恋愛物語。
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#101 [yu]
そして私の頭はまた混乱する。


「昨日ゆいちんが言ってたの聞いて、すげーショックだった。まじで好きなんだなって思ったんだよね」


そう言ったリョウは真剣だった。

⏰:09/04/11 00:31 📱:P906i 🆔:rcmsR27Q


#102 [yu]
そんなの、
あたしだって…


リョウが他の女の子と仲良さげに話してるの見たり

リョウに冷たくされたり
目も合わせようとしてくれなかったし

⏰:09/04/11 00:46 📱:P906i 🆔:rcmsR27Q


#103 [yu]
すっごくすっごく
ショックだったし
悲しかったんだから



そう言ってしまいたかった。



でもそれって…

⏰:09/04/11 00:48 📱:P906i 🆔:rcmsR27Q


#104 [yu]
――キーンコーン


そのとき、

タイミングがいいのか悪いのか、学校のチャイムが鳴った。


「リョウ、先行ってるよ!」

昇降口に居た集団はそう言って教室の方に戻っていった。

⏰:09/04/11 11:52 📱:P906i 🆔:rcmsR27Q


#105 [yu]
「あ、じゃああたしも教室戻るね、」



なんでかはよく分からないけど、
混乱した私はとりあえずその場から離れたかった。

⏰:09/04/11 11:56 📱:P906i 🆔:rcmsR27Q


#106 [yu]
確かにあのときのリョウは真剣だった。

鈍感な私にでもリョウの真剣さは伝わった。



嬉しくなかったなんて、嘘

でも、
私の中の何かが邪魔をしている。

⏰:09/04/11 13:35 📱:P906i 🆔:rcmsR27Q


#107 [yu]
斉藤たいち


私は斉藤たいちが好きだった。
一目惚れだけど
失恋したけど

好きだった。


それなのに
今はリョウが好き?

⏰:09/04/11 15:01 📱:P906i 🆔:rcmsR27Q


#108 [yu]
そんなに私の心はすぐ変わるものなの?


ちょっと優しくされたからって自惚れてるんじゃないの



私には変なプライドみたいなものがあった。

⏰:09/04/11 19:35 📱:P906i 🆔:rcmsR27Q


#109 [yu]
――キーンコーン

授業終わりのチャイムが鳴った。

それと同時に美恵が私の席まで来た。

「ハヤトに聞いたよ!リョウくんに告られたんだって?」


美恵がニヤニヤしながら私の隣の席に座った。


「なんかね…」

⏰:09/04/11 19:49 📱:P906i 🆔:rcmsR27Q


#110 [赤]
めっちゃ
おもろい(^^)/

更新頑張って

リョウ君かっこい〜

⏰:09/04/12 09:08 📱:F703i 🆔:Z.g0iPI2


#111 [yu]
赤さん

ありがとうございます
これからも頑張りますので
見守ってて下さい

⏰:09/04/13 00:33 📱:P906i 🆔:nt395m0Q


#112 [yu]
「リョウくん、自分から告白したり、あんな風に積極的なの初めてらしいよ」


「えっ?本当に!?」

リョウは会ってすぐに「タイプ」とか「可愛い」とか言うくらいなのに…?



