星とぽんず
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#192 [七瀬]
『い、いや全然、気にしてないから!
ホントに全く気にしてな……』
「俺は気にしてるよ。」
え?
「朝の電車でのこと。」
:09/03/01 20:08
:N703iD
:v.i2gOkA
#193 [七瀬]
はぁ。
なんだ、朝のことね。
卒業式での勘違い事件以来、私は林原の
思わせ振り?発言には
なれてしまった。
ま、私が勝手に勘違いしてるだけで
林原にそんな気はないだろうけど。
:09/03/01 20:11
:N703iD
:v.i2gOkA
#194 [七瀬]
とりあえず、私の緊張は、ほぐれた。
「お前んとこは、まだ技術室も行ってないんだよなぁ。」
『うん。そうだよ。
林原が羨ましい。』
「1組も俺たちのとこも行ったし、
2組だけだろ?行ってないの。」
そーなんだよね。
:09/03/01 20:15
:N703iD
:v.i2gOkA
#195 [七瀬]
ぼんやり考えてると、なぜか林原のお弁当が目に入った。
かわいい。
たこさんウィンナーに
色とりどりの野菜たち。
たわら型のおにぎりは、ふりかけで着飾っている。
冷凍食品らしきものも
見当たらない。
手作り感で溢れている。
:09/03/01 22:00
:N703iD
:v.i2gOkA
#196 [七瀬]
林原のお母さんって、
どんな人なんだろう。
こんなかわいいお弁当を作れて、
こんなヤツを育てた人。
会ってみたいな。
っていうか、長い付き合いなのに、林原のことは、何も知らないんだな、私。
:09/03/01 22:05
:N703iD
:v.i2gOkA
#197 [七瀬]
林原の家族。
趣味、特技。
恋人
……は、多分いないと思うけど。
とりあえず何も知らない。
知ってるのは、
変わったヤツだということだけ。
なんか悲しい。
:09/03/01 22:09
:N703iD
:v.i2gOkA
#198 [七瀬]
そんなことを思っていると、
「ってかさぁ、松田んとこの担任、牧田宏介だっけ?
ヒグマの同級生らしいな。」
と、いきなりのびっくり発言。
『そうなの!?』
「うん。」
卵焼きを突きながら、林原は言う。
:09/03/01 23:14
:N703iD
:v.i2gOkA
#199 [七瀬]
「だからさ、ヒグマに聞けば分かるんじゃないの?」
『なにが?』
「技術室に連れてってくんない理由。」
あっ、そうか!
林原、勘良い!!
:09/03/01 23:18
:N703iD
:v.i2gOkA
#200 [七瀬]
そんなことを話してる内に林原は食べおわった。
「悪ぃけど、俺は先に行くわ。
やらなきゃなんない、課題あるし。」
え?
『あっありがと。
ってか、それだけのために、お弁当誘ってくれたの?』
また心臓が激しくなる気配。
:09/03/01 23:22
:N703iD
:v.i2gOkA
#201 [七瀬]
「うん。まーな。
でも、それだけじゃない。
また、松田と話したかったから。」
それはどういう意味?
「じゃーな、また今度。」
『あ、うん…。』
手を振る林原に、手を振り返した。
:09/03/01 23:26
:N703iD
:v.i2gOkA
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