漆黒の夜に君と。U[BL]
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#417 [ちか]
《じゃあこの賞金はどうしたら〜…》
ステージの周りは参加者達で賑わっている。
その視線は俺達と賞金の入った袋を行き来する。
少し間があって、恭弥はその口を開いた。
「そんな賞金要らない。」
:09/12/02 17:53 :P906i :zgLxVd6g
#418 [ちか]
《そんなって…(汗)》
そうだよ!!
なにがなんでも皆が払ったお金を「そんな金」呼ばわりは…
そんな俺達一般庶民の気持ちが恭弥に届くはずもなく、恭弥はシラッとマイクを握り直した。
「その代わり、」
:09/12/02 19:03 :P906i :zgLxVd6g
#419 [ちか]
マイクに拾われた恭弥の声がグラウンド中に響き渡った。
全ての視線が恭弥へと集まる。
一体何を言うつもりなのか
そんな顔で恭弥を見つめた。
「その代わり、さっきの言葉は訂正する。」
:09/12/02 19:07 :P906i :zgLxVd6g
#420 [ちか]
:09/12/02 19:43 :P906i :zgLxVd6g
#421 [ちか]
「それだけ。」
時が止まったように静まりきった辺りをよそに、ゴトンと機械混じりの音をたててマイクを床に落とすと、そのまま恭弥はステージを降りてしまった。
きっと恭弥に抱かれている俺の顔は、自分でも分かるほど真っ赤。
だってあんなの、
反則だろ‥‥!!////
:09/12/02 20:21 :P906i :zgLxVd6g
#422 [みぃ]
おかえりなさい!!(涙)
無理なさらずにね!!
:09/12/02 20:28 :P905i :8poSzoyM
#423 [ちか]
>>422→みぃさま*
ただいまです(´;ω;`)泣
待っていてくださって本当にありがとうございます!!
また感想板の方にも遊びにきてくださいねっ**
:09/12/02 22:47 :P906i :zgLxVd6g
#424 [ちか]
>>421続き
恭弥は相変わらずで俺を抱えたままグラウンドを歩いていく。
聞こえてしまいそうで心配なくらい胸がうるさかった
チラリと目線を上げると目があった。
最高の笑顔で微笑む恭弥。
また高鳴る胸。
…やっぱり俺はこの人が好きなんだ。
:09/12/02 23:38 :P906i :zgLxVd6g
#425 [ちか]
「ん?冥、顔赤いよ?」
「??!?////‥だ、誰のせいだと思って‥「え、何が?」
「〜…ッッ!!
なんでもないっ!!!///」
こうして、悪魔で天然?な生徒会長恭弥様にどうしようもなくハマっていく俺なのでした。
― 第六話 e n d ―
:09/12/02 23:39 :P906i :zgLxVd6g
#426 [ちか]
:09/12/03 08:10 :P906i :dNqAg2aU
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