俺が一番と思った女★4★続
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#235 [しゅん]
[お前、相変わらず自分にストイックやね〜
一回のミーティングと飲み会ぐらい、休んだっていいやろ!]

「いーやー。
サボるとかバカやねん!
そーいうお前だって同じ状況なってもぜってぇ休まんやろ!」

[いや、俺あっさり休むよ!]

「嘘つけちゃ!」

[未来、喜んだ?]

「喜びよったなー。
さすがにテンションたけかったよ」

[やろーな〜完全にルンルンで運転しよったし。
これから忙しくなるな。]

⏰:11/03/02 15:17 📱:PC 🆔:48Krjdu2


#236 [しゅん]
「んー。
やっぱそーなんやっか。
でも、まだ式の日程とかはっきり決めるつもりもねぇし、ゆっくりでいいっち感じやけね。
焦っていいのが出来る訳やねぇやん?
時間見つけて、ゆっくり決めてくわ!
色んなとこ見てみてぇし。」

[まぁそうは言ってもね〜。
ブライダルフェアとかは日にちと時間は決まっとーし、予約とか入れないけんし。
俺らの都合に合わせるのは結構難しいと思うけどね。]

「何でお前そんな詳しいんかちゃ!」

[前なー。
年上の女と付き合いよってさ。
俺は学生やったけど、相手は当時25歳やったけ結婚が視野にあったんな。
だけ、ブライダルフェアとか結構行きよったもんね。]

「まじで?
お前、学生やろ?
そんな余裕あったんかちゃ」

⏰:11/03/02 15:17 📱:PC 🆔:48Krjdu2


#237 [しゅん]
[いや、ねぇよ!
金も全然ねぇし、就職さえ決まってねかったんに。
俺の中で結婚っち意味がまだはっきりしたものも無かったし、どーいうもんっちゅーのもわかってねかったけ出来たんかもしれんけど。
今考えたらちょー怖えーよ。
ただ、相手の勢いは半端ねかったと思う]

「すげぇね。」

[やな。
でもさ、実際に式場行って色んなとこ見せてもらって飯食ってさ〜ドレスとか着れたりもするし。
すげぇ楽しいと思うよ。]

「そーなんや。
未来、興奮するやろーな…
テンションについていけるか心配なってきた」

[今から弱気かちゃ!
みんなテンションたけーけ。大丈夫やって。
彼女のウエディング姿とか見てん。
結構感動するばい]

⏰:11/03/02 15:18 📱:PC 🆔:48Krjdu2


#238 [しゅん]
あの未来がドレスを着ているところは全くもって想像出来なかった。
なぜか啓示からアドバイスと励ましを貰い、そのままミーティングに入った。
ミーティング自体はすんなり終わり、俺らは飲み会へ。

仲の良い先生達に二次会まで連れて行かれ、マンションに戻ったのは2時過ぎだった。

玄関を入ると、間接照明の電気が付いている。
あいつつけっぱで帰ったなと思いながら、部屋に入った。


ソファーを見ると、未来がいる。

しかも雑誌を開いたまま、寝ていた。
周りには大量の雑誌とお菓子が並んでいる。

⏰:11/03/02 15:19 📱:PC 🆔:48Krjdu2


#239 [しゅん]
俺を待っていたのか。

もしかしてと思い、色んなとこを確認してみると、寝室は綺麗に片付けられ、風呂の湯も溜まっている。
トイレもピカピカやし、洗面所も磨いてある。
極めつけは、布団さえふかふかになっていた。
多分、コインランドリーに行って洗ったんと思う。
あいつは花粉症やって、その時期やないでも外に干すことを嫌う。
いつもコインランドリーで洗って乾燥機にかけていた。

俺がいない間に動いている未来の姿が想像できて、不覚にも泣きそうになった。

⏰:11/03/02 15:19 📱:PC 🆔:48Krjdu2


#240 [しゅん]
電車で帰るっち言いよったくせに。

とりあえず未来に布団をかけ、俺は溜めてある風呂に入った。
久しぶりに上司に飲まされて、気分がいいというよりも飲みすぎた感。
途中、めっちゃ眠気が襲ってきたのもあって、ささっとあがった。

いつから寝ているのか、未来は起きる気配がなくそのまま抱えてベットに移した。

が、全く起きず。

結構な移動やったんやけどね…。
指輪はしっかりと指にはめてあり、近くにケースも置いてあった。
俺もベットに入り、未来と一緒に寝た。

⏰:11/03/02 15:20 📱:PC 🆔:48Krjdu2


#241 [しゅん]
朝方。
何か苦しくなって薄っすら目を開けると、未来が抱きついていた。

「どした?」

『何もない』

「ん?」

『…』

「どしたん?
何かあった?」

『しゅんが帰ってくるの起きて待っとこうっち思ったのに、いつの間にか寝とった…』

「そんなんいーよ。
疲れとったんちゃ。
帰ってきたとき、お前がおってテンションあがったし、それで充分。」

未来にはまだ思っていたことがあったと思うが、俺はただ家におったっちだけで嬉しかった。

⏰:11/03/02 15:22 📱:PC 🆔:48Krjdu2


#242 [しゅん]
次の日は未来の希望で結婚情報誌を大量に買って、家で見る!っち事になった。
でも、さすがにこんだけの間家に帰さんのはよくねぇっち思い、早めに帰らせる準備をしていた。

『何でそんな帰れ的な雰囲気出すん!』

「雰囲気やねぇちゃ!今日はもう帰り!
お前、全然家帰ってねぇやん。
俺はいいけど、みんな心配するやろ?
俺の立場も考えてほしーんですけど!!」

『しゅんまだまだやね〜。
しゅんがミーティングと飲み会行ってる間、ちゃんと家に帰ってご飯も食べたし、お父さんとお母さんにちゃんと話しもしてきたもーん!!
しゅんが思ってる以上にあたしはしゅんの立場とか順序とか考えとる。
その言い方何かムカツく。』

⏰:11/03/02 15:24 📱:PC 🆔:48Krjdu2


#243 [しゅん]
「まじ?
何でそれ早く言わんのかちゃ!」

『別に内緒にしとったわけやないし!!』

「それでも早く言えよ!
何ち?」

『いや!教えん。』

「何でかちゃ!
お前のこと考えてなかった俺が悪かったけん。
ごめん」

『嫌。』

「じゃあいいや。
話す気になった時に聞く。
もう今日は帰り。送る」

⏰:11/03/02 15:24 📱:PC 🆔:48Krjdu2


#244 [しゅん]
本当はこんな小さな言い合いすらしたくねぇ。
俺だってその話をしてくれれば、早く帰そうとはしてなかったかもしれん。
お互いに非はあるやろと思いながら俺は財布とキーケースを持って玄関を出た。
何となく未来が偏屈になっているような気がしていた。

外の空気を吸うと、気分転換になったというかちょっと冷静になった。
やっぱここは俺が悪いか…
あいつは絶対意地をはったまま降りてきて、そして無言のまま家に帰る。
このままバイバイするのも何か腑に落ちない。
一緒におりたかったっち気持ちを酌むべきやったなと反省し、もう一回謝ろうとしていた。

⏰:11/03/02 15:25 📱:PC 🆔:48Krjdu2


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