg
#389 [歩美]
佐伯さんに言われた。
「逢いたいって伝えるのは何も悪いことじゃないぞ。」
だから、伝えなきゃ。
すごく逢いたいってこと。
待ってるばかりじゃおかしくなっちゃう。
私は龍太郎にメールをした。
付き合って今までで1番長いメール。
大好きなこと。
逢いたいこと。
寂しいこと。
だけど、仕事頑張ってるから迷惑かけたくないって思ってきたこと。
:10/09/01 18:52
:F02A
:pQj6g0yg
#390 [歩美]
転勤後2ヶ月。
私たちにやってきた大きな壁。乗り越えたい。
龍太郎、お願い。
私の気持ち受け取って・・・。
メールを送信してから、
一秒一秒がただ緊張だった。
もしかしたら、
このメールがきっかけで別れ話になるかもしれない。
そんなの嫌。
こんな距離のまま終わるなんて絶対に嫌。
結局、メールが返ってきたのは翌朝だった。
:10/09/01 18:55
:F02A
:pQj6g0yg
#391 [歩美]
〈寂しい思いさせてごめんな。俺だって逢いたいよ。
少しこっちの仕事が落ち着いてきたから、
来月は必ず帰るよ。
約束

〉
メールを見て泣き崩れた。
良かった・・・。
龍太郎のパワーはすごい。
それまで廃人だった私は一気に元気百倍になった。
奈々子「良かったね!!」
私「うんっ!!
来月楽しみ!」
:10/09/01 18:58
:F02A
:pQj6g0yg
#392 [歩美]
2ヶ月遅れの記念日祝いがしたくて、私は張り切ってプレゼントを選びに出かけた。
ケーキも作ってみよう。
まだケーキは作ったことないしっ。
お母さんに教えてもらって、
2回練習で作った。
家族みんながおいしいと言ってくれた。
プレゼントはネックレスにした。仕事中はできないかもしれないけど、何か身につけるものを渡したくて。
誕生日プレゼントに財布あげちゃったし、やっぱり1年だからアクセサリーだよね。
:10/09/01 19:01
:F02A
:pQj6g0yg
#393 [歩美]
〈明日、
朝1の新幹線で帰るからな

ちゃんと体洗っとけよ(笑)〉
洗いますとも!!
処理すべきものも処理しますとも!!
3ヶ月ぶりに龍太郎に会えるんだ!!
遠距離って、辛いけどドキドキ感はヤバいかもっ!!
単純な私。
――翌朝。
駅で感動の再会をした。
もう、すぐにでも飛びつきたかったけど、
我慢してまずは朝食。
:10/09/01 19:04
:F02A
:pQj6g0yg
#394 [歩美]
それから私も一緒に龍太郎の家へ。
龍太郎のママも、
久しぶりの息子の姿にすごく嬉しそうだった。
仕事の報告があって、
その後社長(パパ様)のところへ寄り、お茶をいただいて失礼した。
さぁ〜〜2人きりの時間。
迷うことなくホテルに行った。
部屋に入ってすぐ龍太郎に飛びついた。
龍太郎の匂いだ・・・。
:10/09/01 19:09
:F02A
:pQj6g0yg
#395 [
]
つづきが気になるー

:10/09/02 03:36
:L03A
:NyDAtlaA
#396 [歩美]
あの日のことは今も覚えてる。
こんなにぴったりひっついてるのに、明日になれば、また離れ離れなんだね。
龍太郎が愛しくてたまらなかった。
龍太郎も私を愛しいと言った。初めてお互い愛してると口にした。
2人でお風呂に入り、
ゆっくりくつろいでいる時に、私は真っ裸でプレゼントを出した。
龍太郎「裸でケーキってどんな店だよっ(笑)」
って大笑いされた。
:10/09/03 01:34
:F02A
:7zGUSsBc
#397 [歩美]
私も大笑いしながら、
ケーキを差し出した。
龍太郎は、
うまい、うまいってあっという間に半分食べた。
龍太郎「残りの半分は夜食べる♪」
そしてネックレスを渡した。
龍太郎の首につけてあげた。
ネックレスがよく似合う胸板。龍太郎は、細いようでしっかり筋肉質で、私の大好きな体だった。
突然龍太郎は私を抱きしめて、離れ際に何かを手渡してきた。
:10/09/03 01:39
:F02A
:7zGUSsBc
#398 [歩美]
私「えっ・・・・・うそ・・・」
それは指輪。
龍太郎は照れながら顔を隠した。
私は目に涙をためた。
それはね、
――ショッピングモールでデートしていた時、
アクセサリーのところを歩いていて、指輪が並んでる所に立ち止まっておねだりしたら、
「指輪なんか婚約とか結婚の時だろ?まだいらねぇって。」
と冷たくあしらわれたことがあったから。
私「龍太郎・・・」
:10/09/03 01:44
:F02A
:7zGUSsBc
#399 [歩美]
龍太郎「指輪は、結婚したい奴にしかあげねぇってこだわりがあった。
3年待ってられるか?」
3年後は、龍太郎が修行を終えて帰ってくるとき。
私は何度も何度も頷いた。
つい最近まで、あんなに不安だったのに。
もうダメかもって弱気になってたのに。
龍太郎、ごめんなさい。
勝手に不安になったりして・・・。
こうしてラブホテルにて、
3年後の正式なプロポーズの予約を受けた。
:10/09/03 01:49
:F02A
:7zGUSsBc
#400 [歩美]
翌日、
龍太郎は大阪へ戻っていった。
もちろん私は見送った。
寂しいけど、どこか晴れ晴れした気持ちで。
私たちの
【距離】
体は離れていても、
心は傍にいる。
大丈夫。
耐えられる。
遠距離なんて乗り越えられる。何があっても!!
その気持ちが私たちの距離。
:10/09/03 01:53
:F02A
:7zGUSsBc
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