夏祭り、恋花火
最新 最初 全 
#135 [七瀬]
業務用スーパーから出発して40分近くが経った。
車内では欠伸が響く。
そりゃ、そうなるわな。
向こうに着くには2時間ほどかかる。
11時過ぎには着く予定やし、業務用スーパーにも寄る予定やったから、かなりの早起きをしなアカン。
もちろん、
その中には私の欠伸も率先して入っている。
:09/03/20 08:55
:N703iD
:bKNl0Pwo
#136 [七瀬]
前を見ると、奏君も寝てるみたい。
ああ、もう無理や。
私も仮眠しよ。
そう首を少し傾けて目を閉じる。
その時、
ピリリリリリ…
携帯が鳴る。
:09/03/20 09:00
:N703iD
:bKNl0Pwo
#137 [七瀬]
メール?
こんな時に誰やねん。
少しイラッとする。
宛先は……
遊希?
なんなんよ、ほんまに…。
横におる遊希に目をやると視線が合う。
:09/03/20 09:04
:N703iD
:bKNl0Pwo
#138 [七瀬]
“はよ開けてみい”
と催促するような目。
仕方なく、遊希に見せ付けるように携帯を開く。
するとそこには
「奏と付き合ってんの?」
の一文。
私は目を見開き、遊希を見る。
遊希の瞳には強い光が宿っている。
:09/03/20 09:08
:N703iD
:bKNl0Pwo
#139 [七瀬]
なっ、なんで!?
なんで遊希が
そんなこと聞くんよ!
頭が混乱する。
すると、
ピリリリリリ…
私は急いでメールを開く。
そのメールには
:09/03/20 09:35
:N703iD
:bKNl0Pwo
#140 [七瀬]
「天神祭でキスしてたやろ。
しかも、さっきもイチャついてたし。」
み、見られてた…。
なんて
答えたらええんやろ。
だって私にも分かれへん。
私らは付き合ってんの?
なあ、奏君…。
:09/03/20 09:39
:N703iD
:bKNl0Pwo
#141 [七瀬]
目を閉じてるであろう奏君を見る。
「やっぱ付き合ってんのや。」
遊希の声がする。
『…分からん。』
私らは付き合ってんの?
:09/03/20 09:43
:N703iD
:bKNl0Pwo
#142 [七瀬]
“私らは付き合ってんの?”
って何回、思ってんのやろ。
自分で呆れる。
「…い!おい!」
『…ああ、ごめん。』
「自分の世界に入らんといてくれ。」
遊希も呆れてる様子。
:09/03/20 09:47
:N703iD
:bKNl0Pwo
#143 [七瀬]
『ほんまに分かれへん。』
「そっか。」
遊希はせれ以上、なんも聞いてこうへんかった。
私は寝ようと目をつむったけど、
全然、寝られへんかった。
奏君が買ってくれたパンは放っておいたら、
チョコレートの部分が溶けてしまった。
:09/03/20 09:53
:N703iD
:bKNl0Pwo
#144 [七瀬]
目的地に着いた。
カステラはボールの隣にある。
金魚だけ、この2店から
ちょっと離れている。
安心したような、残念なような…複雑な気分。
「店建てる前に昼飯、食いに行こか。」
4人で、少し歩いたところにあるファミレスへ。
:09/03/20 10:27
:N703iD
:bKNl0Pwo
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194