「本当に意外だよね。」


まさにその通り。
意外だった。

⏰:09/04/13 00:42 📱:P906i 🆔:nt395m0Q


#113 [yu]
「それほど好きなんだよ、きっと。ハヤトも驚いてた」


「そうなんだ、」
驚きながらも、内心嬉しかった。

⏰:09/04/13 00:57 📱:P906i 🆔:nt395m0Q


#114 [yu]
「私はゆいがリョウくんと付き合ったらいいなって思うよ」


「…うん」


「斉藤くんは彼女居るんだし、好きって言ってくれるリョウくんにいってもいいんじゃない?」

⏰:09/04/13 00:58 📱:P906i 🆔:nt395m0Q


#115 [yu]
美恵…



美恵は、いつも私の背中を押してくれる。

それはとても優しくて

とても安心して



誰かに言って欲しかった言葉をいつも言ってくれる。

⏰:09/04/13 00:59 📱:P906i 🆔:nt395m0Q


#116 [yu]
――――

夕暮れの公園。

綺麗に植えてある
木や花が並び、

そこにベンチが2つ。


そのベンチには
タバコを吸いながら
座っている男の人がいる。

⏰:09/04/13 01:12 📱:P906i 🆔:nt395m0Q


#117 [yu]
あのあとメールで

駅の近くの公園に来て

と呼ばれた私は、
その公園に行き
リョウを見つけた。

⏰:09/04/13 01:13 📱:P906i 🆔:nt395m0Q


#118 [yu]
そしてリョウが座るベンチまで行くと、


「あ、ゆいちん。座って」

私に気付いたリョウは、ベンチの端に移って私が座るスペースを開けてくれた。

私は言われた通り、リョウの隣に座った。

⏰:09/04/13 01:13 📱:P906i 🆔:nt395m0Q


#119 [yu]
「やっぱ、黒い髪のリョウ見慣れないよ〜!リョウじゃないみたい」

そう言ってリョウの髪の毛をクシャクシャにした。

なんか、
少しでも間があくときまづい雰囲気になっちゃうんじゃないかって思うと、何かを喋らずにはいられなかった。

⏰:09/04/14 16:32 📱:P906i 🆔:rT/uwayA


#120 [yu]
「うるせーよっ!俺は結構気に入ってるんだから」

そう言ってクシャクシャにされた髪を直すリョウ。




いつもの2人。
よかった、いつもの2人。

⏰:09/04/14 20:56 📱:P906i 🆔:rT/uwayA


#121 [yu]
気付いたら夕陽が沈み、夜になっていた。


どれくらい喋ってたんだろう。


「楽しい時間はあっという間に過ぎるってホントだね」


「たしかに!あ〜、俺やっぱゆいちん大好きだわ」


リョウは言った。

⏰:09/06/07 22:04 📱:P906i 🆔:bZkzu8h6


#122 [柚遊]
 
続きまってました(;;)、、
頑張ってくださいx
 

⏰:09/06/07 22:37 📱:W61SH 🆔:jKWAmtqE


#123 [yu]
待っててくれていた人
が居たなんて
嬉しいです(T_T)

ありがとうございます
頑張ります

⏰:09/06/08 13:20 📱:P906i 🆔:1lVbTSAQ


#124 [りんご]
面白い
この話し大好きです
頑張ってください
楽しみに待ってます

⏰:09/06/08 23:06 📱:SH906i 🆔:OztkMNYY


#125 [いちご]
がんばって下さい(>ω<)

