星とぽんず
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#464 [七瀬]
歩志は、まだ体育館に通ってるみたい。
つまんないけど、
学校に行きたくないほど
ではないかな。
だって
林原がいてくれるから。
仲直りした日から、林原はちょくちょく会いに来てくれた。
昼休みを一緒に食べたり、
休み時間に1ー2の教室に来てくれたり。
:09/03/15 02:02
:N703iD
:hr2Oe0pM
#465 [七瀬]
いつも林原は私を助けてくれる。
今も林原に救われてる。
林原は告白のことは、
何も言ってこない。
だから私も何も言わない。
またいつもの二人に戻った。
穏やかな日々。
:09/03/15 02:06
:N703iD
:hr2Oe0pM
#466 [七瀬]
もう、このままでいいかも。
そう思ってしまう。
だってここが一番安らぐし。
安心する。
私の居場所はここ。
林原なんだ。
:09/03/15 02:08
:N703iD
:hr2Oe0pM
#467 [七瀬]
だってアイツのところへ
行ったら、
絶対つらいもん。
林原以上に泣かされる。
あの壁にぶつかって虚しくなるだけ。
惨めになるだけ。
こんなことなら、もういいや。
:09/03/15 02:11
:N703iD
:hr2Oe0pM
#468 [七瀬]
そう思っていたのに…。
学校が終わり、鞄に教科書を詰め込んだ。
今日は林原が部活ないし、一緒に帰る約束してたっけ。
あ、急がないと。
ガタッ。
席を立つ。
:09/03/15 02:15
:N703iD
:hr2Oe0pM
#469 [七瀬]
ガラ。
後ろのドアが開いた。
「ぽんずちゃん。」
『何?』
歩志を見ずに言う。
「ちょっと来て。」
私のそばに来ると、腕を掴んだ。
:09/03/15 02:18
:N703iD
:hr2Oe0pM
#470 [七瀬]
『へ!?』
何!?
何が起こったの?
すごい力が腕から伝わってくる。
歩志の大きな手のひらは、私の腕を完全に捕えている。
でも、そんなこと以上に
歩志のすごい剣幕に圧倒されて、
抵抗することも忘れた。
:09/03/15 02:22
:N703iD
:hr2Oe0pM
#471 [七瀬]
このまま連れていかれ、
体育館に到着。
「これ。」
歩志の差し出された手には
…文鎮。
『これ…、
歩志が作ったの?』
「もちろん。」
うれしそうに言う歩志。
:09/03/15 02:25
:N703iD
:hr2Oe0pM
#472 [七瀬]
すごいきれいな文鎮。
…だけど、
意味不明!
なんで文鎮?
あんなにすごい剣幕で、
文鎮ですか?
目が点になった。
:09/03/15 02:28
:N703iD
:hr2Oe0pM
#473 [七瀬]
『……で?』
今度は歩志の目が点になった。
『あんなすごい剣幕で文鎮!?』
「ああ。」
歩志は合点したように頷いた。
「これだけじゃダメ?」
は?
:09/03/15 02:32
:N703iD
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