らぶずっきゅん!!!!
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#337 [七瀬]
――――――――――…


「ちーよーりっ!
まーた彼氏とメール!?
この幸せ者がっ!」


いま、バシバシあたしの
背中を叩いているのが、

「‥ちょちょっと痛い〜‥ 花寿美ぃ!!」


大江花寿美、
オオ エ カ ス ミ

同じ大学の同じ学科の
同じ学年同い年。

⏰:09/09/12 10:24 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#338 [七瀬]
 
 
「痛いじゃなーいのっ!!朝にラブラブメール送っている千頼のすがた見てる
あたしのほうが痛いよ!」

そう言って、
心臓を押さえる花寿美。


「‥なに言ってんの‥」

「ああ〜っ!彼氏ほしーい!うらやましいー!!」

花寿美は、かなりかわいいのに、長いこと彼氏がいないらしい。

⏰:09/09/12 10:25 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#339 [七瀬]
 
 
「よしっ!次はゲットするぞぉっ!!」

そんで、彼氏ゲットのため合コンばーっかり行ってたら、

いつのまにか、合コンが
趣味になっていたらしい。



「はぁ〜‥花寿美ったら」

呆れてものも言えない。

⏰:09/09/12 10:26 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#340 [七瀬]
 
 
でも、

東京に来たばっかりで、
戸惑っていたあたしに

いちばん
最初にできた友だち。


なんだかんだ
あたしは花寿美が好きだ。


「千頼ぃ〜」

大きな目をパチパチさせながら花寿美は、あたしを呼んだ。

⏰:09/09/12 10:27 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#341 [七瀬]
 
「ね、千頼も一緒に行かない!?今度の合コン!!」

「行かない」

「んもぉ〜‥。
 即答だなぁ‥」

「行くわけないじゃん」

あたしには、
陽がいるもん!!


「‥ちょっとくらいいいじゃん」

あくどい顔をする花寿美。

⏰:09/09/12 10:28 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#342 [七瀬]
 
 
「なに言ってんの‥」

さらに呆れてしまった。


「だぁーって、
彼氏は遠ーい遠ーい離れたとこにいるんでしょ?
バレないバレない!」

「‥そういう
 問題じゃなくって‥」


「一回くらい
 いーじゃんっ!!!」

花寿美は引かない。

⏰:09/09/12 10:29 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#343 [七瀬]
 
 
「千頼だって、
 まだここに来て数週間」

引くどころか、
ヒートアップしてきた。


「まだ慣れない土地‥。
ちょーっと、友だちの輪を広げよう、とか思わないわけ!??」

「‥それが、
 合コンですか‥」

ため息をつかずには
いられなかった。

⏰:09/09/12 10:30 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#344 [七瀬]
 
 
「いいじゃんいいじゃん。実はね、人数一人足りないの」

てへっと、
舌を出す花寿美。


「‥‥」

「お願い!千頼!
座っとくだけでいーの!」

しまいには、
手を合わせだす始末。

あたしは、
神さまでも仏様でもない。

⏰:09/09/12 10:30 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#345 [七瀬]
 
 
「‥‥じゃあ仕方なく‥」

「わあっ!ありがと千頼! 大好きぃ〜〜!!」

抱きつこうとしてきた
花寿美を手で制す。


「陽から、許可が出たら、 ね!」

花寿美も真剣な目でうなずいた。


夜言おう‥。

⏰:09/09/12 10:33 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


#346 [七瀬]
――――――――――…


――ピリリリリ‥


いつもの時間。
ブーブーと揺れる携帯。


「もしもしー」

いつもの風景。


「もしもし、俺」

やすらぎの時がやってきた。

⏰:09/09/12 10:34 📱:N703iD 🆔:s/pxcVGo


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