サークル ー番外編ー
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#235 [柚子]

部長さんから、故意にあの言葉を聞かされた純くんは少し不貞腐れたような顔をしていた。

「私のせいで巻き添え喰っちゃってすいません」

と謝ると

⏰:09/08/14 12:45 📱:P906i 🆔:ODTjDhYo


#236 [柚子]

「悪いのは部長だから気にしなくていいですよ。綾子ちゃんに怒ってるわけじゃないから」

そう言って、笑顔を覗かせた。

いい人そう。ってのが純くんの第一印象だった。

⏰:09/08/14 12:49 📱:P906i 🆔:ODTjDhYo


#237 [柚子]

桃ちゃんは

「20歳になった後で、その言葉を聞いた場合はどうなるんですか?」

と、泣きそうな顔をしていた。

⏰:09/08/14 12:50 📱:P906i 🆔:ODTjDhYo


#238 [柚子]

「無効じゃない?」

そう口にしたのは、空さんだった。

部長さんと優さんも空さんの意見に同意するように頷いていた。

⏰:09/08/14 12:52 📱:P906i 🆔:ODTjDhYo


#239 [柚子]

「20歳になってから聞いたら忘れる猶予がないし」

空さんは2人が頷くのを見て、そう続けた。

「そうだな。空の言うように無効じゃないと変だな」

⏰:09/08/14 12:57 📱:P906i 🆔:ODTjDhYo


#240 [柚子]

口を開いたのは、部長さんだった。

「綾子が例の言葉を思い出してから霊が視えるようになったことを考えると、忘れなければならないというある種の契約みたいなものだと思うから」

⏰:09/08/14 13:00 📱:P906i 🆔:ODTjDhYo


#241 [柚子]

契約という単語に、僅かだが背筋が寒くなった。

「うん。そうだね。20歳以上でその言葉を知っている人全員が対象だとしたら、この話はもっと有名になってるハズだね」

⏰:09/08/14 13:03 📱:P906i 🆔:ODTjDhYo


#242 [柚子]

部長さんと空さんの会話はすごく理論的だった。

私には少し難しかったけど聞いているうちに、この人たちなら何とかしてくれるんじゃないかって気持ちになった。

⏰:09/08/14 13:05 📱:P906i 🆔:ODTjDhYo


#243 [柚子]

「それで何か対策はあるんですか?」

2人の会話が終わるのを待って、純くんが訊いた。

「とりあえず…」

⏰:09/08/14 13:07 📱:P906i 🆔:ODTjDhYo


#244 [柚子]

質問に答えたのは部長さんだった。

「ネット巡ってみるか」

心霊現象の解決にインターネットに頼るなんて少し意外だった。

⏰:09/08/14 13:13 📱:P906i 🆔:ODTjDhYo


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