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#190 [我輩は匿名である]
「そうなのか?」

「気づかないうちに絶対になる。だから日頃から極力使わない努力をした方がいい」

「分かった。じゃあ『どうでもいい事をダラダラ』ってのは?」

「例えばこんな会話」




「やあ太郎」

「こんにちはナナシさん」

「今日はいい天気だな」

「そうですね」

⏰:08/12/03 22:02 📱:P903i 🆔:WSbGktfI


#191 [我輩は匿名である]
「ほのぼの系では別だが、こんな感じで単調な会話を続けていると、読者は飽きる。
この程度なら挨拶をしたという言葉だけで済ませられるだろう」

「なるほど」

「シリアスやミステリーなんかでは、こういった無駄な会話が間を殺してしまう。
無駄な会話や文章は極力省いた方がいい」

「把握したぜ」

⏰:08/12/03 22:03 📱:P903i 🆔:WSbGktfI


#192 [我輩は匿名である]
 
8−3 社会的なタブー

「知的障害者」

「ん?」

「市町村の合併問題、治療不可能の難病、伝染病などなど。これらを題材に使う場合は注意が必要だ」

「どういうことだ?」

「フィクションもので、実在する場所・人物なんかを使う場合もそう。
いわば、モラルの観点から見た禁じ手さ」

「嫌がる人もいるってことか」

「まぁそうなるかな。少なくとも誰かが傷つくような書き方はしちゃいけない。
でも大事なのは、それら『タブー』となっているテーマをいかにして書くかだ」

⏰:08/12/03 22:04 📱:P903i 🆔:WSbGktfI


#193 [我輩は匿名である]
「どうするんだ?」

「最低限のルールとして、それらについてきちんと調べること。嘘は絶対にダメだ。
そして、フィクションであっても客観的に書くこと」

「偏りなく公平に、ってことか」

「そうだね。でもこれがなかなか難しいし、少し間違えれば多大な批難を浴びたりする。
だからそういう題材を扱う場合は、名前だけ架空のものとして出したりする。作中で病名を存在しないものに変えたりとかね」

⏰:08/12/03 22:04 📱:P903i 🆔:WSbGktfI


#194 [我輩は匿名である]
「下手に扱わない方がいいのか?」

「初心者はそうした方がいいかもね。
最近は恋人が植物人間になったりだとか、それらのテーマが安易に使われやすいけど、あまりよくない。
そして、やるなら最後まで責任を持って書ききること。それがルールでもある」

「把握したぜ」

⏰:08/12/03 22:05 📱:P903i 🆔:WSbGktfI


#195 [我輩は匿名である]
 
8−4 推理小説などでの禁じ手

「推理小説やオカルトなど、謎解きがメインとなる小説では細かい縛りが多々ある」

「ほう」

「犯人やトリックに関するものが特に多いかな。
読者が推理できない、又は与えられた情報からは推理できないようなトリックなどを使ってはいけない。面白くないからね」

「たとえばどんな?」

「犯人に関しては、『自分(語り手)が犯人でした』はダメ。
ただし、犯人が語り手であると前提を置いた上で話を進めるのはアリだ。
また、推理段階で名前すら出てきていない人物を犯人にするのもダメ」

「ふむふむ」

⏰:08/12/03 22:05 📱:P903i 🆔:WSbGktfI


#196 [我輩は匿名である]
「双子を使ったトリックは、たとえ双子である事を明言していてもダメ。
密室モノで、『実は秘密の通路がありました』もダメ」

「確かに推理のしようがないな」

「推理段階で本文中に書いてなかった事を、種明かしの段階で『実は○○だったんだよ』みたいに登場人物に語らせるのもよくない。
言わなくても分かるだろうが、推理小説では読者があれこれ推理するのが一番の面白さだ。
なので、考えれば必ず犯人が分かるように、作者が情報を出していかないといけない」

「確かにそうだな」

⏰:08/12/03 22:06 📱:P903i 🆔:WSbGktfI


#197 [我輩は匿名である]
「だから、語り手が嘘をついちゃいけない。
たとえば、『妻が死んでいるのを発見した亭主』が語り手だとしよう」

「うん」

「家に帰ると妻が死んでいる。そして語り手としての心理描写が書かれる。
そこに『ビックリした』なんて書かれていたら、その人はもう犯人ではあり得ない」

「犯人ならビックリしないな」

「そうだね。ところが、話を進めていくとその亭主が犯人だった、としてしまうと、これはもうルール違反だ」

「そりゃ分からないもんな」

⏰:08/12/03 22:06 📱:P903i 🆔:WSbGktfI


#198 [我輩は匿名である]
「ただ、会話ならセーフだ。
警官に『殺害したのはお前か』と聞かれて『私ではありません』と答えるのは当然だからね。
それが地の文で書かれた心理描写になるとアウトだ」

「ふむふむ」

「推理小説に限らず、視点が固定された小説では重要なんだけどね。
ファッションに疎い子が語り手だとして、前からお洒落な人が来たとしよう。
この場合、語り手には服の種類が分からないから、『ひらひらした可愛い服』くらいの描写しかできないんだ。ファッションに疎いわけだからね」

「なるほど」

⏰:08/12/03 22:07 📱:P903i 🆔:WSbGktfI


#199 [我輩は匿名である]
「特に初心者の小説ではこういった事が目立つね。
小説というのは描写から場面や人物像を想像させなきゃいけない。
こういう描写の違和感は気にされないけど、作者と読者のイメージの相違に繋がるから注意が必要だ」

「把握したぜ」

「他にも『夢オチ』もあまりよろしくないな」

「今までの出来事は全部夢だった、ってヤツか」

「そう。夢オチは展開に詰まった作者が無理やり打ち切る場合なんかによく見られる。
夢オチは、はっきり言って逃亡と同義だ。必ず話をきちんと締めること」

「把握したぜ」

「では、おさらいだ」

⏰:08/12/03 22:07 📱:P903i 🆔:WSbGktfI


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