俺が一番と思った女★4★続
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#25 [しゅん]
「わかっとーちゃ!
でも、今はほんと未来のことを考えとる余裕がねぇん。
俺だって、真剣に考えて出した答えなんやけ。
この出会いが運命なら、またどっかで重なるんやね?
先で俺はそーとー後悔しとーかもしれんけど、自分が決めたことやけ。
今は今っち気持ちのがつえーしね。」

《お前、どーした?
一皮むけたくね?
何か別人と話よるみてぇなんやけど!!》

「何かそれ!
まぁー言いよることも間違ってねぇけどねー。
でも、未来はお前に連絡しとるっち思ったけど、してねかったんやな」

⏰:10/11/24 11:27 📱:PC 🆔:g4fng.Qw


#26 [しゅん]
《アホ!
調子にのんなちゃ!
何も連絡ねぇし。
俺がお前らにどんだけ尽くしてきてやったと思っとるんかちゃ!!
事後報告っちどーいうことなん。》

「ごめんちゃ!
そんぐらい余裕がねかったん!
お前に連絡してねぇっちことは、あいつなりに色々考えたんやろーな。
何か切なくなってきたし。」

《そーやな。
話をされる前からその雰囲気は感じとっても、実際言われればそーとーショックやったやろ。
まぁこれが未来の答えでもあるんやね?
お前もちゃんと受け止めなな。
それぐらいはちゃんと考えてやれよ。
にしても、まじ可哀想やし。
もうこの際、俺が未来を頂こうかー》

⏰:10/11/24 11:27 📱:PC 🆔:g4fng.Qw


#27 [しゅん]
「アホか!!
お前は?まだ女おらんの?
会社のOLは?」

《全然やし。
何かご飯行ってくださいみたいなのは結構あるけど。
社内恋愛とか全く興味ねぇしさ。
俺、向いてねぇと思うし。
内緒にしたり、コソコソ社内メールしたりさ。
めんどくせぇ》

「はいはい!それは言い訳ちゃ!
めちゃめちゃ可愛い子で自分が好きになれば、自分からバンバンメールの嵐やろ!!
そーゆーのめっちゃ楽しそーやし!!!
ご飯行ってくださいっちどんぐらいあるん?」

⏰:10/11/24 11:28 📱:PC 🆔:g4fng.Qw


#28 [しゅん]
《んー月5、6回?》

「まじ???
それ、週1以上やんけ!!
全部違う女??」

《まぁな。
いや、全部が全部違う女やねぇよ。
一回言われた女からもまた言われたりするし。
取引先の人とかからもあるばい。
でも、実際めんでぇよ。
断る理由もなくなるし。》

「あー理由困るね。
大学んときも、二人で理由考えたりしよったよな。
途中でめんでくなって、ストレートに無理!っち言いよったもんな。
でも、可愛い子おるやろ!」

⏰:10/11/24 11:29 📱:PC 🆔:g4fng.Qw


#29 [しゅん]
《いや、可愛い子そーとーおるばい!
でも、社内っちだけで一気にテンション落ちるんちゃ。
あれ何なんやろ…。
自分でも女に興味なくなったんかっち不安にあるときがあるけね》

「お前、それ重症やろ!」

《まぁ、今は仕事にしか興味がねぇっちことにしとこ!
お前と一緒ちゃ!》

「上手くまとめたつもりかちゃ!!」

⏰:10/11/24 11:30 📱:PC 🆔:g4fng.Qw


#30 [しゅん]
環境が変わりお互い別々の道に進んでも、俺ら二人は何も変わらない。
一番素に戻れて、落ち着く場所がここ。

未来も同じような存在やけど、そこには常に恋愛という文字が付いてくる。
それはまたちょっと違った形であり、絶対揺るがないという保障はない。

嵐との間には形に出来ない何か、どんなに時間が経ってもいつでもそこに戻ってくることが出来る場所があった。

⏰:10/11/24 11:30 📱:PC 🆔:g4fng.Qw


#31 [しゅん]
充実した夜を過ごせたせいか、寝る前、自然と未来のことを考えていた。

あいつ、ちゃんと一人で頑張れよるやか…

いや、そんなん言いよる場合やない。
別れを切り出したのは俺だ!
そう言い聞かせて、眠りについた。

それから未来のことを考える日はなかった。

⏰:10/11/24 11:31 📱:PC 🆔:g4fng.Qw


#32 [しゅん]
そして、あっという間に二年が過ぎた。

まじでこの二年間は学校と家の往復か部活と家の往復。
ほんとに仕事だけをがむしゃらに頑張った。

思い出せる思い出がまじでねぇけね…

⏰:10/11/25 15:34 📱:PC 🆔:9T6IILaI


#33 [しゅん]
嵐や野球部の奴らとは、時々会ったりしよったけど、みんな社会人としてそれぞれ忙しい毎日を送りよって、連絡もろくに取っていなかった。
何人か結婚したけど、式もあげてねぇし、みんなで集まることは全然ねかった。

⏰:10/11/25 15:35 📱:PC 🆔:9T6IILaI


#34 [しゅん]
一方、学校ではこれまでは新入社員ならぬ新人教師だった俺だが、新しい後輩が入ってくるという。

野球をしていたとき、部活で後輩が入ってくるたびに、恐怖感に襲われていた。
同じポジションで俺より上手いあるいは打てる場合、自分のレギュラーの座が危ない。
特に入ってくる前から有名な奴やったり、監督やコーチの一押し選手だと、同じタイプの選手でないことを祈る。
いわば、下克上の世界だった。
幸い、俺の場合は俺の腕を越える奴は出てこんやったんやけど、その何ともいえない気持ちは選手なら誰でも経験することと思う。

⏰:10/11/25 15:38 📱:PC 🆔:9T6IILaI


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