星とぽんず
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#212 [七瀬]
昨日、林原と初めて喧嘩をした。
理由は
……分からない。
ただ、あんな林原は初めて見た。
:09/03/02 07:12
:N703iD
:krcqc4nw
#213 [七瀬]
ピンポーン。
チャイムを鳴らした。
目の前には“林原”の表札。
私は、林原の家に初めて来た。
:09/03/02 07:14
:N703iD
:krcqc4nw
#214 [七瀬]
中学の友達を片っ端に回って、林原の住所を聞いてたら、
もう日も暮れて、こんな時間。
突然の訪問だし、非常識かな、と思った。
けれど、どうしても確かめたいことがあった。
躊躇してるヒマはなかった。
:09/03/02 17:01
:N703iD
:krcqc4nw
#215 [七瀬]
あれ?出ない。
留守かな?
そういえば、林原のこと何にも知らないんだな、私。
そんなことを考えると、
「はぁーい。」
中から女性の声。
:09/03/02 17:04
:N703iD
:krcqc4nw
#216 [七瀬]
ガチャン。
ドアが開く。
「どなた?」
『こんな時間にすみません。私、林原…、
じゃなくって、
幸夫くんの同級生の松田と言います。
幸夫くんはご在宅でしょうか。』
緊張する。
が、
私は次の瞬間、より一層、緊張が増すことになる。
:09/03/02 17:07
:N703iD
:krcqc4nw
#217 [七瀬]
き、きれいな人……。
私のお母さんと同じ歳くらいだろうけど、
全然違う!
こう、なんというか、
歳に合った、品のある感じ。
肌も歳相応のシワはあるものの、張りがあり、シミもあまり見当たらなかった。
昔はお嬢さまだったんだろうなぁ。
ほんと、うちのお母さんと同じ女性だと思えない!
:09/03/02 17:13
:N703iD
:krcqc4nw
#218 [七瀬]
そういえばこの家、かなりデカい。
昔からあるような、貫禄のある家。
木造建築でまさに日本風。
松や池がある庭まで、ちゃっかり座っている。
でも修復は結構してるんだろなぁ。
どんな丈夫な家でも時間が経つと、やっぱりボロは出てくるし、
修復跡がいくつかあるのも発見した。
:09/03/02 17:18
:N703iD
:krcqc4nw
#219 [七瀬]
「幸夫のお友達?
あの子、まだ帰ってきてないの。部活じゃないかしら?
とりあえず中に入って、待ってて。」
お言葉に甘え、中で待たせてもらうことにした。
玄関に頭を通すと、
木の良い香りがした。
:09/03/02 17:22
:N703iD
:krcqc4nw
#220 [七瀬]
「ここでお待ち下さい。
今、お茶を入れてくるわ。」
林原の部屋へと案内された。
『あの、お構い無く。』
すると、林原のお母さん?は微笑んで、出ていった。
ほんと、きれいな人。
憧れる。
:09/03/02 17:26
:N703iD
:krcqc4nw
#221 [七瀬]
ってか、ここが林原の部屋かぁ…。
片付いてるかと思ったら、下には、お菓子の袋が落ちてたりする。
じゃあ、散らかってるのか、と言われると
机の上は、きちんと整理整頓されている。
あいつは部屋ん中も、よく分かんないんだなあ。
少し、笑みがこぼれる。
:09/03/02 17:31
:N703iD
:krcqc4nw
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