⏰:09/06/09 13:33 📱:SO906i 🆔:☆☆☆


#126 [yu]
「…」


嬉しい、
嬉しかった。


「でも…



あたし、わがままだよ?」

「うん。ゆいちんはわがままくらいが調子いいよ」


「嫉妬やきだよ?」


「いや、それは嬉しいことでしょ」


「それに、自己中だしどうしようもないよ?」


「だから、そんなゆいちんがいいんだってば」

⏰:09/06/09 17:27 📱:P906i 🆔:yXJ8jcg6


#127 [yu]
ほら、
また犬みたいに笑うの。

こんな優しいリョウに、
私はとっくに惹かれていたのかも知れない。








「よろしくねっ」

⏰:09/06/09 17:34 📱:P906i 🆔:yXJ8jcg6


#128 [yu]
りんごさま
いちごさま

そう言って頂くと
とても嬉しいです(T_T)
少しづつになりそうですが
最後まで頑張って
書いて行くので
よろしくお願いします



続きは夜また更新します

⏰:09/06/09 17:36 📱:P906i 🆔:yXJ8jcg6


#129 [yu]
7月12日。


今まではなんでもなかった
この日は、
アタシとリョウの
大切な日になった。


付き合った記念日。


アタシは幸せで
いっぱいだった。

⏰:09/06/10 02:10 📱:P906i 🆔:fYzj302o


#130 [yu]
これから来る夏にも
期待と希望に
満ち溢れていた。


「夏休みは〜、花火大会行くでしょ、祭り行くでしょ、海とかプールもいっぱい行きたい!!!」


「楽しみだね〜」


もうすぐ来る夏休みの
予定が一つずつ、一つずつ
増えて行くのが
とても楽しみで
仕方なかった。

⏰:09/06/10 02:12 📱:P906i 🆔:fYzj302o


#131 [yu]
「美恵ー、これの中からならどれがいいと思う?」


デパートの水着コーナーの中、アタシと美恵は両手いっぱいに水着を抱え、頭を悩ませていた。


ドット柄にボーダー、
レースにでかリボン…

どれも可愛い水着ばかりで試着しては、

「こっちもいいかな?」
「リョウはどっちが好きかな?」

と悩み続け、かれこれ2時間。
私はドット柄の水着、美恵はレースの水着に決定した。

⏰:09/06/12 00:40 📱:PC 🆔:QU013jrs


#132 [yu]
「お買い上げありがとうございました〜」

一緒に悩んでくれた店員さんに満足の微笑みで見送られた私たちは、またすぐにエスカレーターに乗り、上の階を目指した。


「次は浴衣決めなきゃ〜」

⏰:09/06/12 00:49 📱:PC 🆔:QU013jrs


#133 [yu]
無事に浴衣も決まったころ携帯が鳴った。


♪♪〜♪♪〜♪♪〜
―リョウ―



「もしもーし」

「おう、何してるの?」

「今ねー買い物してる。水着と浴衣、楽しみにしててねっ」

「まじでー早く見たいわ!あ、じゃあ今から先輩んとこ行くからまたかけるね〜」

「はいよ、ばいばーい」

⏰:09/06/12 00:53 📱:PC 🆔:QU013jrs


#134 [yu]
こんな些細な電話だけど

リョウは電話を
かけてきてくれる


こんな些細な電話が

アタシはとても嬉しかった。

⏰:09/06/12 00:55 📱:PC 🆔:QU013jrs


#135 [yu]
付き合う前から
仲がよかったし
連絡もしょっちゅう取っていたし

付き合ったからといって
そこまで大きく何かが変わった
ということはなかった。

⏰:09/06/12 22:13 📱:PC 🆔:QU013jrs


#136 [yu]
それでもこんな些細な電話や
些細な行動に
少しづつリョウの愛情を感じたりもしていた。


そして気づかぬ間に
自分の気持ちもどんどん
大きくなっていった。

⏰:09/06/12 22:16 📱:PC 🆔:QU013jrs


#137 [yu]
「ごめん、待ったー?」


正式に「付き合って」から
何度目かのデート。

待ち合わせは駅の近くの一番大きい木の前。
一番分かりやすい場所で待ち合わせ場所によく使われているため、この日も木の周りにはたくさんの人が居た。

⏰:09/06/12 22:25 📱:PC 🆔:QU013jrs


#138 [yu]
その人ごみの中から
リョウを見つけるのと同時にリョウも私に気付き、ニコってしてくれる。
そのとき胸がキュンて高鳴る瞬間が好き。

⏰:09/06/12 22:32 📱:PC 🆔:QU013jrs


#139 [yu]
「もう5時間くらい待ったよー。寝るとこだった。(笑)」

「ごめんごめん(笑)どこ行く?」

「俺、行きたいとこあるから行っていい?」

「うんいいよっ」

そう言ってリョウは歩きだし、
