サークル ー番外編ー
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#85 [柚子]

「何か悪いですね」

私がそう言うと、亮太さんは何のことかわからないという顔をした。

「純くんですよ。私が一緒に行きたいって言わなきゃ車で帰れたのに…って」

⏰:09/06/23 20:06 📱:P906i 🆔:FroRXXEo


#86 [柚子]

「あぁ…」

そう呟いた後で、亮太さんは笑った。

文字にするなら“ふっ”って感じの笑い方だった。

「あいつなら大丈夫だ。打たれ強いのが取り柄だからな」

⏰:09/06/23 20:07 📱:P906i 🆔:FroRXXEo


#87 [柚子]

言い方はともかく、純くんのこと信頼してるんだなって思った。

別れ際に、亮太さんは

「明日部室に来れるか?」

と、私に聞いた。

⏰:09/06/23 20:08 📱:P906i 🆔:FroRXXEo


#88 [柚子]

特に予定もなかったので、講義が終わったら部室に行くと伝えて、車を降りた。

その夜は、疲れていたハズなのに中々寝付けなかった。

何度となく、昼間のことを思い出しては寝返りをうった。

⏰:09/06/23 20:09 📱:P906i 🆔:FroRXXEo


#89 [柚子]

次の日部室のドアを開けると、亮太さんと空さんがいた。

「あ。ちーちゃんだ。いらっしゃい」

先に声を掛けてくれたのは、空さんだった。

⏰:09/06/23 20:09 📱:P906i 🆔:FroRXXEo


#90 [柚子]

ちーちゃんという呼び方は多分、桃ちゃんから聞いたんだと思う。

「今日はまだ二人だけなんですね」

私は二人の顔を交互に見た。

⏰:09/06/23 20:11 📱:P906i 🆔:FroRXXEo


#91 [柚子]

「純もいるぞ」

亮太さんは横目で、ソファーの方を見た。

ソファーからは、足が少しだけ見えていた。

「筋肉痛だって」

そう言いながら空さんは、茶化すように笑った。

⏰:09/06/23 20:11 📱:P906i 🆔:FroRXXEo


#92 [柚子]

「ちーと同い年なのに筋肉痛なんて情けない」

亮太さんの発した“ちー”という単語が、私を指すものだと気付くのに数秒かかった。

気付いた時には、すでに頬が赤くなっていた。

⏰:09/06/23 20:12 📱:P906i 🆔:FroRXXEo


#93 [柚子]

私の顔の赤さを二人が気にとめる様子がなかったのは救いだった。

数分後、優さんと桃さんが部室に来た。

純くんもソファーから起き上がり、全員集合となった部室で空さんが口を開いた。

⏰:09/06/23 20:12 📱:P906i 🆔:FroRXXEo


#94 [柚子]

「じゃあ…結論を聞かせてもらうとしましょう」

空さんの視線は、私に向いていた。

「えっ?えっ?」

戸惑いながらみんなを見ると、みんなの目も私を見ていた。

⏰:09/06/23 20:14 📱:P906i 🆔:FroRXXEo


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