痴漢@
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#445 [曖]
僕は毎日幸せだ。
こんなに可愛い彼女がいるんだから。
でも可愛いからこそ、とても心配になる。
他の奴らに狙われるんじゃないか、
他に好きな奴ができるんじゃないか、
他の奴らに捕られるんじゃないか、
僕は毎日そんな心配をしている。
:10/05/31 23:09 :W53CA :TF/zPg7k
#446 [曖]
だからアルバイトが終わったら僕は彼女を家までしっかりと送り届ける。
彼女は一人暮らしをしているんだ。
僕はまだ彼女の部屋に上がったことがないけど…
きっと女の子らしい可愛い部屋だと思う。
部屋に上がるのは…
そうゆう関係になるまで待つんだ。
変に焦ったら嫌われるかもしれないからね。
もう少しの辛抱。
我慢我慢…。
:10/05/31 23:19 :W53CA :TF/zPg7k
#447 [曖]
僕は彼女の事が大好きだ。
彼女も僕の事が大好きだ。
だけどひとつだけ気に入らない事がある。
僕は彼女を「みな」って名前で呼ぶんだけど…。
彼女はいつまで経っても僕を「鈴木さん」って苗字で呼ぶんだ。
彼女は「バイトの先輩だから」って言って、最初から苗字で呼んでたけど…僕としてはそろそろ名前で呼んでほしいな。
:10/06/01 00:24 :W53CA :pg1wKMIU
#448 [曖]
付き合って3ヶ月が経った頃、僕はそろそろ次の段階にいってもいいんじゃないかと思ってきた。
だって僕たちはまだキスもしてないんだ。
彼女と一緒にいると、僕は気がおかしくなるんじゃないかと思うくらい大好きになってるのに…。
:10/06/01 18:34 :W53CA :pg1wKMIU
#449 [曖]
そんな事を思っているある日、彼女が自宅の鍵を僕にプレゼントしてくれた。
プレゼントと言っても、恥ずかしがり屋の彼女は、バイト先の僕のロッカーの前に鍵を置いてくれただけなんだけど。
でも鍵に付いていた可愛いくまのストラップで、すぐに彼女のだってわかったんだ。
:10/06/01 18:45 :W53CA :pg1wKMIU
#450 [曖]
僕は嬉しくなって、すぐに鍵をズボンのポケットに入れた。
他の奴らに見られたら、からかわれるかもしれないからね。
そんなことより…
彼女が鍵をくれたってことは…OKってことだよね。
今夜行ってもいいんだ。
そして更にもっと彼女と親しくなっていいってサインだ。
:10/06/01 18:57 :W53CA :pg1wKMIU
#451 [曖]
その日のアルバイトは楽しくて楽しくて仕方がなかった。
だってアルバイトが終わったら、とうとう彼女の家に行けるんだから。
どれだけ待ったことか。
大好きな彼女の家に行ける。
大好きな彼女とキスができる。
大好きな彼女と…
もっと近付けるんだ。
:10/06/01 19:01 :W53CA :pg1wKMIU
#452 [るり]
きになる〜
:10/06/02 19:47 :W61T :qlY4hENQ
#453 [曖]
アルバイトが先に終わったのは僕のほうだった。
彼女はまだ終わらないみたい。
いつものように待っていようかとも思ったけど、せっかく鍵ももらったし…
先に彼女の部屋に行って待っていよう。
彼女の驚く顔が見たいな。
:10/06/05 00:11 :W53CA :sry1bui2
#454 [曖]
僕は、まだ仕事中の彼女にアイコンタクトをとって『お疲れ様』と言い、アルバイト先を出た。
彼女は営業スマイルで僕に微笑み返してくれた。
あぁ…なんて可愛いんだろう。
すごく可愛い。
やっぱり大好きだ。
彼女の可愛らしさを噛み締めながら、僕は足早に彼女の家へ向かった。
:10/06/05 00:16 :W53CA :sry1bui2
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