その後を私はついていった。

⏰:09/06/12 22:50 📱:PC 🆔:QU013jrs


#140 [yu]
駅から10分ほど裏の方の道を歩いて行くと服屋や雑貨屋などたくさん並んでいる通りにでた。

服は、ストリート系やB系のショップが多く、黒人やおしゃれな男の人、B系の女の人とかが店の前で客引きをしているのが目立つ。

⏰:09/06/12 22:59 📱:PC 🆔:QU013jrs


#141 [yu]
「こっちの方とかよく来るー?」

私は駅前のデパートとかで
買い物するのが多いから
こっちの方まで来ることは
滅多になかった。

⏰:09/06/12 23:23 📱:PC 🆔:QU013jrs


#142 [yu]
「あんまり来ないかなー」

「そうなんだ、
でも女の服B系はあるけど
店は男モンばっかだもんね」

⏰:09/06/12 23:45 📱:PC 🆔:QU013jrs


#143 [yu]
それでも、あんまり来る機会がなかった
こっちの方は、
おしゃれな店が多くて
魅力的に思えた。


「あ、リョウ!
新しいの入ったよ〜」

外にいた店員さんが
リョウを見つけると、
話しかけてきた。

⏰:09/06/13 01:21 📱:P906i 🆔:chttzf0o


#144 [yu]
その人だけではなく、
いろんな店員さんが
リョウを見つけては
話かけてきた。

リョウはよく来るみたいで
知り合いも多かった。

⏰:09/06/13 01:44 📱:P906i 🆔:chttzf0o


#145 [yu]
そして、少し歩いたところの地下へ続く階段を降りた。


「ここ、俺がよく来るレコード屋」

「へえ〜そうなんだ」

レコード屋に入るのは
初めてだった。

⏰:09/06/13 02:24 📱:P906i 🆔:chttzf0o


#146 [yu]
店内ではR&Bの音楽が
流れてて、
CDよりも全然大きい
レコードが
ずらーっと並んであった。

⏰:09/06/13 02:28 📱:P906i 🆔:chttzf0o


#147 [yu]
「お、来たか。
お前の好きそうなやつ結構入ったよ」

「まじっすか」

Bキャップを被った
ストBぽいお兄さんが
話しかけてきた。

⏰:09/06/13 02:29 📱:P906i 🆔:chttzf0o


#148 [yu]
その人は私に気付くと、
ニコって会釈されたので
私も返した。



「何?次こそ彼女?」

お兄さんはリョウに言った。

⏰:09/06/13 02:31 📱:P906i 🆔:chttzf0o


#149 [yu]
次こそ…?


「はい、そうっす。」


ちょっと気になりつつも
リョウに言われるがまま
私はお兄さんに紹介され、

「で、こっちが藤原さん。
俺の中学の先輩なんだ。」

とお兄さんを
紹介してくれた。

⏰:09/06/13 02:33 📱:P906i 🆔:chttzf0o


#150 [yu]
「彼女可愛いね、大切にしてやれよっ」

藤原さんがそう言うと

「はい、俺の自慢っすから」

リョウは笑いながら答えた。

「うわーアツいね。」

⏰:09/06/13 03:05 📱:P906i 🆔:chttzf0o


#151 [yu]
私は少し恥ずかしく
なりながらも、
リョウの知り合いに
紹介されて嬉しかった。


それからリョウは
店内のレコードをあさり始めた。

そのリョウはとても
目が輝いていて、
レコード一枚一枚を
真剣に見ていた。

⏰:09/06/13 03:07 📱:P906i 🆔:chttzf0o


#152 [yu]
こんなに夢中のリョウ、
初めて見た。

私なんて忘れられてる
んじゃないかって
くらい夢中のリョウに
少しヤキモチ妬きつつも

そんなリョウがとても
いとおしい。

⏰:09/06/13 03:09 📱:P906i 🆔:chttzf0o


#153 [yu]
もっともっと
いろんなリョウを
見たいって思ったんだ。

そして
私にも同じくらい
夢中になってほしい、と

そっと願ったんだ

⏰:09/06/13 03:09 📱:P906i 🆔:chttzf0o


#154 [yu]
「あいつは、本当にいい奴だよ」

そんな時、藤原さんが言った。

「え、あ、はいっ」

そう言ってリョウを見る
藤原さんは、
まるで弟を見るかのような、
温かい目をしていた。

⏰:09/06/13 13:53 📱:P906i 🆔:chttzf0o


#155 [yu]
「…ただ、苦労するぞー(笑)」

でもすぐにその温かい目は
意地悪な目に変わった。


「え…何でですか!?」


「なんてね、まあ2人は
アツアツだから大丈夫かっ(笑)」

⏰:09/06/13 13:55 📱:P906i 🆔:chttzf0o


#156 [yu]
.

