柚子 ー短編・中編ー
最新 最初 全 
#1 [柚子]
:09/06/28 12:05
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#2 [柚子]
:09/06/28 12:15
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#3 [柚子]
“死姦”という言葉を聞いたことがあるだろうか。
“死”に“姦”で死姦。
俺がその魔力に憑かれてしまったのは、渚の死んだ日からだ。
:09/06/28 12:15
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#4 [柚子]
渚との出逢いは海だった。
男三人で行った海で俺たちはナンパに励んでいた。
何組もの女の子たちにフラれた末、女三人で来ていたグループのナンパに成功した。
:09/06/28 12:17
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#5 [柚子]
その中に渚がいた。
海でナンパした女の子と恋に落ちる。よくある話だ。
でも俺たちが他のカップルと違っていたのは、それが一夏の恋じゃなかったことだ。
:09/06/28 12:17
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#6 [柚子]
出逢って三回目の夏、俺は渚との結婚を意識していた。
“プロポーズは俺たちが出逢ったあの海でしよう”
そんなロマンチストみたいなことを思いついた自分を呪ってやりたい。
:09/06/28 12:18
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#7 [柚子]
「ドライブがてら海でも見に行かないか?」
一緒に外食した帰りの車内で俺は渚に言った。
時計は夜九時を指していた。
:09/06/28 12:20
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#8 [柚子]
その日は金曜日で、土日が休みの俺たちが帰宅するには少し勿体ないような時刻だった。
いつもならどちらかの家に行ってDVDを観たりしながらのんびりするのだが、その日は違っていた。
プロポーズするつもりだった。あの海で。
:09/06/28 12:21
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#9 [柚子]
ポケットに入れてある指輪の箱を指先でこっそり確認しながら、俺は海へと車を走らせた。
夜の海は思いの外静かで、プロポーズの舞台としてはピッタリな気がした。
歩道に寄せて車を停めた俺たちは、浜松を手を繋ぎながら歩いた。
:09/06/28 12:22
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#10 [柚子]
「座ろうか」
俺がそう言うと、渚は頷き立ち止まった。
(いよいよだ…)
自分でも自惚れていると思うけど正直言って断られた場合のことは考えていなかった。
:09/06/28 12:25
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