星とぽんず
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#441 [七瀬]
今までのことをまとめるとこうなった。
八田歩志。
4月7日生まれの16歳。
血液型はAB型で
好きな食べ物はりんご。
父、母、兄の4人家族で、お父さんは大工をしている。
こんな感じ?
:09/03/11 22:24
:N703iD
:guC0zZjc
#442 [七瀬]
うーん。なんか違う。
私が思ってたのと違う。
歩志の答えが違うんじゃなくって、
聞きたいこと、
…つまり私の知りたいことが違う。
歩志のことを知れたのは、うれしい。
例え、どんなことでも。
でも、もっと内面的なことが知りたい。
:09/03/11 22:28
:N703iD
:guC0zZjc
#443 [七瀬]
放課後。
2人には沈黙が出来る。
いつものこと。
でも、この沈黙は嫌いじゃない。
慣れてしまったのと、
歩志の真剣な横顔を見ているだけで満足だから。
でも、いつもしゃべらない歩志が口を開いた。
:09/03/11 22:33
:N703iD
:guC0zZjc
#444 [七瀬]
「なあ、昼休みにさあ。」
『えっ、うん。』
いきなり話し掛けられたので、少しビックリした。
「お前、言ったよな。
“俺には一人っ子独特の雰囲気がある”って。」
『言ったけど。それがどうかした?』
「それ、あながち間違いじゃないかも。」
:09/03/11 22:37
:N703iD
:guC0zZjc
#445 [七瀬]
『どういうこと?』
「あんまよく分かんないんだよなぁ、俺。」
『何が?』
「にぃちゃんのことが。」
『兄弟なのに?』
「だって一緒に住んでたのが俺が5歳くらいまでなんだよ。」
『なんで?』
:09/03/11 23:36
:N703iD
:guC0zZjc
#446 [七瀬]
「俺とにぃちゃんは15歳も年が離れてるの。
それで、俺が5歳になって間もないころに、家を出てったらしい。」
歩志は、なんでもないことのように言った。
普通に驚いた。
その事実と、
歩志が淡々と、私にこんな話をしてくれたから。
:09/03/11 23:41
:N703iD
:guC0zZjc
#447 [七瀬]
『へぇ。うちじゃ考えらんない。』
「兄弟いるの?」
『うん。お姉ちゃんだけどね。』
「そうなんだ。
ねぇ、兄弟ってどんなんなの?」
『どんなのって言われても…。』
こんなことを、いきなり聞かれ、かなり戸惑った。
:09/03/12 16:59
:N703iD
:9WvOYkxk
#448 [七瀬]
『ん〜、なんだろ。難しいなあ。』
悩み、考える。
『うーん。
バカにされたり、ウザイと思うけど、
いると心強い存在……
かなぁ。』
「なにそれ。」
『よく分からない?』
「うん。全然わかんない。」
:09/03/13 18:22
:N703iD
:1P9d3jy6
#449 [七瀬]
う〜ん。
歩志がいることを忘れ、
必死に考える。
「じゃ〜あ、俺は?
俺はぽんずちゃんにとって、どんな存在?」
『そんなの今は関係ないじゃん!』
もう!
変なこと聞かないでよ!!
:09/03/13 18:28
:N703iD
:1P9d3jy6
#450 [七瀬]
またまた、いきなりそんなことを聞いてくる歩志。
“友達以上の大切な存在だよ”
とか言えたらいいのに。
……言えない。
『星…みたいな存在かな?』
目を丸くする歩志。
:09/03/13 18:31
:N703iD
:1P9d3jy6
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