藤原さんが言っていた意味を
この時はよく分かっていなかった。

⏰:09/06/13 13:57 📱:P906i 🆔:chttzf0o


#157 [yu]
リョウは何枚かレコードを買い、
藤原さんと少し喋ったりした後、
私たちは店を出た。

⏰:09/06/15 02:54 📱:P906i 🆔:p90Tu5RM


#158 [yu]
そして色んな店に入っては
ウインドウショッピングを楽しんだ。


そして私たちは
キラキラしている
雑貨屋さんに入った。

⏰:09/06/15 02:58 📱:P906i 🆔:p90Tu5RM


#159 [yu]
ネックレスやピアス、ブレス等も
ずらーっと並んでいる。


「あ、これ可愛いー!」

私はダイヤみたいな石が付いてる
シルバーのピアスを手に取った。

⏰:09/06/15 03:00 📱:P906i 🆔:p90Tu5RM


#160 [yu]
「いいねー。
すみません!これ下さい。」

そのピアスをリョウに見せると、
リョウは店員さんを呼んだ。

「え?ちょっと・・」

⏰:09/06/15 03:02 📱:P906i 🆔:p90Tu5RM


#161 [yu]
――――

「ありがとうございました。」


お店を出ると、
リョウはさっき買った
ピアスを出し、

「はい、これ付けてね。
俺とお揃いっ」

そう言ってピアスを
一つ渡された。

⏰:09/06/15 03:04 📱:P906i 🆔:p90Tu5RM


#162 [yu]
お揃いのピアス。
初めてのお揃い。

「ありがと」

私は嬉しくて
仕方なかった。

さっそく
左耳に付けてみた。

⏰:09/06/15 03:06 📱:P906i 🆔:p90Tu5RM


#163 [yu]
「可愛いー似合ってる」


そう言ってリョウの右の指が
私の左耳に触れた。

リョウに触れられた左耳は
一気に熱くなり、
心臓の鼓動も早くなる。

⏰:09/06/15 03:08 📱:P906i 🆔:p90Tu5RM


#164 [yu]
リョウにバレる、と
すぐにリョウの手を振り払った。



リョウは笑っていた。


ちょっと悔しかったけど
私も笑った。

⏰:09/06/15 03:08 📱:P906i 🆔:p90Tu5RM


#165 [yu]
.

「じゃあまた明日学校でね」


夕日も沈みきったころ、
リョウは私の家まで
送ってくれた。

私はバイバイ、と
手を振って家に入った。

「ただいま〜」

部屋に着いて一番に
化粧を落とす。

⏰:09/06/16 17:52 📱:P906i 🆔:YDYcquZQ


#166 [yu]
.

鏡を見ると、
左の耳が光る。

「あ・・」

私は左耳に付いてる
ピアスをそっと外した。

.

⏰:09/06/16 22:20 📱:PC 🆔:YtzhNs06


#167 [yu]
.

私の耳の穴は両耳に一つずつ。

私はケースから安全ピンを出して
左のもともと開いていた
穴の上にプツっと刺した。

「イタっ」

.

⏰:09/06/16 22:24 📱:PC 🆔:YtzhNs06


#168 [yu]
イタイ…

けどちゃんと穴があいた。


もう一度ピアスを
はめてみた。


ずっと付けていたいな
リョウ喜ぶかな?


さっきまで一緒に
居たのに
また会いたくなる

⏰:09/06/16 22:35 📱:PC 🆔:YtzhNs06


#169 [yu]
♪♪〜♪♪〜
着信―リョウ―


そんなとき
携帯が鳴った。

画面に表示された
文字を見た瞬間、

すぐに通話ボタンを
押した。

⏰:09/06/16 22:47 📱:PC 🆔:YtzhNs06


#170 [yu]
.

