星とぽんず
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#322 [七瀬]
あれから私は何も言えなくって、
時間だけが過ぎた。
歩志も何も言わずに、
ドキドキしっぱなしの私を見て、喜んでた。
アイツは本当の悪魔だ。
そのおかげで、私はお弁当の味がよく分からなかった。
:09/03/05 16:17
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#323 [七瀬]
6限目の技術。
マッキーが私を睨んだ。
殺されるかと思った。
今も生きた心地がしない。
とりあえず
生きているけど……。
:09/03/05 16:22
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#324 [七瀬]
マッキーは教室に入ってきた時から、異様な雰囲気だった。
日直が起立を言おうとした時、
「この中に俺の授業に文句がある奴がいるようだ。」
と言った。
教室が凍った瞬間だった。
ヤバっ!
私はマッキーから顔を背ける。
:09/03/05 16:26
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#325 [七瀬]
顔を背けていても、マッキーが私を睨んでいるのが分かる。
マッキーの眼力は強烈だ。
うぅ〜。
どうしよぉ。
ビビりまくる。
だって、めちゃくちゃ怖いんだもん!!
:09/03/05 16:29
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#326 [七瀬]
「そいつは、俺が技術室に連れていかないのが気に入らないらしい。」
もう終わった。
私の人生は終わってしまった。
「…が、
俺に意見するなんて、良い根性しているじゃないか。」
あれ?
助かった??
:09/03/05 16:44
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#327 [七瀬]
「その根性に免じて、今回は許してやろう。」
とりあえず助かったみたい。
やっぱ技術室には連れてってくれないのかな?
ま、命があっただけ良かったよね。
贅沢は止めとこ。
:09/03/05 16:47
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#328 [七瀬]
「だから今日は、お前らに技術室に連れてってやる、チャンスをやろう。」
チャ…ンス……?
うそ!
あのマッキーが?
やった、やったー!!
教室からも、嬉しそうな声が飛びかっていた。
教室中が歓喜に浸っていた。
なのに…。
:09/03/05 16:52
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#329 [七瀬]
マッキーは何かを配り始めた。
前から後ろの私の席まで、送られてくる。
鉄?
それは長さ50センチくらい、太さは5センチくらいの鉄の棒だった。
なにこれ。
:09/03/05 17:15
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#330 [七瀬]
みんなポカーンとしてる。
私もその一人。
「お前らは、これで“ぶんちん”を作ってくれ。」
は?
ぶんちん……??
ぶんちんって
何ですか?
:09/03/05 17:19
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#331 [七瀬]
前の歩志は真剣な様子。
『“ぶんちん”ってなぁに?』
「は?お前、ぶんちんも知らねぇの?」
『…うん。
だから!“ぶんちん”って何なのよ!!』
「小学生の時に使ったろ。書道の時間に。」
呆れたような歩志。
:09/03/05 17:52
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