【携帯小説指南】全ての作家達へ【[投稿]を押す前に】
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#118 [我輩は匿名である]
なんか面白い
:08/11/23 19:03
:824SH
:☆☆☆
#119 [我輩は匿名である]
第6章 〜小説を書こう! 情景描写編〜
「さて、今回は小説の基本であり奥義でもある『情景描写』を教える」
「よしこーい」
「情景描写は、小説において地の文の大多数を占める描写だ。
読者にその場の情況や世界観、登場人物の動きなどの情報を与える役割を持つ。これなくして小説は成り立たない」
「でもネットだと会話だけの小説もあるぞ」
「ギャグや日常系なんかなら別に会話だけでもいいんだけどね。
でも君が書きたいのはファンタジー、これは情景描写が必須とも言えるジャンルだ」
:08/11/23 21:09
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:epQG/68k
#120 [我輩は匿名である]
「そりゃまたなんで?」
「最初の方で言ったが、ファンタジーは背景の世界観を作り込む必要がある。また戦闘モノのファンタジーでは、戦闘シーンの描写が無ければ面白くない」
「つうことは俺にとっては重要だな」
「誰にとっても重要だ。さて、描写の勉強だが、これは1から教えるより、好きに書いてそれに対して添削してもらう方が良い」
:08/11/23 21:09
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#121 [我輩は匿名である]
6−1 描写の妙
「それはなんで?」
「描写には個性があるんだ。それは上手い下手ではなくて、人それぞれの書き方・表現・言葉選びなどによって決まる。
『小説』を辞書で引いてごらん」
「えーっと…
『作者の奔放な構想力によって、登場する人物の言動や彼らを取り巻く環境・風土の描写を通じ、非日常的な世界に読者を誘い込むことを目的とする散文学。
読者は描出された人物像などから各自それぞれの印象を抱きつつ、読み進み、独自の創造世界を構築する(新明解国語辞典より)』」
:08/11/23 21:10
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#122 [我輩は匿名である]
「何が言いたいかわかる?」
「全然わからん…」
「つまり小説というのは、作者の感性を描出した描写によって、読者に物語のイメージを想像…いや、創造させることに意義があるんだ」
「えーっと…」
「例えば、大まかに作った2つの同じプロットを、考え方も書き方も得意ジャンルも違う、ある2人の作家に渡したとする」
「ほう」
:08/11/23 21:10
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#123 [我輩は匿名である]
「作家はそこから自分でプロットを詰めていき、そして文章に起こす」
「うん」
「ではその場合、その2つの作品は全く同じものになるか?」
「いやならねーだろ、常識的に考えて」
「そう、恐らくはかなり方向性の違う作品になるはずだ。
小説は、同じテーマであっても、作者の感性によってガラリと印象が変わる。その大きな要因が『描写』なんだ」
:08/11/23 21:11
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#124 [我輩は匿名である]
「確かに、似たような設定でも作家によって全然展開が違ったりするな」
「そう。例えば僕なら、分かりやすい・伝わりやすい描写をするように心掛けている。一応、娯楽派作家だしね。
でも、文章に韻を盛り込む作家や二人称を頻繁に使う作家、比喩を多用する作家など、描写のしかたは作家によって千差万別だ。
作家達の用いる描写によって、作品の中に一貫した個性が生まれる。『その人らしい作品』ができあがるんだ」
:08/11/23 21:12
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#125 [我輩は匿名である]
「みんながみんな似たような文章だと面白くないもんな」
「そう。だから、描写に関しては最初は自由に書いてほしい。僕が1から教えてしまうと、その人らしい作品ではなくなってしまう」
「ナナシさんの真似になってしまうってことか」
「うん。それだと面白くないからね。
だから今から教えるのは、情景描写に関する最低限のことだけだ。後は自分で書いて読んでもらうなり、他の作品を読むなりして修行してほしい」
「ああ、わかった」
「よし。じゃあ、また前置きが長くなっちゃったけどレクチャーを始める。とりあえず何か書いてごらん」
「よっしゃ」
:08/11/23 21:13
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#126 [我輩は匿名である]
6−2 作者の持つイメージを突き詰める
「できたぜ」
「はやっ! 見るのが恐ろしい早さだな…どれどれ」
王国暦30年。この世界はある危機に瀕していました。
魔王が復活したのです。
ここはとある山にある町、歌箱。
そこに住む少年の太郎はどこにでもいる平凡n
「はいもう結構」
「ちょwwwまだ続きがwww」
「この文には風景描写が少なすぎる。読む気すら起きない」
「ひでぇw」
:08/11/23 21:15
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#127 [我輩は匿名である]
「王国暦とかはまぁ置いといてさ。歌箱の町ってどんなとこよ?」
「え? 小さな山奥にある町だよ」
「他には?」
「それだけ」
「………あっ、そう」
「??」
「例えばさ、物語が始まった季節はいつ?」
「えっ? じゃあ夏でいいよ」
「時間は? 朝? 昼? それとも夜?」
「昼だよ」
「じゃあ歌箱の町について、もっと描写が増やせるだろう」
「え……?」
「それを意識して、もう1回書いてごらん」
:08/11/23 21:17
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