「ゆいちーん。家着いたよ」


受話器から聞こえる
愛しい声。

「お疲れ、今日はありがとね」

「とんでもございませんよ(笑)」

「ピアス超気に入ったよ
ありがとーっ」

⏰:09/06/16 22:50 📱:PC 🆔:YtzhNs06


#171 [yu]
.

「つーか、ゆいちんの声
まじ癒されるわ〜」


アタシだって
今すごく癒されてます。


「リョウ?」

「んー?」



.

⏰:09/06/20 19:54 📱:P906i 🆔:iaxaZCDU


#172 [yu]
「好きだよ」



いつもは恥ずかしくて
言えないけど
今日は素直になれた、


「…」


.

⏰:09/06/20 19:57 📱:P906i 🆔:iaxaZCDU


#173 [yu]
あれ?
返答がない。
私は不安になった。

「リョウ?」


「初めてゆいちん
"好き"って
言ってくれたね」




「俺もゆいちん大ー好きだよ」

⏰:09/06/20 20:00 📱:P906i 🆔:iaxaZCDU


#174 [yu]
.

「つーかやべえ、また会いたくなってきたじゃんよー」

.

⏰:09/06/21 00:57 📱:P906i 🆔:ajUt1rBs


#175 [yu]
.


ねえリョウ、

これが両想いなんだね

両想いって

すっごくすっごく
幸せなんだね

⏰:09/06/21 00:59 📱:P906i 🆔:ajUt1rBs


#176 [yu]
.
この幸せを
ずっとずっと

感じていたいって

思ったよ

⏰:09/06/21 01:15 📱:P906i 🆔:ajUt1rBs


#177 [yu]
誰か読んで
くれてますか

⏰:09/06/21 01:23 📱:P906i 🆔:ajUt1rBs


#178 [あゆ]
頑張ってください

⏰:09/06/21 01:24 📱:N705i 🆔:UzQhF6sY


#179 [yu]
あゆさま
ありがとうございます

⏰:09/06/25 00:10 📱:P906i 🆔:EwSrY9n2


#180 [なな]
読んでます!
頑張って下さい(P∀`)

