夏祭り、恋花火
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#395 [七瀬]
訂正
× なにもかもが昨日のこと〜
〇 なにもかもが四日前のこと〜
すいません(><)
“昨日”をすべて
“四日前”とします。
:09/04/01 12:56 :N703iD :VvI5HsyM
#396 [七瀬]
「まつり、どしたんや。さっきからボーっとして。」
『遊希…なんもないよ。
それよりお客さん0やなあ。客所か人っ子一人、歩いてへんわ。』
「当たり前や。
こんな大雨やのに。
って、それより…
やっぱ、なんかあったんやろ、あの日。」
:09/04/01 13:04 :N703iD :VvI5HsyM
#397 [七瀬]
『あったよ。』
なにも考えずゆう。
なんかもう、どうでもなれって感じ。
『麻友ちゃんに
“奏を私にちょうだい”
ってゆわれた。』
「麻友と会ったんか。」
『会ったよ〜
遊希のゆうてるあの日に』
:09/04/01 13:07 :N703iD :VvI5HsyM
#398 [七瀬]
「やっぱり…
いきなり走りだした思たけど、やっぱり奏の家、行っとってんな。」
『そう!ご名答!!
遊希するどーい。』
笑って、おどけて見せる。
『そして…家から出てきた。麻友ちゃんが。
でも、奏をちょうだいってゆわれたのは、その日じゃない。
ついさっき。』
:09/04/01 13:13 :N703iD :VvI5HsyM
#399 [七瀬]
遊希は小さくため息をしながら言った。
「だから、ゆうたやんけ。
俺が行ったるって…」
ほんま、そうすれば良かった。
遊希に頼んでれば、
あんなシーン見なくて済んだのに。
アホや、と後悔する。
:09/04/01 13:17 :N703iD :VvI5HsyM
#400 [七瀬]
「お前…」
今度は大きくため息をつく遊希。
「だから、言いたくなかってん。
絶対泣くから…」
『ほんっ…ま、聞かんかったら…良かった。
私…アホやな…。』
なぜか、こんな時になって泣けてくる。
:09/04/01 13:30 :N703iD :VvI5HsyM
#401 [我輩は匿名である]
:09/04/01 16:41 :D705i :1QngmUEY
#402 [七瀬]
匿名さん
ありがとう(^3^)/
:09/04/01 23:25 :N703iD :VvI5HsyM
#403 [七瀬]
「頼む、お願いや。
頼むから泣かんといて。」
こんなとこで、泣いたって遊希を困らせるだけ。
『ご…ごめん。
遊希に…グズッ迷惑かけて、ウゥ〜…ほんま悪いと思てる。』
必死に涙を堪える。
…はずが泣き止まず。
:09/04/01 23:30 :N703iD :VvI5HsyM
#404 [七瀬]
「ちゃう!
俺が、泣くなゆうたのは、迷惑やからとかじゃなくって…
…まつりに、そんな顔させたくなかったから。」
『遊希、優しい〜…』
遊希の優しい言葉にさらに涙が止まらず、
遊希を見た、その瞬間に
涙は止まっていた。
:09/04/01 23:34 :N703iD :VvI5HsyM
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