サークル ー番外編ー
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#151 [柚子]

夕飯もそこそこに、掃除に励んでいた俺の部屋のチャイムが鳴ったのは夜10時を過ぎた時だった。

残っていた洗濯物を全部洗濯機に詰め込むと、玄関のドアを開けた。

ドアの前には、差し入れなのかコンビニ袋を下げた亮太が立っていた。

⏰:09/06/25 16:03 📱:P906i 🆔:qTAOTeVI


#152 [柚子]

亮太の後ろには純と桃が立っていた。

俺と目が合った純は、軽く頭を下げた。

「散らかってるけど…」

そう言って、三人を部屋に入れた。

⏰:09/06/25 16:43 📱:P906i 🆔:qTAOTeVI


#153 [柚子]

ワンルームの俺の部屋に、四人は少し狭く感じた。

「優が来るんじゃなかったのか?」

俺の問いに、亮太は急用だと答えた。

それ以上は何も聞くなとでも言うような口調だった。

⏰:09/06/25 16:46 📱:P906i 🆔:qTAOTeVI


#154 [柚子]

俺が不良みたいな悪いイメージを持たれていた為に、優の代理で純が来ることになったという話を後になって桃から聞いた。

「足音が聞こえるのは、11時から12時だったな?」

部屋を見回していた亮太に聞かれ、俺は頷いた。

⏰:09/06/25 16:49 📱:P906i 🆔:qTAOTeVI


#155 [柚子]

「先に階段を見てくるか」

時計に目をやりながら亮太が呟くと、純と桃が立ち上がった。

俺はどうするべきなのか迷い、亮太を見た。

⏰:09/06/25 16:51 📱:P906i 🆔:qTAOTeVI


#156 [柚子]

「時間までには戻ってくるから、部屋にいてもいいぞ」

常に命令口調な亮太は俺にそう言った後、ベッドの下に視線を移した。

「まだ片付けも途中みたいだしな」

⏰:09/06/25 16:53 📱:P906i 🆔:qTAOTeVI


#157 [柚子]

そう言った亮太の視線を追うと、ベッドの下に脱ぎっぱなしのボクサーパンツが落ちていた。

全部洗濯機に入れたつもりが、一枚残っていたらしい。

黒いボクサーパンツを見てしまったのか、桃は恥ずかしそうにうつ向いていた。

⏰:09/06/25 16:55 📱:P906i 🆔:qTAOTeVI


#158 [柚子]

そんな流れもあって、俺は一人部屋で片付けを続けることにした。

裏返しの靴下を片方と、AVが一枚テレビの下から見つかった。

亮太たちが戻ってきたのは30分ほどしてからだった。

⏰:09/06/25 16:59 📱:P906i 🆔:qTAOTeVI


#159 [柚子]

時計の針は10時44分を指していた。

「足音が聞こえるように」

と、亮太が消したテレビのせいで部屋には沈黙が訪れた。

⏰:09/06/25 17:01 📱:P906i 🆔:qTAOTeVI


#160 [柚子]

沈黙も作ったのが亮太なら沈黙を破ったのも亮太だった。

「純、その袋取ってくれ」

うちに来た時、亮太が手に下げていたコンビニ袋の中身は予想通り差し入れだった。

⏰:09/06/25 17:03 📱:P906i 🆔:qTAOTeVI


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