サークル ー番外編ー
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#301 [柚子]
「昔っからだよ。しかも今回はグーで殴りやがった」
「亮太のことが心配なんだよ」
ふてくされている部長に、優ちゃんがそう言った。
:09/11/07 12:48
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#302 [柚子]
でも部長の怒りはおさまらないようで、最後には
「あいつの会社に就職するのやめた」
などと言い出したのでさすがに空さんも優ちゃんも困った顔をしていた。
:09/11/07 12:50
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#303 [柚子]
「就職しないって…それは亮太の勝手だけど生活はどうするつもりなの?」
空さんにしてはめずらしくまともな意見だった。
部長も黙ったまま聞いていた。
:09/11/07 12:52
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#304 [柚子]
「就職しないと収入だってないんだよ。そしたらどうするの?結局はお父さんのお金をあてにするしかなくなるんじゃない?」
怒るかと思ったら、部長は笑いだした。
ふっふっふって感じの不適な笑い方で。
:09/11/07 12:54
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#305 [柚子]
「決めた!俺が自分で会社を立ち上げる!!」
部長の言葉で一瞬静まり返った部室に、空さんの反論が飛んだ。
「バカか、あんたは。会社を作るのにもお金がいることくらいわかってんでしょ?資金は?どうするの?」
:09/11/07 12:57
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#306 [柚子]
「金銭的なことは心配ない。小学校からやってたデイトレやら株やらで貯金なら余ってるからな」
小学生が株って!!とつっこむ雰囲気でもなく、俺は黙ったままだった。
結局何故か一人元気を取り戻した部長が
:09/11/07 13:07
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#307 [柚子]
「そうと決まれば早速準備しないとな」
と、いそいそと部室を出ていくのをみんなで見送るしかなかった。
その時はとりあえず部長が元気になってくれてよかったくらいにしか考えてなかった。
:09/11/07 13:09
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#308 [柚子]
三日ほど部室に顔を見せなかった部長が、満面の笑みで部室のドアを開けた時、部室には俺しかいなかった。
「なんだ、純しかいないのか」
「ちょっと!なんだって何ですか、なんだって」
:09/11/07 13:12
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#309 [柚子]
「まぁいいか。お前に最初に見せてやるよ」
そう言って部長は一枚の名刺を俺に渡した。
「RYSM…?何ですか、これ」
:09/11/07 13:19
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#310 [柚子]
「社名だよ、まだ仮のだけどな」
「ほんとに会社立ち上げちゃったんですか!?」
俺の反応が面白いのか部長は上機嫌で俺に訊いた。
:09/11/07 13:22
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