星とぽんず
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#41 [七瀬]
「んー、荒れてるというかなんと言うか……。やっぱ男ばっかなんだよな。
まぁ、初めっから工業科に行きたいということは、それくらい分かってたとは思うけど。」
へ?
それだけ?
『分かっています。男子校潜入!!って気分で通うつもりです!!』
とちょっとふざけてみた。
:09/02/27 14:42
:N703iD
:DfpWCp/w
#42 [七瀬]
そんな私のおふざけをスルーしヒグマは言った。
「やっぱ元々、男臭いところなんだ。それにいる奴もクセがあるというか…。」
よく意味がわからなかった。
『遠いってどれくらいかかるんですか?』
と質問を変えてみた。
:09/02/27 14:47
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#43 [七瀬]
「えーと、お前んちからだと、1時間半くらいじゃないか?」と
これにはあっさりと答えた。
1時間半!?
それはさすがに
ちょっとなぁ……。
と思っていると、
「けれど電気、機械の技術についてだとJ高にも負けないぞ。
もしかしたら、こっちの方が上かもしれない。」と
目を怪しく光らせるヒグマ。
:09/02/27 14:53
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#44 [七瀬]
「まだ入ってるのー?」と
お母さんの声。
湯船から急いで出て、頭や体を笑い、お風呂から上がった。
髪もよく乾かさず、2階へと向かった。
よほど疲れていたのか、夕食前にあんなに寝たのに、すんなりと睡眠に入れた。
:09/02/27 14:57
:N703iD
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#45 [七瀬]
翌朝。
私はハッと目を覚ました。
時計をみると、短い針と長い針。両方とも5時を差していた。
5時25分。
久々、こんなに早起きをした。
昨日は夢の一つも見なかった。
いや見たけど忘れてしまったのかもしれないな。
:09/02/27 15:02
:N703iD
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#46 [七瀬]
「柚子、今日はえらく早起きなのね。」
『うん。なんか目が覚めちゃってさ。』
顔を洗い、制服を来た。
トーストとサラダを食べる。
「ちゃんと勉強しなさいよ。」
昨日、死ぬほど聞かされたことをまた言われ、
うんざりした。
『わかってる。』
ぶすっとした表情で返す。
これ以上、お母さんの小言が出ない内に行こ。
少し早いけれど家を出た。『いってきまーす。』
:09/02/27 15:10
:N703iD
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#47 [七瀬]
少し歩くと松田鉄工場が見えた。
今はもう機械もほとんど処理されてるんだろうなあ。
「松田ーっ!!」
あの高い声は林原だな。
「おはよ。」
『はよ。』
私の隣を少し追い越した。
:09/02/27 15:15
:N703iD
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#48 [七瀬]
林原の近い後ろ姿を見ながら、ふと思った。
背、高くなったなあ。
中1の時は前から数えた方が早かったのに、
今は前から数えても、後ろから数えても、同じだもんなあ。
身長が伸びても林原は背は高いほうではなかったけれど、
私とは比べものにならないんだろうなぁ。
って当たり前か。
私がちっちゃすぎるのか。
私は小学生の時から、前ならえはずっと前だった。
:09/02/27 15:22
:N703iD
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#49 [七瀬]
そんなことをぼんやり考えていると、
林原がいきなり
「お前もJ高、受けんだってな。」と言った。
『まだ考え中だけど…。
って何で知ってんの?』
「え、ああ、悪ぃ。お前の懇談、聞いちまった。」
悪びれる様子も無く言う。
『なにそれ。まあいいけど、別に大した話じゃないしね。』
:09/02/27 15:27
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#50 [七瀬]
へらへら笑っている私に、林原は
「そんなんで受かんの?」
『え??』
「だーかーらっ!!英語、34点の奴が受かるわけねーじゃん!」
とちょっと真剣な林原。
『なっ…。あんた私の答案用紙、見たの!??』
「ちげーよ。人聞き悪いな。落ちてたから拾ってやったんだろーが。」
『それだったら良いけど
ってかむしろありがと。』
:09/02/27 15:33
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