⏰:09/06/27 13:21 📱:W53H 🆔:kelUulik


#181 [ちゃん]
>>01-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200

⏰:09/06/27 16:55 📱:W61SH 🆔:dRtEc9aE


#182 [yu]
ななさま
ちゃんさま

ありがとうございます


今から更新します

⏰:09/06/27 22:25 📱:P906i 🆔:iUKZA30k


#183 [yu]
それからあっという間に
夏休みが訪れた。


「花火買ってきたよー!!」

でっかい袋を持ってこっちに
向かって歩いてくるのは
リョウとハヤト。

⏰:09/06/27 22:29 📱:P906i 🆔:iUKZA30k


#184 [yu]
「やっばー!超多いじゃんっ」

「全部できるかな?」

美恵と私は二人が買ってきた
花火の多さに興奮気味だった。

⏰:09/06/27 22:31 📱:P906i 🆔:iUKZA30k


#185 [yu]
「あの店の花火、ほとんど俺らで買い占めたよな!」

「まじでーすごっ」

ロケット花火、打上花火、ねずみ花火等、色んな種類の花火をとりあえず並べて、ろうそくを立て火を付けた。

⏰:09/06/27 22:34 📱:P906i 🆔:iUKZA30k


#186 [yu]
火を付けた瞬間から
私たちの花火祭は始まった。

白、赤、黄、青…
色んな光が飛び散る、

花火が燃える音と一緒に
花火の火薬のにおいが
一瞬にして広まる、

「キレイー」

⏰:09/06/27 23:13 📱:P906i 🆔:iUKZA30k


#187 [yu]
私は花火を持って
ハートを描いた。

「リョウー見て見て!!」

「俺もっ」

リョウは私が描いたハートより全然大きいハートを描いた。

⏰:09/06/27 23:17 📱:P906i 🆔:iUKZA30k


#188 [yu]
両手に持てるだけ持って
振り回したり、
男二人は口にくわえるだけ
くわえて、

「あちっ」

ってなったり、

そのうちに2対2になって
ロケット花火の当て合い。

⏰:09/06/27 23:26 📱:P906i 🆔:iUKZA30k


#189 [yu]
頭スレスレにロケット花火がとんできた。

「こわーいっ!!」

私は必死でよけまくった。

「俺が敵とってやる!!」

そう言ってリョウの気合に火がついたり、

とめちゃくちゃ笑いまくった。

⏰:09/06/27 23:31 📱:P906i 🆔:iUKZA30k


#190 [yu]
「あれ、もう終わり?」


あんなにあった花火たちも
あっという間に
残りは線香花火だけになった。

⏰:09/06/27 23:45 📱:P906i 🆔:iUKZA30k


#191 [yu]
「あんなにあったのに、無くなるの早いね〜」


「でも結構やったね!!!」

「ははっ、本当だ。」


バケツの中に終わった花火がたっくさん入っていた。

いつのまにこんなにやっていたんだ、と思うくらいバケツパンパンの量だった。

⏰:09/06/28 00:19 📱:P906i 🆔:wW2Raqkg


#192 [yu]
「じゃあ、線香花火やろっか。」

そう言って、残りの線香花火をみんなに配った。


「あ、てか飲み物買ってくるわ〜。」


そう言ったハヤトは、美恵を連れてコンビニの方に行ってしまった。

⏰:09/06/28 00:24 📱:P906i 🆔:wW2Raqkg


#193 [yu]
「うちらで先やってよ?」

ロウソクの側にしゃがんで、リョウに手招きした。


「よし、じゃ勝負しよー」

リョウは私の隣にしゃがんだ。

無邪気に笑うリョウ。

「いーよっ。絶対負けないから!!」

⏰:09/06/28 16:15 📱:P906i 🆔:wW2Raqkg


#194 [yu]
「負けた方は、勝った方のいうこと聞くのね。」

「よし!」


負けた方は勝った方に従う、というルールで、
せーので線香花火に火をつけた。

⏰:09/06/28 16:21 📱:P906i 🆔:wW2Raqkg


#195 [yu]
ジリジリ…


さっきの花火とは少し違う火薬の臭いに少し鼻がツーンとなる。


ジリジリ…

ザッ…ザッ…

ジリジリ…


小さな炎が
小さいながらに
激しく燃える

ザッ…ザッ…


線香花火の炎の音だけが
響き渡る――

⏰:09/06/28 19:13 📱:P906i 🆔:wW2Raqkg


#196 [yu]
ポトッ―――


「…よっしゃ!勝ったー」

ガッツポーズをしたのは私、じゃなくてリョウだった。

⏰:09/06/28 20:51 📱:P906i 🆔:wW2Raqkg


#197 [yu]
あーあ、あとちょいだったのに

「あたしは何すればいい?」


約束は約束。
リョウに尋ねた。




「じゃあ、チュウして」

⏰:09/06/28 20:53 📱:P906i 🆔:wW2Raqkg


#198 [m]
書いて下さいッmイ!

⏰:09/07/05 09:18 📱:W54SA 🆔:RW7EpEVk


#199 [yu]
遅くなりすみません(>_<)!

今から続き更新しますっ

⏰:09/07/05 23:12 📱:P906i 🆔:TPFbUaeY


#200 [yu]
「えっ」


「はい、いいよ」


リョウはニヤニヤしながら目をつぶった。

⏰:09/07/05 23:14 📱:P906i 🆔:TPFbUaeY


#201 [yu]
そんなリョウがとても可愛い。

でも自分からするのは恥ずかしい…

美恵とハヤトもいつ来るか分からないし


でも


「約束は約束。」



――――チュッ

⏰:09/07/05 23:22 📱:P906i 🆔:TPFbUaeY


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